タイムスリップ!?

No.0146


お台場一丁目商店街


お台場一丁目商店街


視察日時 2002年 10月 26日


到着まで

インターネットを検索していると不思議な見出しを見つけてしまった。「10月26日お台場一丁目商店街オープン」・・・。なんじゃ??こりゃ??

よくよく調べてみると、お台場のDECKSの一角にできるらしい。とにかくレトロな雰囲気いっぱいの施設らしいのだ・・・。

と言うわけで今日は小雨混じりの天候ながらお台場に向かいます。新橋までやってくるとなんと街頭での宣伝活動中!!レトロな雰囲気らしいのですが、あなた・・・髪の毛「茶髪」じゃない??

お台場一丁目商店街お台場一丁目商店街

ここまで気合いを入れて宣伝している割には、ゆりカモメは混雑していないので、ひょっとして空いているかも・・・なんて思っていたのですが、実際にDECKSに着いてみると、かなり気合いを入れて告知していました。

DECKS自体は写真撮影は禁止なんですが、こうした日は結構寛大になってくれることが多いので、ここでデジカメを取り出して、いよいよ視察開始!!

お台場一丁目商店街はDECKSの4階フロアにあります。DECKSの入口が3階なので、エスカレーターで一つ上がると、もうそこは昭和30年代の雰囲気・・・。but自分が生まれる前のことなので今ひとつピンと来ない・・・と言うのが正直な第一印象でした。

お台場一丁目商店街お台場一丁目商店街

非常に昔風に作られています。少し気になるのは照明が暗い感じがする点です。屋内施設ってどこでもそうですが、なぜか暗いんですよね・・・。

幸い各店舗の明かりがかなり強めになっているので、歩き回るのには苦労しないんですが、デジカメするときにこの暗さ結構辛いんです(って一応撮影は禁止なんだけど・・・??)

では場内回ってみましょう!!


場内の構成

DECKSのビル内部を利用しているので、場内の各所にあるサービス施設をこの雰囲気に合わせる苦労がアチコチにあるのが目に付きます。

例えばエレベーターのフロアは「台場鉄道:昭和駅」としてみたり、トイレは「銭湯、潮来の湯」としてみたりです。なかなかこれは凝っていて良くできている・・・。

お台場一丁目商店街お台場一丁目商店街

場内の店舗もまた凝っています。いわゆる町中にあるテナントさんが入っているのですが、全てレトロ調にアレンジしています。

例えば「パスタ」は「イタリアうどん」、「マリオンクレープ」は「フランスのお菓子」なんて具合です。ここまで名前を変えさせられて、良く納得したなぁ・・・と思うくらいこの雰囲気作りは各店舗で徹底されています。

さらに場内ではあちこちで今では見られなくなった懐かしい光景が展開されています。ベーゴマ、チンドン屋のパフォーマンス等々・・・。チンドン屋って幼稚園の時、「チンドン屋!!」って呼び捨てにして追いかけられた経験があるんで、ちょっとトラウマしてるんですよね自分・・・。

お台場一丁目商店街お台場一丁目商店街

こうしたパブリックスペースが広大ではないけどあるので、パフォーマンスもチャンとできたりするところは凄く良いと思いますね。

これ以外のパブリックエリアには車やバイクが置いてあったり、昔の公衆電話なんかもあります。さらに笑えるのが昔の大衆食堂のメニュー。

ラーメン40円、カツライス130円・・・この値段なら毎月月末苦労しないのになぁ・・・

お台場一丁目商店街お台場一丁目商店街

こうしたちょっとした昔をしのばせるアイテムを展示しながら、店舗が続いていきます。驚いたのはこうした店舗の間に、“だまし絵(トリックアート)”を使った所なんかもあるんです。

さて肝心の店舗ですが、飲食店舗に衣料品、雑貨品、食品とかなりの数が揃っています。よくよく見てみると最新のアイテムだったりするんですが、まぁそれはそれで・・・。

店員も結構気合い入っていて、ハッピを着込んで呼び込みをしています。ハッピの下はもちろん現在のファッションなんですが・・・。時々店員の中でIDカードぶら下げて、最先端ファッション全開の方もいますが・・・。

お台場一丁目商店街お台場一丁目商店街

今日はオープン日と言うこともあって、結構混雑しているんですが、それでもこんな雰囲気で買い物を楽しめるっていうのはおもしろいアイデアです。

こうしたエリアの一角に昭和30年代の家庭の縁側を再現した場所があって、パフォーマンスしている方々がいます。パフォーマンスと言っても新聞や漫画読んでいるんですが・・・。

こうした方々とフォートサービスなんかジャンジャンしたらもっと雰囲気でますよね。なんてちょっとコンサルモードになってしまいました。

それにしても、読んでいる新聞が紙も変色していて・・・確かに当時の新聞なんですが、昭和30年代に、そんな茶けた新聞読んでいる人はいないんでは・・・?資料の保管はやはり大変です。

お台場一丁目商店街

ちなみに「写真良いですか?」と言うと非常に気さくに応じて下さいました。but撮ってくれたのが観光できていた台湾の方だったので、いきなりシャッター押されてしまって・・・。

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