世界の観光地京都でレジャーを考える!?

NO.326


蓮華王院(三十三間堂)


三十三間堂

視察日時 2012年 9月 22日


到着まで

このサイトの運営を始め視察記録が200を超えた頃から一度やってみたかったことがありました。それは今のレジャー施設と過去のレジャー施設を比べてみることです。
江戸時代以前となると一般人がレジャーを楽しむなんてことはできなかったはずだし、そうした時代にレジャーを楽しめたごく少数の“セレブ”達はどんな気持ちでレジャーに向き合ったのか?

なんていうとすごく研究者的なのですが、要は今現在文化財として残されているものをレジャー施設視察の視点で見ると当時の人がどんな思いでこれを見ていたのか?一度試してみたかったのです。

ついにその機会が訪れました。場所は文化財の宝庫でもある京都!!
今日は三十三間堂に向かいます。今年の大河ドラマでも登場するこの施設。後白河上皇が平清盛に命じてその権威の象徴として作られたとされる施設。
後白河上皇率いる国家が運営主体で、建築ゼネコンが平清盛という構図。
バブル期に作られたレジャー施設もこうした形態の施設がいくつもありました。

まずは出発の京都駅。さすがにワールドワイドな観光都市になった施設だけあって、いわゆる夏時期は過ぎていますが人の数は大変多いですねぇ。
そして、日本語以外の表記があちこちに見られます。
まずはバス乗り場ですが、A~Dまでの区分けされた上で、路線の系統が細分化されています。

三十三間堂三十三間堂

また通路の要所では、バス会社の皆様がご案内を実施という親切対応。ただしご案内は日本語のみです。また京都といえば夏の暑さは定評がある地域でして、この対策でしょうか?ミストシャワーも用意されています。

三十三間堂三十三間堂

早速バスに乗って三十三間堂に向かいますが、土曜日ということもありバスは大混雑。それでも10分ほどで目的地に到着します。観光バスと違って路線バスは近くまでは連れてきてくれますが、どこから入るかは自分で見つけなければなりません。この施設塀がしっかりあって中が見えないため、どっちが入口なのか?迷います。


場内の構成

塀を回り込めばどちらからでも入れる仕組みになっているのに気がついたのはこの後すぐのことでしたが、一応駐車場もあるようです。この停め方。。。ディズニーの60度駐車ですねぇ。。。

三十三間堂三十三間堂

駐車場の前にはチケット売り場があります。
自販機ではなくてしっかりと手売り。3名の対応でチケットを売ってくれます。
プライスリストもしっかりあるし、余計な案内が目につかないとてもわかりやすい
おもしろいのがグループは代表者が買うようにとの案内があることです。
発券を早くするための手段かもしれませんね。言うなれば入場料と観覧料がセットになったパスポートチケットだけの対応ですから、代表者が要れば事足りるということでしょう。

三十三間堂三十三間堂

チケット売り場の隣がエントランス。
特にチケットをもぎったりということはなく、入口と出口が1本ずつあります。
繁忙時期用でしょうか?入口はチケット売り場の反対側にももう一つ見られますが今日は利用されておりませんでした。

そして入場すると早速順路が指示されます。
石が敷かれた施設の庭園部分を見ながら、参詣入口と書かれた案内に従って進みますと、なんと靴を脱ぐエリアに着きます。
場内は土足禁止な訳です。ここでは靴箱には「A」とか書かれていてグループ分けされていますので、帰りに間違えないように配慮されています。
古都なのですから、「一」、「二」・・・の方が雰囲気が出るようにも思われるのですが、こちらは日本人と違って靴を脱ぐことが少ない海外客対応なんでしょうね?

三十三間堂三十三間堂

そしてこの先がいよいよ場内。
しかし・・・思いもよらぬトラブルが・・・

場内は撮影禁止・・・

まだ自分が小学生だったときに修学旅行で来たときには撮影はOKだったように思うのですが、これは残念。。。
ということで、久々の実況文章だけでお楽しみいただきます。
そもそも三十三間堂の最大のウリは1001体並んだ観音像です。
中央に大きな観音像があるのですが、その両脇に500ずつ並んでいます。
まずは観音像の右端から列は進みます。観音像とともにいわゆる二十八部衆像も並んでいます。阿修羅とか帝釈天とかいわれるたぐいの仏像です。
仏像の多くは鎌倉時代に再建されたものらしいのですが、未だに200弱の仏像は創建当初のものなんだそうです。

画像は、三十三間堂のWEBサイトでどうぞ
http://sanjusangendo.jp/b_1.html

三十三間堂

1000以上の仏像が整然と並んでいる姿はさすがに圧倒されますね。
しかも、ここが記念施設ではなくて未だに寺院としての機能をしっかり持ち続けているのは驚きます。中央で読経とかライブでやっていますからね。。
これだけの像を見るだけで、40分以上かかるのですが、この観音像が安置されている裏側にはこの施設のバックヒストリーがいろいろと書かれています。

もともと、平安時代末期の創建ですが、天災や戦乱で焼失を繰り返し復元作業がされているそうです。豊臣秀吉の時代あたりから始まったのが有名な「通し矢」。期限はよくわかっていないようですが、昔は的に当てることではなく、時間内に何本打てるのかを競ったそうです。これだけ広い施設なので、届くだけでも大変な労力が必要ではと思いますが。。。

三十三間堂三十三間堂

さて、そうしたバックストーリーを見ながら、最後にたどり着くのがショップ。
まさにテーマパーク運営がそのまま行われている施設ですね。
お守りや、絵はがき。。。いわゆる文化施設の定番商品があります。

三十三間堂三十三間堂

外回りですが、こちらは撮影はOKです。
車いすの方でも回遊できるように、場内は石畳が敷かれている通路も完備されています。
まさに、バリアフリー!!
そして、ぐるっと場内を回遊するとこれまた大きな施設であることがよくわかりますね。


感想

今回は一つだけしか見れなかったのですが、京都は神社仏閣がたくさんある街。
もっと見てみたくなりました。
ちなみに、今回の三十三間堂。
プレショー(通路および外周部)→メインショー(観音像観覧)→アフターショー(バックストーリー展示)→ショップ
とまさに、テーマパークの王道のような展示手法でした。
昔も、今も、人を楽しませる施設の造りは変わらないんですねぇ・・・?

三十三間堂三十三間堂

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