ジンベイザメを初めて見る!!

No.0161


沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館


視察日時 2002年12月 1日


到着まで

沖縄2日目。今日は気合いを入れて早起き(・・・と言うほど早くはないのだが・・・)しました。本日の1箇所目は今回の沖縄旅行の最大の目的地「沖縄美ら海水族館」です。ホテルからは車を海岸線に沿って北に飛ばすこと2時間あまり・・・。途中の海岸線に点在するビーチは「いかにも沖縄!!」という感じで車を止めてボォ~っとすることも何度かありました。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

那覇市内を出てから車を飛ばすこと1時間半あまりで、本部半島に入ってきました。ここからは山間部を一気に突っ切り、目指すは美ら海水族館。予定通り時間もオープン時間に間に合いそうな順調な雰囲気!!

沿道には「パイナップルパーク」「フルーツランド」と言った施設の看板も確認できます。どうも「○○パーク」「××ランド」と言う名前を見てしまうと・・・こりゃもう病気ですねぇ?

美ら海水族館はかつて沖縄を賑わした「海洋博覧会」の跡地に今年オープンした水族館です。従ってとにかく「海洋博」と書かれた案内を目指してひたすら進みます。もう閉幕してから十年以上立っているのに未だに「海洋博公園」の表示は那覇市内から見られます。当時は凄かったんでしょうねぇ・・・きっと・・・。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

山間部を走ること20分ほどで再び道路は海沿いへ!!左手にきれいな沖縄の海を見ながらいよいよ海洋博公園に入ってきました。

そして駐車場へ・・・。何カ所かありますが美ら海水族館を利用するときは一番奥の駐車場が良いようです。偶然とは言え・・・これを間違えたらえらく歩かされる所だった・・・。

車を止めてまずは“深呼吸”。微妙に潮の匂いがする空気をお腹に溜め込んだところ・・・お腹もビックリしたようで・・・トイレに・・・雰囲気のかけらもないですが一人旅はこうしたときに楽です(??)。

さて美ら海水族館はどこ?とトイレの横・・・ではなくて海洋博公園入口手前の案内板で確認。コンクリートにタイル張りのなかなか豪華な案内板です。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

海洋博公園の入口を入って右手に進むと工事中のエリアを抜けて行きます。この道の突き当たりが「美ら海水族館」・・・もっとも歩いていく人の流れに沿って行ったので案内を何のために見たのか・・・?

大きなジンベイザメの像が見えてきたらもう入口です。さて入口は?なんて思ったら実は海向かうエスカレーターでさらに下がったところが入口になっています。・・・鳥羽水族館に似ているような・・・あそこは上ったんだけど・・・等といつもの悪い癖が出始めたところでやっと入口に到着しました。時間はピッタリ10時!!

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

朝の10時なんですが既にテンションは最高潮!!なので早速入りましょう!!


場内の構成

さて中にはいるにはまずは入場券を買わないと・・・と言うわけで広いエントランスを進んでいくと一番奥に自販機とブースが並んでいます。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

さすがにできたばかりの水族館です。中はとってもきれい!!コスチュームを着込んだスタッフの方々も元気良く「こんにちは!!」と挨拶。良い感じです・・・でもなんか変?そうまだ正確には10時前なのです・・・いわゆるアーリーオープンってヤツですか?う~んさすがに人気の施設・・・。

中は大変な混雑です。大洗水族館のオープンの時のようにやはり見学路がきっちり決めてあっても、魚の動きにあわせて逆行する人・・・いるんですねぇ。

美ら海水族館で最初に出会うのがなんと「タッチプール」。どちらかというと後の方で出てくることが多いこの施設が最初というのは珍しい・・・。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

しかもタッチプールは説明する女性の方がいて、生き物の特徴なんかを丁寧に説明してます。but子供はそんなことはどうでも良いようで、オイオイそんなにいじくり回しちゃぁ・・・ってな感じです。これじゃヒトデや小魚も災難ですねぇ・・・。

さて続いて今度は大水槽での回遊魚の展示。こちらはどこの水族館でもお馴染みの面々がお出迎えです。

可愛い魚からちょっとごつい魚まで・・・またこれを見る人間側も可愛い子から、ウザい・・・って失礼しました。

最近はどこの水族館でも水槽のガラスを高くして階段やスロープで下に潜っていくような雰囲気が味わえるようになっていますが、ここも例外ではありません。

そして水槽を回るように一段低いところに降りてから、今度は暗い通路の両サイドに小さな水槽で展示が・・・。ここは子供が殆ど前を占領していて何がいるのか確認するのも大変!!

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

水槽の隣にある案内の冊子は皆さん目が行かないようで、冊子で展示しているものは理解できるのですが、肝心の魚が見えない・・・。子供相手に場所争いをしながら見学は続いていきます。

さてこのエリアを抜けると青の壁面の大きなホールに出てきました。そしてここに出た瞬間誰しもが発するのが・・・「おぉ~」と言う歓声。そうここが美ら海水族館が誇る日本最大の水槽です。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

水槽の下側で見ている人が小さく見えるくらいに巨大な水槽です。そしてこの中に美ら海水族館の目玉「ジンベイザメ」と「マンタ」がいます。マンタというのは正式名称は「オニイトマキエイ」と言い、これをスペインの人がマントに似ていると言うことで、スペイン語で“マント”を意味する「マンタ」と呼び出したんだそうです。

どちらも体長は3メートルオーバー。とにかく大きいです。こんなものに海で出会ったらイヤすぎる・・・。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

水槽の中でゆったりと回遊しているので、水槽の前で待っていると周期的に見ることができます。もちろん写真撮影はOKなので、回遊してくるジンベイザメやマンタが通過する瞬間は「来た!!来た!!コッチ向いて」と記念写真大会になります。デジカメ、ビデオカメラ、普通のカメラ、写るんです、携帯カメラ・・・いろんなメディアがジンベイザメとマンタを狙っています(?)

この水槽大きさもさることながら、水槽の下に出るまでの通路の取り方も豪快です。部屋の広さいっぱいまでスロープ化して・・・。

メインイベントを堪能して少したるんできた後は、海の暴れ者「サメ」のコーナーが出迎えてくれます。映画やアニメではいつも悪役ですが、実際はそうでもないらしいです。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

色々書かれた記事もあります。読んでみるとどれでも人間を襲うわけではないそうですが、やっぱりあの悪役顔はねぇ・・・と人のことは言えないが・・・。

さてこのコーナーを抜けると「深海の生物」のコーナー。フラッシュ撮影は禁止なんですが、子供にとっては関係ないようです・・・。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

このエリア、深海の水温を体感できるような場所もあってこれはなかなかおもしろい趣向です。

あっという間に回ってしまいましたが、いつの間にやら出口へ・・・。意外に早かったなぁ・・・。もう一回ジンベイザメ見てこよぉっと!!


飲食施設と物販施設

場内には飲食施設と物販施設は一つずつ。飲食施設はジンベイザメのいる大水槽の隣にあります。何が良いってゆったり回遊するジンベイザメやマンタを下から見ながら食事が楽しめるんです。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

メニューはファーストフードが中心ですからまずはカウンターで注文して代金を払います。そしてトレーを持って空いている席を探すわけですが、途中でマンタが通過するたび「おぉ~」なんて歓声があがるので周囲の人には要注意!!

一方物販施設は出口の前にあります。出口を出た人は利用できないのでお土産は中にいるうちに・・・買いましょう。

内容的にはいつものお土産グッズですが、ジンベイザメやマンタのキーホルダーなんて言うのはたぶんここでしか買えないでしょうねぇ・・・

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

面白がってキーホルダー買おうか?なんて思ったのですが「どうせ無くしちゃうだろうから・・・」なぞという声がどこからともなく聞こえたような気がして・・・。


感想

期待しただけのことは充分にあったので大満足でした。美ら海水族館はジンベイザメの人工繁殖などにも取り組んでいるそうです。

水族館として海をきれいにすることなども積極的にアピールしており、海洋汚染でゴミを食べて死んでしまったイルカの内蔵なども展示されています。

沖縄美ら海水族館沖縄美ら海水族館

水族館の外(無料の公園エリア)にはカメの飼育水槽があったり、イルカショーのスタジアムがあったりしますが、やっぱりあのジンベイザメとマンタの迫力にまさるものは・・・という感じです。

美ら海水族館は「“美しい海”」を守るための正義の水族館なのでした??

視察記録

日本で最も集客数の多い水族館(年間約320万人)。巨大な水槽を泳ぐジンベイザメなど他の施設を寄せ付けない展示スケールでたくさんの種類の生物を見ることができる施設。自然環境保護や動物の育成にも力を入れており、イルカに人口尾びれを付けるなどの試みでも有名になった施設。
TEL 0980-48-3748
住所 〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川424
URL https://churaumi.okinawa/
料金 大人 2,180円
高校生 1,440円
小中学生 710円
6歳未満 無料
営業時間 8時30分~18時30分(時期より変動あり、休園日あり)
アクセス

地図(GoogleMAP)

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