潜りプール、初体験

No.0026


しらこばと水上公園


しらこばと水上公園

視察日時 2000年 8月 14日


更衣まで

最近、新聞紙上をよく賑わす言葉があります。「公共事業の見直し」・・・。元々は公共事業は国民や地域の住民のための施設や設備を作る目的で始まったのですが、いつの間にか一部の企業の利権のための事業となってしまったそうです。そんな中で関東にも、いくつかの公共の持つウォーターパークがあります。これは見て置かねば・・・、と言うわけで第7段は埼玉県営「しらこばと水上公園」になりました。

公共機関では東武伊勢崎線「北越谷」駅からバスで15分です。北越谷は準急以上は停まらないので、東京側から行くと一つ手前の「越谷」で乗り換えとなります。この越谷と言う駅名は「北越谷」「新越谷」等々同じような名前が多いので要注意!

北越谷に着くと「水上公園行きバス乗り場」の立て看板があるので、これを辿るとバス停に到着します。

しらこばと水上公園しらこばと水上公園

バス停に来てびっくり!バスの本数が異様に少ない。多くて20分に1本。今からだと30分も待たされる・・・はぁどうしよう!

昨日の台風の影響から午前中あまり天気が良くなかったので(洗濯もたくさんあったし・・・)、出発が遅れたのがまずかった・・・。

仕方がない、「TAXI!」と言うわけで1380円も払ってタクシーに乗って公園に着きました。

しらこばと水上公園は、「しらこばと運動公園」に隣接(の一部)しています。駐車場は非常に大きくて2000台以上を収容できるそうですが、なんと付近の民家が自分の土地に臨時駐車場を作っています。東武動物公園でもこの光景が見られましたが、埼玉県独特の風習なのでしょうか・・・?

しらこばと水上公園しらこばと水上公園

駐車場は道路を挟んで、施設の反対側です。交通量は非常に少ない道路なので、みんな道路を横切ります。と言うことで殆ど使われないのがあわれな歩道橋です。「こっ・・・これが・・・公共事業・・・」なのです。

チケットカウンターは全部で8ブースです。手売りが6ブースの自販機2ブースです。今日は手売りのみ4ブースが空いています。ブース前には特にスタンションなどはありません。みんな整然と並んで買います。思ったより混んでいません。

しらこばと水上公園しらこばと水上公園

料金は大人630円!なんと安い!吉野屋の特盛りをちょっと高くしたくらいで利用できるなんて・・・。「こっ・・・これも・・・公共事業」のおかげなのか・・・?

チケットはさほど凝ったものではなく、普通の紙製です。

さぁ入場しましょう!改札は4ブースありますが、開いているのは2ブース。一応、入口、出口に別れていますが、出口からでも入れてくれます。

しらこばと水上公園しらこばと水上公園

改札は大きな屋根が付いていて、多い日も(じゃなくて・・・)、雨の日も安心です。改札を抜けて左の建家が更衣室です。1階が女性、2階が男性用です。来場経験者に女子更衣室が除ける場所があると聞いたのですが・・・確認できませんでした・・・ホントなのかなぁ・・・。

しらこばと水上公園しらこばと水上公園

更衣室はコンクリート敷きの殺風景な感じです。ロッカーがどんどん!と置かれています。ただ更衣ブースやシャワー室、両替機などの必要な設備はみんな整っています。

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ロッカーはコイン式で100円です。今まで行った中では最もリーズナブル。しかもロッカーを開けると当たりロッカーにはカゴ付きです(当たりじゃないでしょ!)

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このカゴが優れもの、脱いだものをバンバン入れてそのままロッカーにポン!便利だ・・・しかもこれだけ付いて100円。「こっ・・・これは・・・公共事業(ならでは?)・・・」

さぁ準備完了!プールにGO!


プールサイド

外に出てみると「ヒッ!ヒローイ!」。とても広い・・・。「こっ・・・これは・・・公共事業(ならでは?)・・・」。これだけ広い土地を民間で確保するのは、かなり大変だと思うよ・・・。

しらこばと水上公園

まずはぐるっと場内を一周してみましょう。まず入口に目をやるとプール別の水温と塩素の濃度が表示されています。水温はよくありましたが、塩素まで表示しているのは・・・ダイオキシンに揺れた埼玉ならではか?

しらこばと水上公園しらこばと水上公園

屋根の下では浮き輪を売っています。買う人が来る前からどんどん浮き輪に空気を入れてしまって・・・良いのかなぁ・・・?

プールの入口には大きなシャワーと腰洗い場が・・・この辺の感覚は公共事業ならではでしょう。当然腰洗う人は非常に少ないです。腰洗い場とシャワーの他に、両サイドには洗眼器・・・感覚は学校のプールに近いです。またこのエリアに到達するには大きな足洗場を通過する必要がありますが、みなさんサンダルで「ジャバ、ジャバ・・・」。これじゃ・・・・。

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場内を時計と反対周りに回ります。まずはライフガードセンターが見えてきます。テント張りの仮設ですが、結構大きいです。案内所と迷子センターを兼務します。場内で何カ所かあるのですが、これにレンタルも兼務する場所まであります。

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中は簡素で、折りたたみイスと飲料の入ったクーラーボックスがあるくらい・・・でした。

時計と反対に回ると、流水プールと一緒に併走します。ふと気が付いたのですが「足が熱くない!」。いつもはこの時間サンダルから熱さが伝わってくるのですが、ここではその感触がありません。床面を見てみるとコンクリートが緑色に塗装されています。さらにプールに近いところはウレタン性になっています。

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さらに背の高い樹木がたくさん植わっているので。木陰もたくさんあります。木陰の周りは芝生があり、日向には人工芝を設置している場所まであります。

しらこばと水上公園

さらに、本当に広いので、敷物の感覚もゆったり!みんなリラックスできそうな予感が・・・

さらに歩を進めていくと、流水プールから離れて、奥のエリアにここは芝生&コンクリートのコンビネーションで、コンクリートが少し熱いくらいでも「アッチッチ!」とまではなりません。通路の両端は原則として木があるので、ルートの確認も以外に簡単。広くても迷いにくい仕掛けがあります。

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プール監視のスタッフ以外は、清掃のスタッフが定期的に循環してゴミ箱の袋換えと、チリ拾いをしています。

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豊島園が日本の人口密度だとしたら、ここはオーストラリアって感じでしょうか・・・。とにかく休憩場所は事欠かないことは確認できました。

便所

ここは便所も豪華です。やはり足洗い場は避けて通れないのですが、すごいのは中のブースです。健常者用ですが、身障者用の手すりもあり、さらに身障者用は別にあります。

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さらに振り返ると、ベビーベッドまであります。しかも折り畳み式・・・。まさに公共事業の技術を駆使したトイレです。

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ちゃんと紙もありますよ!

ゴミ箱

ゴミ箱はカン、瓶のみ別収集です。

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プール

流水プール

水深120センチのプールです。コース長も長いし、コース幅も太くて泳いでも浮かんでも、流されても、イチャついても・・・楽しめるプールです。

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基本的にどこから入ろうと、どこで出ようと自由です。ただし飛び込みはダメ!車椅子を利用した人でも入れるようにでしょうか、プール内2カ所にスロープがあります。車椅子を2台ほど見かけたので、おそらく車椅子を利用した人も入っているのでしょう。

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プールの縁は段になっていないので、腰掛けやすいのもグットです。監視員は庇付きの監視台からトラメガ片手に監視しています。「飛び込み」「潜水」等の注意が多い感じです。

遊泳プール

入口から見ると、流水プールの左側です。深さは120センチです。

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何カ所か排水用の設備があり、ここは黄色の柵がしてあります。ここに近づいたり、これをつかむと、監視員から「黄色い柵にはさわらないで下さい!」と怒られます。

プールの下には白線が引いてあり、どのくらいの距離かを示すサインがプールサイドにあります。35メートルと50メートル。なかなか泳ぎがいのあるプールです。ここは楽しい(一人で来ると・・・)。

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プールの際は学校のプールのような形状です。これはちょっといただけない・・・

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遊泳プールの一部分は浅瀬を作ってあります。120センチでは厳しい子供向けプールです。ここは柵で仕切ってあるので、深みに落ちることもありません。

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滝プール

滝があるプールと言うよりは場所があります。ここは滝が落ちてきて傾斜の付いたエリアです。床面には人工芝を敷いてあり、滑って転ぶことはありません。

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さざ波プール

入口から最も奥に入ったところにあります。造波プールですが本当に小さな波しか出しません。泳ぐというよりは水浴のためのプールでしょうか?

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ジェットプール

最も奥、最も端にあるのがジェットプール(泡風呂プール)です。知ってる人でないとなかなかここまでは来ないのでは無いでしょうか?

場所を説明すると・・・

子供用の水遊び用の水路を辿ると、小さな滝に出ます。

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滝の右側に階段と洞窟があります。

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この両方の行き止まり点がジェットプールです。

どうです?なんかプレステのRPGの迷路みたいですよねぇ・・・。ここまで離れたところにあっても満員・・・。日本人は本当にお風呂好き・・・

子供プール

入口から見て左端にあるのが子供プールです。子供プールはプールサイドが緑とピンクで塗装されたコンクリート製です。

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段になっている場所もありますが、スロープ状になっているところもあります。さらに周辺は屋根付きのスペースになっているので、家族用の陣地としても最適な場所の一つでしょう。

しらこばと水上公園

中にはスパイラルスライダーと滑り台があります。どちらもスタッフの監視付き

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特に大仕掛けは無いのですが、子供は大喜び!付き添いのお母さんも大喜びです。それを見ている小生も大喜び!?(だって、ヤンママが多いんだもん・・・)

もぐりプール

これが有ったので、ここに来たと言っても過言ではありません。このプールだけは20人単位で10分間の交代制で利用するプールです。別に「モグリ」っていかがわしい業者のやっているプールではないので・・・

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まずは行列に並びます。10分ごとの入れ替え制なので30分くらいは待つことになります。プールにはいるとまず監視員から泳げるかを聞かれます。

次にプールでの注意「飛び込みはOK!ですが、回転などの飛び込みはダメ!」「人を押したり、沈めたりも当然ダメ!」などの注意を聞きます。

水深は2メートルなので、まずは潜って2メートルを体験してもらい、いよいよここから10分間、泳ぎ放題となります。

しかもこの風景は

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横から見えるのです。まさにトドの群・・・(しっ・・・失礼しました・・・)。

体験しても楽しいし、横から見ても楽しいプールです・・・(仲間と来るときっとね・・・)。

スライダー

この施設のスライダーの特徴は湾曲しているスライダーがあること。スパイラル形式はよく見ますが、こうした湾曲はなかなか見られません。

もちろんストレートタイプもありますよ!

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物販・飲食

場内には建家付きの飲食施設はありません。パラソルのあるテーブルで飲食をとるか、自分の陣地まで持って行ってから食べるかのどちらかです。

基本的にプール1つに物販・飲食が一つと言う割合です。売っているものはジャンクフード系、アイス、ジュース類などが中心ですが、公共施設であることもあり、殆ど市販されているものと値段が変わりません。

ただし、アルコールの販売はありません・・・残念・・・

注目したいのは最も大きな中央の店舗、四方を売場に中央で調理という「セントラルキッチン(というほど大げさではないが・・・)」方式です。さらに飲食にカンしては3時を過ぎるとたたき売りが始まります。

しらこばと水上公園

12時過ぎに400円だったたこ焼きは3時を過ぎると300円になります・・・売れ残してしまうよりはねぇ・・・


感想

公共施設と思って侮ると痛い目に遭います。充分楽しめるでは有りませんか!しかも630円。リーズナブルです。

公共投資が悪くいわれることの多い昨今ですが、こうした施設なら大歓迎のような気がします。アクセスがこれでもっと良ければいうことなしです。

場内は家族が6割の、カップル2割、友達同士2割、一人が一人(小生)という割合でしょうか?これだけ楽しめる施設ならカップルできても楽しいでしょう!

家族もカップルも20代の前半が多い感じです(髪が黒じゃないとみんな20代って思う自分が悲しい・・・)。カップルで来る女性はそれよりもやや若いかなぁ・・・「浜崎あゆみ」と言う感じではなく、「鈴木あみ」みたいな娘が多いようです。

やるじゃないか「埼玉県」!恐るべし「公共事業」!

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