2009年に出版した管理人著作の本です。

ディズニーランド関連の著作というとキャストのホスピタリティとか業務のフィロソフィーとか精神的に訴えるものが多いのですが、この本は真逆。
ホスピタリティとかかけらも出てきません(笑)。

この本で強調したいのは、利益を出している組織としてのディズニーランドであり、その理由は運営の仕組みの完成度の高さであること。それを本書で解き明かしていきます。

紹介文より抜粋
ディズニーランドといえども、その収益構造の基本モデルは「お客様を施設内に長く滞留させる」ことと「お客様の消費意欲を促進する」ことで、他のレジャー施設と変わりません。ただ、それを極限まで高めるための「運営の仕組み」が、他の多くの施設よりも、かなりよく考えられているのです。ディズニーブランドの上に積み上げられてきたノウハウは、他の施設が真似しようにも、そう簡単に取り入れられるものではありません。でも「運営の仕組み」なら、取り入れられる部分が多いはず。そこで、全国各地のレジャー施設を視察しまくっているコンサルタントが、他施設との比較もまじえながら、ディズニーランドの優れた「運営の仕組み」を解説。高収益を追求するやり方・考え方を明かします。「感動」や「ホスピタリティ」とは一味違う視点での「すごさ」がわかります!