海に近いプール・・・再び。。。

NO.205


蓮沼ウォーターガーデン


蓮沼ウォーターガーデン


視察日時 2004年 7月18日


入場まで

三連休の中日、今日は昨日に続いて3年ぶりの施設、「蓮沼ウォーターガーデン」に行くことにしました。
千葉県は九十九里浜のど真ん中?蓮沼へ向かうことに・・・早起きして準備は万全だったのですが
・・・ここからが失敗の連続で・・・。

最初の失敗は「千葉駅」。蓮沼海浜公園の最寄り駅の横芝駅に向かう電車は1時間に2本程度。
千葉駅で30分以上待たされることになりました。
ようやく到着した電車に乗り込むと、ここからが一苦労。

総武本線は単線なので駅に止まるたびに、すれ違い待ちで5、6分停車しています。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

やっとの思いで目的地「横芝駅」に到着したのですが、ここで更に恐るべき事態が・・・。

駅周辺を見回したところ以前来ていたはずのバスが一向に来ない・・・。
我慢できなくなってバス停の周りを見てみると・・・。

「横芝駅からのバスはなくなりました」

との寂しい張り紙が一枚・・・。
ここからどうやって・・・途方に暮れていると、タクシーのドライバーが

「ウォーターガーデンかい?乗っていく?」

親切な声が気持ちよく聞こえないほどのイライラだったのですが、仕方ありません。
タクシーに乗り込んで、2000円近くかけて蓮沼海浜公園に・・・。
最寄り駅と良いながらも渋谷と三軒茶屋くらい離れているんですねぇ・・・。

最短、最安の行き方がわかったのは帰り道。
ではここで正しい道順をお知らせしましょう。

実は最短、最安の最寄り駅はなんと・・・日本の空の玄関「成田空港」なんです。
飛行機では行きませんよ・・・、ここで「蓮沼行き」シャトルバスに乗ります。
そうすると、ウォーターガーデンの駐車場まで300円くらいでいけるのです。

さてさて、ウォーターガーデンの入口はすでにたくさんのお客さんで賑わっています。
まずはチケットを購入。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

チケットは、硬質のプラスチックの板。渡されたこの板を改札で回収されて、入場になります。
この辺は以前来たときと同じですねぇ・・・。

改札には再入園の手続きもできるような設備もありますから、万が一忘れ物があっても安心してください。

それでは、早速中を見てみましょう。


ロッカーとレンタル

蓮沼ウォーターガーデンは一応は公営施設なので、あまりロッカーやレンタルには期待できないのでは・・・?という思いを見事に裏切ってくれました。

なんと、この施設もロッカーの鍵開け閉め自由なタイプが導入されているのです。
しかも料金は200円(最初に入れるのは300円)です。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

外観は3年前と全く変わらなかったので、これにはビックリしました。
今年のロッカーのトレンドになりつつあるようです。
ロッカーの横には「大型」「小型」という大きな案内もあって、わかりやすいのです。

ロッカーがきれいになった反面、汚れが目立つのが床面。
公営施設なのである程度は仕方ないのですが、水濡れなどでちょっとヌメヌメしています。

ロッカールームは外部との仕切がありません。
ロッカー内で着替えると場所によっては外から丸見え・・・なので、更衣ブースを利用しましょう。

ただし、こちらもちょっと注意が必要です。
場所によっては、前に利用した人がゴミなど残している場合があるからです。
片づけましょうね、自分で持ってきた物は・・・。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

ちなみに、利用終了後のシャワー室ですが、こちらはロッカーの反対側、トレイ横にあります。

シャワーは温水が出ますが、タオルなどを掛けるところがありません。
目洗い用の洗面台を利用してしまいました。

さてさて、今度はレンタルですが、ここではレンタル品の受付はショップが兼ねています。
売るも良し、借りるも良しというわけです。
ショップは入口周辺に密集していますが、レンタル用の浮き具などは青系統色で統一されています。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

この他にログハウス調の小さな部屋のレンタルも行っています。

さてさて、場内の陣地になる場所を探しましょう。
蓮沼ウォーターガーデンも緑に囲まれた環境抜群の施設です。

しかもこの施設、造波プール前は砕石を利用した砂浜になっているんです。
そして、この浜の周囲に屋根付きの休憩スペースがズラリと並びます。
当然、こうした場所はすでに満席です・・・。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

次に人気なのが、あちこちにある芝生エリアのスペース。
ここはレジャーシートやテントを持ち込んで陣地取りをされていて、こちらもほぼ満員。

ふと見ると、イス席が空いている・・と赤い円形のシートを発見したのですが、
こちらは太陽光でかなり暑くなっているので、陣地には不可・・・熱かったぁ・・・。

最後は砂浜(もどき?)を使っても・・・と思いましたが、幸いにも場所があったので陣地は確保できました。


プールの構成

今度はプールを見てみましょう。
非常に大きなプールがたくさんありますが、ストレートすぎるくらいのネーミングがおもしろいのがこの施設です。

造波プール → うみ(明確過ぎる・・・)
流水プール → うず(回るから・・・?)
競泳プール → とろ(なぜ・・・?)
スライダー付き大型プール → みずうみ(海より小さいってことか・・・)
幼児用渓流エリア → せせらぎ(良くあるパターンです)

とわかりやすい・・・。
早速「うみ」から見てみましょう。

ここの特徴は造波があること、造波は時間を決めて出すのですが、プール奥の造波機に向かって、左端が一番波が大きくなるのでおもしろいのです。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

波打ち際は、砂浜になっていて、この中に子供用の遊具エリア「ジャブリンタウン」があります。こちらは1回につき200円取られます。

ジャブリンタウン以外には、子供用のスライダー(というよりは滑り台?)が3カ所くらいあります。

1時間に1回くらい休憩があるのですが、このときには砂浜では「ビーチフラッグス」などの子供向けイベントも行いますので、休憩時間といえども体を休める時間はないのです(??)。

この「うみ」が施設の一番左端なのですが、その右隣にあるのが「せせらぎ」。
こちらは、水深の深いところで遊べない子供達のためのエリアで、
岩の合間を流れる水と戯れる親水空間になっています。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

「うみ」と「せせらぎ」を介してつながれているのが、流水プール「うず」。

流水プールとしてはそれほど大型ではありませんが、確かに渦巻き状の流水プールになっています。
浮き具を使って遊ぶエリアですが、円形のためあちこちで浮き具同士の接触があります。
お父さん、お母さん、注意しましょう・・・。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

うずの隣にあるのが、競泳用プールの「とろ」です。
こちらはコースロープも付けられていて本格的な遊泳専用プールです。
ロープの中では浮き輪や遊具などを利用することはできません。

そして、このプールの一角にあるのが、蓮沼ウォーターガーデンの名物施設(だと個人的に思っている)「アクアクライミングウォール」。
プール内にある、フリークライミング施設です。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

体力勝負のプール、それが「とろ」なのです・・・。

そして、施設の一番右端にあるプールが「みずうみ」。
こちらは波のでない「うみ」のような大きなプールです。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

浮き具でもOK、ひたすら泳ぐのもOK、とにかくいろいろな遊び方ができるプールです。

注意点は、プールサイドと水面の段差がかなりあるので、プールから出るときはステップを使いましょう。

ちなみに、この「みずうみ」の奥にはスライダーもあります。
この施設のスライダーはチューブタイプで、1回200円料金がかかります。
その名も「渓流下り」・・・。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

更に、今日はこの渓流下りを利用してイベントがありました。
その名も「景品つかみ取り」・・・なんてシンプルなネーミングでしょうか?

ようはスライダーで滑走中に、途中でぶら下げられた景品をうまくキャッチするイベント。単純なのですが、これが意外に難しい・・・。

緑に囲まれた、施設の中にある、不思議なネーミングの数々のプール。
一日遊んでも、飽きの来ない、十分に楽しい施設です。


物販と飲食

公営施設の物販施設と飲食施設、いつも裏切られることが多いのですが、蓮沼ウォーターガーデンの物販施設は、かなり強力です。

入口の近くにと、みずうみのプールサイドに設置されているのですが、水着、浮き具、サンダル・・・と必要な物は何でも揃います。
しかも、足下を見ない、ディスカウント価格・・・ありがたいです・・・。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

こうしたお店で、良くあるのがよくわからないPOPが付いていたりすることですが、この施設は違います。
非常にわかりやすくて、おもしろいPOPが付けられています。
当然、お客さんも出入りが多くなっています。
スタッフの方も、非常に親切で、笑顔もすてきでした。

プール内のアイテムはこのお店ですが、しっかりおみやげ物ショップも用意しています。
ここは、改札外ともつながっていて、入場前、入場後、退場後・・・いろいろなゲストを受け入れることができる優れもの施設です。

商品の陳列棚で仕切っているのが特徴的ですね。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

さて一方、飲食施設はどうでしょうか?
こちらは場内各所に点在しているのですが、食券対応での運営です。
プール施設の食券・・・。濡れたお札でのトラブルが多いんです。

案の定、お昼時は食券販売機のトラブルのようで、かなりの列になります。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

これらのお店は、購入後自分の陣地で食べるのですが、みずうみのプールサイドには喫食エリアのあるお店もあります。
きちんとした建物の中で食べられるお店も用意されています。

意外に知られていないようで、昼食時でも混雑していないので穴場です。

蓮沼ウォーターガーデン蓮沼ウォーターガーデン

でも、ボリューム感はイマイチでしたねぇ・・・。
そして、一つだけこの施設では扱っていない商品があります。それは・・・

・・・ ビール ・・・

です(涙)。
それと、自分はこの手の食べ物苦手で食べられないのですが、入口付近ではこんな食べ物も売っています。

蓮沼ウォーターガーデン


感想

11時頃着いたのですが、あちこち回って、泳ぎまくって、寝まくって・・・。
一日かけて遊んでしまいました(一人で・・・)。

この施設に行くときは、車で行くのがお奨めです。
電車とバスは偉い目に遭いますので・・・。

施設自体は緑も多くて、陣地もたくさんあるのでとっても良い施設です。
プールの隣は、本当の海なので、民宿など取って泊まりがけ・・なんて言うのも良いかもしれませんね・・・。

蓮沼海浜公園は、千葉県山武市にある千葉県立の都市公園(レクリエーション都市)である。海浜公園とレジャー施設が整備され、ウォーターガーデンやガーデンハウスマリーノ(宿泊施設)、展望台、スポーツ施設などからなる。
TEL 0475-86-3171
住所 〒289-1801 千葉県山武市蓮沼ホ368−1
URL http://watergarden.hasunuma.co.jp/
入場料 大人 1,900円
高校生 1,400円
小中学生 600円
幼児(4歳以上) 200円
開園時間 9時00分~17時00分(変動あり)
アクセス 千葉東金有料道路  松尾横芝ICより20分

JR総武本線 横芝駅 より循環バス
※千葉駅、成東駅から直行バスもある

地図(GoogleMAP)

天気予報(ハリテンより)

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