万博公園内の遊園地

NO.218


エキスポランド


エキスポランド


視察日時 2004年10月10日


到着まで

来年は愛・地球博が名古屋で開催される、今を去ること35年前の1970年大阪では大阪万博が開催された。
実は、自分のこの大阪万博に行ったことがない。当時はまだ幼児で区分される年齢で、親が行きたくなければ行けるはずもなかった。
そんな万博を懐かしむイベントが行われた。
場所は万博記念公園、実はこの場所はよく来るのだ。知る人ぞ知るガンバ大阪の本拠地である万博記念競技場はまさにここにある。

エキスポランドエキスポランド

よく行く、万博競技場を横目に見ながら、万博公園に入場します。
それにしてもデカイ公園です。ハウステンボスなんて比じゃないですね。ちなみに大阪万博は半年間で6400万人の人が訪れたそうだ。

TDLが年間1500万人だから、その4倍以上!!当時は凄い人だかりだったようです。

さてさて、今日の目的はこの万博記念公園なんですが、視察の対象はエキスポランドなので、移動しましょう。
こちらは、万博公園を出て、歩道橋を渡った反対側。国道を挟んだ反対側ということになります。

ちなみに駐車場やモノレールはこのエキスポランド側に到着します。
しかも、本当に入口の前に到着します。

エキスポランドエキスポランド

エキスポランドの入口ですが、かつての万博時代を偲ばせる大きなゲートです。
向かって右側が団体用のブースなんですが、午後になると全部団体用ゲートで捌いてしまうみたいですね。

遊園地の午後って入場者が極端に減ったりするもんですが、まぁここはそこそこ人が入ってくるし
なかなかに愛着があるみたいですね。

エキスポランドエキスポランド

「エキスポランド」をはるかにしのぐ大きな「仮面ライダーブレイド」と「ハウルの動く城」の看板。
一瞬とまどう改札ですが、背に腹は代えられないってことでしょうかね?

では、早速中を見てみましょう!!


内部の構成

エキスポランドだけに、誕生はもちろん大阪万博の時期、本年持って34歳というかなりのベテラン施設と言えます。

改札を抜けるとまず現れるのが大きな花壇。いわゆるここがエントランスと呼ばれる場所。
思ったよりも清掃が行き届いていて、きれいですね。
そしてここからまっすぐに進むと、エキスポランドの象徴でもある大観覧車。
万博公園が太陽の塔なら、こちらは観覧車がシンボルのようです(あくまでも個人的主観ですが・・・)

エキスポランドエキスポランド

ここから右に行くとプールのあるゾーン。エキスポランドで人気のスリルライド「OROCHI」があります。
一方左に行くと、同じくスリルライド「風神雷神Ⅱ」があります。
・・っで中央を行くと・・・同じくスリルライド「ダイダラザウルス」があります。
結局、どの道から向かっても、スリルライドにあたる・・・という仕組みみたいです。

エキスポランドエキスポランド

さて、ダイダラザウルスは日本でもたぶんここだけにしかないと思う仕掛けがあります。
なんと、二つのライドが併走する区間があるのです。

関西といえばJRと私鉄の激戦区・・・ダイダラザウルスに乗るとそんな日頃の通勤電車を彷彿してしまう人・・・いるわけないか?

スリルライドはこれだけではありません。
おなじみの水に飛び込む「スプラッシュフォール」とか、宙返りコースター「サラマンダー」などもあります。

エキスポランドエキスポランド

この中でちょっと他の施設と違うのが、いわゆる「トップスピン」と呼ばれるアトラクション。
なんとこの時期、トップスピンに乗るともれなくずぶ濡れになれるらしい。
よくみると、ライドの座席前方にシャワーヘッドがついているんです。ちょっと水は冷たく感じる時期だと思いますが・・・。

エキスポランドエキスポランド

この他にも、マウスなど小さくてもスリル満点のコースターもしっかりあります。

さてこうしたスリルライドには乗れない子供向けの施設も結構充実していたりします。
中でも、「ハウルの動く城」の記念イベント館・・・人気ありますね。
この他にも、あんパンマンランド・・・小遊具にあんパンマンのキャラクターをかぶせただけのような・・・

そして、もちろん遊園地の定番「仮面ライダーショー」ステージ。もう終わってました・・・残念・・・。

エキスポランドエキスポランド

足早に回っても30分くらいでしょうか?思ったよりは小ぶりな敷地です。
では、スリルライドの制覇に向かいましょう!!では!!


物販と飲食

昔からある遊園地と最近できたテーマパーク。大きく違うのは飲食と物販施設です。
遊園地は比較的、飲食施設が簡素です。

でも、よく考えてみるとそれは当たり前のことです。TDLができるまでは遊園地はお弁当持参で行くところでした。
よって、飲食施設が発展することができなかったのです。

と思えるくらいに、簡素ですね。しかもお店は皆ライドの乗り場の“ガード下”。

エキスポランドエキスポランド

一方、物販施設はというと、こちらもどこに何があるのやら・・・。
よく考えると万博当時は、お土産は万博公園側で買っていたんでしょうか?

それらしきお店は場内には見あたりません。
唯一目にしたのが、バルーンの販売。

エキスポランドはアトラクションで稼ぐ施設のようですね。


感想

TDLができて21年目ですから、それよりも10年以上前にできた施設。
・・と考えると意外にきれいな施設でした。

とにかくライドは充実しているので、アトラクション派の方にはお奨めな施設ですね。

でも、食事は持って行った方が良いかもしれません。
万博の時代の遊園地の楽しみ方・・・レトロな週末を希望する方は一度いかがでしょうか??

エキスポランドエキスポランド

視察記録

エキスポランド(EXPOLAND)は、かつて大阪府吹田市の万博記念公園に付帯していた遊園地。19700年(昭和45年)に開催された大阪万博のアミューズメントゾーンとして作られ、閉幕後、1972年(昭和47年)3月15日に営業を再開した。敷地面積は約20ヘクタール。2009年(平成21年)2月をもって閉園した。

 

視察履歴

万博公園内の遊園地 (2004年10月10日)

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