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海上自衛隊の皆様に感謝@鉄のくじら館

NO.419


鉄のくじら館

鉄のくじら館


日時 2019年 6月30日


大和ミュージアムの隣に大きな潜水艦が見えるのですがこれはいったい何?大和ミュージアムに来ている人のほぼ全員が感じていたことだと思いますが、こちらは海上自衛隊の施設で「海上自衛隊呉資料館」、通称「鉄のくじら館」です。

強烈なインパクトのある潜水艦から「こちらへどうぞ」というオーラを出しているような気がして吸い込まれました。


鉄のくじら館鉄のくじら館


“鉄のくじら”という愛称にふさわしく、鉄骨がそのまま建物のいたるところで確認できます。


鉄のくじら館


海上自衛隊の施設だからということなんでしょうか?なんと入場料は無料。日本の軍事組織には過敏に反応するアジアからの観光客もたくさん来ているのがちょっとビックリです。


鉄のくじら館鉄のくじら館


一階はウエルカムエリアになっていて海上自衛隊の活動の歴史を“海洋防衛”という視点で紹介するコーナーから始まります。海上自衛隊という組織は1954年に発足していますが、それ以前から海軍とは違う形で活動していたことが理解できます。

こうしたパネルに、中国語や韓国語の表記があります。気を使っていますね。。。


鉄のくじら館鉄のくじら館鉄のくじら館鉄のくじら館


海上自衛隊の前身は海上警備隊と呼ばれていたそうで、戦後まもなく最初は極秘裏のうちに組織されたそうです。その任務は日本の沿岸に敷設された機雷の除去。当時日本の沿岸には延べ100万機にも及ぶ機雷が漂っていたそうです。

日本海軍のもの外国のもの・・・これをGHQからの命令で日本人が除去していたということです。この機雷を除去するのが掃海艇と呼ばれる船。最初は名前だけ掃海艇でも装備も大してなくて、機雷で撃沈する掃海艇も多々あったとのこと。


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最初は事故も多かったがそこは日本の底力。技術の向上とともに世界有数の掃海技術になり、現在の掃海任務の機器などを知ることができます。海上に漂うものは機関砲で撃つこともあるそうです。

ペルシャ湾の掃海任務で活躍した日本の海上自衛隊の話もここで確認できます。とにかく日本の掃海技術は精度が段違いに良いそうです。

掃海の話はここまでで、この先はフロアが一つ上がって今度は潜水艦の話。“鉄のくじら”の話です


鉄のくじら館鉄のくじら館


大和ミュージアムでは戦中までは日本海軍は潜水艦の開発でも世界のトップ水準(多くはドイツからの輸入技術だったらしい)でしたが、敗戦後に技術もろともアメリカに没収・・・。

海上自衛隊が創立したときにはアメリカから潜水艦が貸与されました。これが海上自衛隊としての潜水艦の始まりでその名は「くろしお」。


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潜水艦の中での日常も紹介されていまして、ベッドに寝る体験もできます。狭いところなので潜り込み方にコツが要ります。私も含めてチャレンジした人の多くが頭をぶつけていました(痛)

そして、トイレ。こちらは狭くはないです。自分の部屋のトイレと同じくらいかな(笑)


鉄のくじら館鉄のくじら館


そしてご飯のメニューの一例だそうです。潜水艦勤務でも食事はしっかり取れますね。一汁山菜日本の伝統です。中間食というのは、潜水艦勤務が24時間体制であることからだそうです。


鉄のくじら館


潜水艦勤務者の階級章。世界の国の階級章を収集した自衛官のコレクションを展示しています。自衛隊にもすごいマニアな方がいるんですね。


鉄のくじら館鉄のくじら館


潜水艦といえば、潜望鏡は大事。という願いをかなえる展示もあります。本当に潜水艦に使われていたものです。

潜水艦には無人のヘリコプターも搭載されているそうです。そのうちこうしたものはドローンに代わるんでしょうかね?


鉄のくじら館鉄のくじら館


今まで作られた潜水艦も模型で確認することができます。同じスケールなので大きさの変遷がよくわかりますね。昔に比べると現在の潜水艦は中太な艦形になっているようです。


鉄のくじら館鉄のくじら館


そしてここからがこの施設の目玉。外から見えた大きな潜水艦に実際に乗り込むことができます。この潜水艦は「あきしお」といいます。本物なので通路は狭いし、天井も気を付けないといろいろぶつけます。


鉄のくじら館鉄のくじら館


まず通過するのが士官公室(会議室)と艦長室。艦長室って結構小さいですね・・・。


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この先に見えるのが各種の操作機器。アナログむき出しって感じですが、昔のものはこうした感じなんでしょうね。


鉄のくじら館鉄のくじら館


いちばん奥にあるのが操舵室。潜水艦の操縦席ですね。前が見えない状態で操縦するってとても難しそうです。


鉄のくじら館鉄のくじら館


そして潜望鏡とレーダー。今はこんなレーダー使ってないでしょうけど・・・。

想像していたよりも遥かに狭い空間で作業をしなければならないようです。

展示はここまでで、この後エスカレーターで下ります。


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1階に降りてみると、物販飲食施設もあります。潜水艦の乗員がかぶるキャップのレプリカなんかもあります。艦ごとにみんな違うようですね。マニア必見のエリアです。

お菓子のお土産なんかもあります。


鉄のくじら館鉄のくじら館


飲食メニューも侮れません。潜水艦を模したカレーやオムライス。なかなかの創作力です。ちなみに提供してくれるのは自衛官の方ではなくて近所に住むアルバイトの女性たちでした。

こちらのカレーもオムライスも数量限定で売り切れ続出でしたので、食べたい方はお早めに。海軍時代から定評があるカレなので美味しいです。


鉄のくじら館


という感じで2時間くらいでしょうか?無料施設ですがこれだけのボリュームがあるとは思いませんでした。

海上自衛隊に感謝!!