物量で勝負する夏のプール

No.0072


ナガシマスパーランド


 

ナガシマスパーランド


視察日時 2001年 8月 4日


到着まで

今年のプール視察シリーズもいよいよ後半戦。プール視察シリーズ史上初の首都圏を飛び出した場所へ向かいます。今回のターゲットは三重県の「ナガシマスパーランド」。ナガシマ温泉、グランスパナガシマ・・・数々の名称を経て現在は「ナガシマスパーランド」となった(?)。中京圏最大規模のウォーターパークです。

同行者との合流時間が10時のため、朝5時に起きて6時過ぎの新幹線で一路名古屋へ。全く・・・こんなスケジュールで視察とは・・・。ゴルフに行くオジさんに混じって東京駅に向かいながらブツブツ・・・。

名古屋からは近鉄特急に乗り換えて15分。桑名駅で下車します。たったの15分ならわざわざ近鉄に乗らなくても・・・とまたブツブツ・・・。

ナガシマスパーランドナガシマスパーランド

ここからはバスに乗り換えて、今度は一路ナガシマスパーランドを目指します。バスの中ではウキウキワクワクのファミリー、イチャイチャ状態のカップルに混ざり、ブツブツ独り言を言っている中年一人・・・。約20分で長島温泉に到着です。

ナガシマスパーランドナガシマスパーランド

ちなみに、名古屋から直行バスも出ており、渋滞に巻き込まれなければ30~45分で長島温泉に到着します。ここからは、もう目の前がナガシマスパーランドです。

ブリッジを降りると目の前がチケット売場です。でも、その前に駐車場を見ておきましょう。駐車場へはナガシマスパーランドをグルリと回るように車を走らせると、長島温泉ホテルの前に到着します。ここからエントランス前をかすめて、入場ゲートに到着します。普通車500円、大型1500円、二輪車200円です。首都圏のプールに比べるとこの安さは一体・・・?

ナガシマスパーランドナガシマスパーランド

駐車場は5ゲートありますが、今日は2ゲート開けています。ブースでは係員にお金を払って後は矢印看板に沿って奥へ奥へ・・・。施設のちょうど反対側にやってくると駐車場です。施設内を車でグルリと一周ということになります。ちなみに車で来てもかなりの距離。歩いて回るとかなりしんどい・・・。駐車場では対面駐車ですからちょっとバックが苦手な人はご用心。

駐車場からは、発券所まではちょっと距離があります。清掃の係員は自転車で・・・。

ナガシマスパーランドナガシマスパーランド

この駐車場からの動線には番号の付いた看板が設定されていて、この数字が1になったら到着です。しかし・・・現在はまだ13・・・。来年にはアウトレットモールができるようで、隣では建設工事中。これまた楽しみが増えそうです。

到着して、歩いて、戻って、やっと発券所に到着しました。ここで今日の同行者一行と合流。時間はジャスト10時!起床からはや5時間経過・・・。発券所はなんと15ゲート。ディズニーランドが16ゲートですから、これはかなりの数です。人が多い日があるならブースもたくさん作ろう!という物量作戦なのでしょうか?
チケットを買おうと並んでいると、営業時間の看板に遭遇。なんと今日は8時半から営業中!しかしこの時間で泳げるんでしょうか?休憩時間のラジオ体操が目当てでは・・・(まさか・・・)?

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券種はたくさんありますが、今日は時間もあまりないので、とりあえずプールに入れる「ジャンボ海水プール」セット券を購入。価格は3000円。こちらは駐車場と違って、首都圏の施設と遜色ありませんねぇ・・・。それでは中に入りましょう。

改札は5ゲートあります。現在は3ゲートを入場に、1ゲート出口で、1ゲートは団体用となっています。どうやら再入場は無いようです。ちなみに何でもありのパスポートはリストチケットになっていて、入口で手に巻いてくれます。多摩テックのリストチケットと色まで同じ・・・もしかして・・・。

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ちなみにこのリストチケット、帰りには外して回収箱に入れていけます。記念に持ち帰っても問題なさそうですが・・・。

改札を抜けると、左手にジャンボ海水プールを望みながら、ひたすら前進!

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途中に、飲用の温泉水があります。手ですくって飲んでも良いし、50円でカップを買って飲んでもOK!でもカップを買っている人は見かけませんでした。この付近にベビーカーのレンタル所やチケットの買い換えコーナーもあります。

そしてついにプールの入口に到着!それにしても今日はよく歩かされる・・・。

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ちなみにここから先にはクーラーボックスやテントセットは持ち込み禁止です。しかしどうしても・・・という人は3000円払うと持ち込ましてくれるそうで・・・地獄の沙汰も何とやら・・・世の中金よ(by 浪速金融道??)ということでしょうか?しかし、なんだか納得できない運営だなぁ・・・。

さて改札では、チケットをバリッともぎられて、中に通してくれます。中に入ると忽然と広大なロッカー室が・・・でかい!

ナガシマスパーランドナガシマスパーランド

としまえんのロッカー室も大きかったですが、それと同規模?ひょっとしたらそれより大きいかもしれません。とにかく広大なロッカー室です。ロッカー室自体は男女区分はありません。でもロッカー室の入口から先は土足厳禁です!このためロッカー室手前では段差が着いていますが、なんとこれが鉄パイプ!確かにこれはアイデアです。水に濡れてもすぐに乾くし、足の脂でベタベタ・・・ともならない。しかも青竹踏み運動も・・・できるのかなぁ?

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ただし問題が一つ。お金を落とすと二度とは帰ってこない。ロッカールーム神社にお賽銭となってしまいます。こうならないための警告サインがあるのですが、なんとこれがロッカーの上・・・。落としてから気が付く人も多いようで・・・。

ちなみに更衣室はロッカー室の両サイドにあり、当然男女は別々。内部は清潔!とまでいきませんが、汚くはありません。荷物を置く棚がありこれをいくつか並べてテーブル化しています。これは便利です。しかも網の天板なので水濡れもすぐ下に落ちてしまいます。なかなか優れものです。

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着替えが済んだら、ロッカーに荷物をしまいましょう。ロッカーはコインロッカーです。1回200円ですが、お金を落としたら二度とは帰ってこないので慎重に・・・。

ちなみにロッカールームですが、一部利用できないようにしてあります。全部解放されたときにはどうなるのでしょうか?今日も結構混んでいるのですが・・・。

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ロッカールーム内では案内所もあります。お風呂の番台みたいですが、迷子の放送やロッカー内での注意放送など、忙しそうです。

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それではプールに向かうことにしましょう。


場内の構成

場内に出てまずビックリするのが、大量のシャワー塔。全部で400のシャワーがあるそうです。さすがは物量作戦のナガシマスパーランド。

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場内は、たくさんの木が植えられています。この下が木陰になるので陣地としてはもってこいです。どうやら土の流出を防ぐために石を木の根の周りに敷き詰めているのですが、この石が重宝します。何って?シートの置き石です・・・(真似しないように・・・)。

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全てのエリアが陣地としてりようできるのではなく、流水プールの内側の一部は、陣地として利用するのが禁止されています。プールも見ていきましょう。

流れるプール

ロッカールームから出てすぐのところにある流水プールです。深さは110センチで途中何カ所か流水装置があります。ここではプールの側面付近がものすごい加速で流されますので注意しましょう!?

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サーフィンプール

造波プールです。一番深いところは160センチあります。首都圏と違うのはロープにつかまることは自由なことです。このため掴みやすい形状のロープになっています。

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プールも深いエリアは3分割されています。波打ち際と一番深いところが楽しいようですねぇ・・・。

流水プール2

何と流水プールはもうひとつあります。こちらの方が距離的には長そうです。プールも一番奥にあるので、他のプールに比べると多少空いています。プールのコース場にあるスライダーから水が垂れてくるのが気になりますが・・・。ちなみに入水路は混雑しますので、勇気を持ってプールサイドから・・・入りました・・・。

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ファミリープール

こちらはいわゆる遊泳用のプール。でもファミリーの名が示すように子供も利用できるように水深は浅くしてあるのが特徴です。しかも中央には温泉があります。水深は深いところで80センチですから飛び込んだら大変です。

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せせらぎプール

その名が示すとおり、ここはプールというより水たまりです。子供でも幼児、乳児のエリアと言っていいでしょう。もちろん我が子の姿をビデオに収めるご両親もたくさんいます。

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子供プール

こちらは子供のための仕掛け満載のプールです。おなじみバケツから水がバシャ~となる仕掛けから、タイヤに乗って右往左往・・・。滑り台に水鉄砲と定番が揃っています。ちなみに滑り台の着水ポイントやタイヤの下はウレタンが敷いてあり安全性もばっちり!

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ちなみにこのプールのエリア裏側は山になっていて、スライダーが設置されています。もちろん子供用です。このエリアはサーフヒルと名付けられていて、12歳以上の大人は遊具を利用できないようになっていますので、ご両親はビデオ撮影に徹しましょう??

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温泉プール

プールの他に、温泉を使った「温泉プール」があります。こちらは長島温泉の温泉を利用したプールです。浸かってよし、寝ころんで良し・・・泳ぐにはちょっと苦しい水深ですが、こちらのプールは浸かるところと割り切りましょう。ちなみに「打たせ湯」もあります。

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とまぁ・・・たくさんのプールがあります。

プールとともにおなじみのトイレもチェックしておきましょう。トイレはあまり清潔ではありません。中にはトイレの中にお土産があったりします。おもしろいのはとしまえんと同じで、トイレの中に鉄管に穴を開けた足洗があることです。

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トイレはかなりの数設置されています。女性の方の利用行列は発見できませんでしたので・・・。


アトラクション&レンタル

ナガシマスパーランドに来て、一つ違和感がありました。それはレンタルが無いことです。場内どこを見渡してもデッキシートが見あたりません。唯一見えるのが団体用のブースです。

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しかし、このブースもまるで立体駐車場です。3階建ての建物を仕切って利用するようですが、この点またまた「物量作戦」を感じてしまいます。

場内には何カ所かパラソルが立っているところもありますが、こちらは早い者勝ちのようです。でもここにはシートはありません。

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レンタルがない分、スライダーは充実しています。一つずつ見てみましょう。

フリーフォールスライダー

東京マリンの神風にも負けない、高さのスライダーです。なんと言っても階段を登りきると風で階段が多少揺れる。こちらの方が結構怖い・・・。ちょっと短めのレーンが1つと、最後部から急降下が2レーン。なかなかのものですが、滑走し終わるとお尻が・・・。身長制限は最も厳しい140センチ以上になります。

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トルネードスライダー

その名の通り竜巻です。非常に複雑なコースを曲がりくねるスライダーです。120センチ以上の方のみ利用できます。浮き輪を持って登るのが一苦労・・・。

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サーフヒル

こちらは薄いマットを敷いて、腹這いでスタートしてスピードを競うスライダー。腹這いになると視線が低くなるので、見た目よりスピード感があります。ナイスバディの女性の胸元も・・・ってそんなところは見ないように・・・。130センチ以上の身長制限があります。

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ワイルドリバー

サーフヒルの隣にある。チューブを利用しての渓流下り。カーブの度に左右に振られて、後ろ向きになったりと、川(コース)の流れに任せて・・・。どうなるかは運を天に任せましょう??こちらも130センチ以上の身長制限があります。

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ウォーターチューブ

チューブの中を滑り降りて、外に出るとプールにドボン・・・。最後の落下が何とも言えないスライダーです。午前中は運休でしたが、13時頃から動き出しました。着水プールも透明のアクリル張りで、着水の様子が見えます。

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スパイラルスライダー

トルネードスライダーのボディースライダー版ですね。コースが非常にたくさんあります。クネクネしながら最後にドボン・・・。これってなかなかお尻に来ます・・・。

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スクランブルスライダー

2つのコースが絡み合ったスライダー。残念ながらお休みでした・・・。

UFOスライダー

スタートすると、大きなお皿のようなエリアに飛び出します。あり地獄の雰囲気でぐるぐる回った後に、プールにドボン・・・。意外にこれがおもしろい。病みつきになりそうなスライダーです。

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フローライダー

大磯ロングビーチにもあったボディーボードを利用してのスライダー。ナガシマスパーランドのフローライダーは横に広いのが特徴。でも一度にできるのは1人だけ。コースの幅は、ここの方が圧倒的に広いのですが、一人というのは何とも寂しい限り・・・

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ビックワンスライダー

巨大なゴムボートでラフティングが楽しめるスライダー。今日は混雑しているようで4人で乗れるボートは相乗りが義務づけられているようです。ちなみに利用し終わったらボートから下りると係員がリフトに流し込んでくれます。

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この他にも、昔ながらのスピードスライダーがあります。とにかくスライダーも「物量作戦」のナガシマスパーランドです。

スライダーを利用するときに浮き輪を持ってきてしまった人のために、乗り場入口には全て浮き輪置き場がありますので、ここを利用しましょう。利用し終わった後に忘れないように!

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飲食・物販

飲食施設は場内3箇所のショップがあります。どこも食券を購入してから飲食物と引き替えます。食券は基本的には自販機での販売になります。混雑時などはブースに係員が入って人的対応もしてくれます。

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レストラン内では、基本はセルフサービスです。水や灰皿は置いてありますが、自分で取ってきましょう。テーブルは時々前の人の置きみやげがありますので、気になる方はティッシュで拭くなどしましょう。30過ぎの中年には全く気になりませんでしたが・・・。

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テーブルはかなりの数があるので、食事時でもちょっと待てば座れます。ファミリーで来た方はとりあえず場所を確保しておくことが必要かもしれませんね・・・。

さて肝心なメニューですが、定番アイテムの作り方は豪快です。ラーメンや焼きそばは注文が来る前からどんどん作っています。当然のごとく売れていくので問題はないのですが・・・この作り方は何とも・・・ここでも物量作戦を感じます。

ナガシマスパーランドナガシマスパーランド

一つ難点は、全て食券対応なので、ドリンク一つ買いたいときにも食券が必要なことです。これはちょっとやっかいです。でもこんなときは場内にあるワゴンショップを使いましょう。こちらなら「ビール一杯!」と気持ちよく買えます。

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物販ですが、ロッカー室に大きなショップがあります。こちらで浮き輪からゴーグル、サンダルと一通りの水際グッズは手に入ります。でも残念なのがコンプレッサーがありません。しかも足踏み式の空気入れを売っている・・・。これは戦略なのか??

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案の定、買い込んだ人は膨らませるのに苦労しておりました・・・。


感想

とにかく「物量作戦」です。必要なものは何でも揃える。最大限に合わせてなんでも設置する・・・なんて雰囲気が感じられます。夏期しか営業しないプールならこうした方法もありなのかもしれません。

おかげで場内で待たされることは少ないのですが、様々なところでサービスという点ではちょっと?です。コンプレッサーがなかったり・・・。

ちなみにこのナガシマスパーランドの隣の長島温泉ホテルは昨年で閉鎖されていました。

ナガシマスパーランドナガシマスパーランド

それだけにナガシマスパーランドにかける意気込みには威力が感じられます。全国2位の集客力を誇るこのナガシマスパーランド。その人気の秘密は圧倒的な「物量作戦」にあるようです。TDLやUSJのような巨大テーマパークに立ち向かう施設のテーマは「物量」なのです。

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