NO.270

---

ホンダウエルカムプラザ

---

---

視察日時　２００６年１１月１１日

---

到着まで

南青山はホンダの本社ビル。
１９８０年代後半から９０年代前半のＦ１全盛期にはシーズン中は毎日のように“優勝”の文字が横断幕に踊っていました。
時は流れ２００６年、本当に久しぶりにホンダマシンが優勝したとき・・・
ホンダのショールーム「ウエルカムプラザ」はリニューアル工事中。

なんとも皮肉な時の流れだと思っていたら、１１月６日についにリニューアルオープンしたらしい。せっかくなので今までとどのくらい変わったか？
ちょっとチェックしに行くことにしました。

場所は半蔵門線と銀座線、それに大江戸線が交差する青山一丁目。
交差点に見えるのがホンダの本社ビル。
そして、その１階がウエルカムプラザです。

外観はほとんど変わっていないはずなのですが、リニューアルという言葉を見るとなんだか本社の建物も造り替えたような雰囲気を受けます。

---

場内の構成

まずは入口。
背の高い自動ドアを抜けると大きな「ホンダウエルカムプラザ」の案内板。隣にはきれいな花が飾られています。シルバーを基調にしたシンプルなデザインですが、凄く清潔感ある雰囲気ですね。

そして入口を右に進むと４輪、左に進むと２輪のコーナーへ。
やはり４輪と２輪の両方を扱うホンダらしいエントランスの作りではありませんか？
さて、今年のホンダですが４輪のＦ１はハンガリーＧＰの１勝だけで終わり、全盛期を知る我々にとっては何とも歯がゆい一年でしたが、２輪の方は大活躍。最終戦までもつれ込んだタイトル争いを見事に制して、今年のＧＰチャンピオンに輝きました。

というわけで、４輪コーナー側への入口に入ったのですがまず最初に目に付くのが、チャンピオンになったＧＰマシン。
モーターショーなどでもなかなか近くで見ることができませんが、ここでは本当に“なめるように”見ることができます。
しかし、こんな小さなマシンで３００キロ近くのスピードを出すんですから、ＧＰライダーは凄いですよね。

さてホンダといえばスポーツカー・・・というのはもう昔の話のようで、今のホンダが一番力を入れているのはミニバンのようです。
そして、先日発売された新型ＳＵＶ「ＣＲ－Ｖ」も展示されています。
この手の車は、もう少しワイルドに乗るイメージがあったんですが、いまやアカデミーショーに出演する俳優や女優達も乗るような車。街中を優雅に走るために工夫された車のようです。
シートはオールレザー・・・。

ウエルカムプラザは以前と比べると車の数がずいぶん減ったようです。
とてもフロアが広く感じます。そう感じる最大の原因はどうやらフロア内に柱などがないことのようです。フロア全体が一望できる・・・それが広さの要因のようです

ＣＲ－Ｖの他にもＺＥＳＴ、ストリーム、レジェンド・・・おなじみの車が並びます。
広く感じることで、車も乗り込みやすくなっているように感じるのは不思議な感覚ですが、とにかく皆さんすぐに乗り込んでいますね。

ちなみに、建物の外にも展示がありまして、こちらも試乗できるようです。
今日はあいにくの雨ですが、外に出たり、中に戻ったり・・・忙しく動き回ります。

そんな車を見積もる機械も円形テーブルに格好良く配置されています。
メインゲートではありませんが、サブゲートの前にあるので、すぐに気が付いてよく使われています。さらに、トイレも大きく案内されていました。
ショールームでトイレ・・・と思いますが、この表示を見ると安心して長居できますね（自分だけでしょうか？？）。

本当は新型アシモが登場する予定だったんですが、場内放送からの情報では来年になるとのこと・・・いったいアシモに何が・・・。
ということで、昔からおなじみのスクリーンではアシモの開発風景の映像が繰り返し流されています。

車だけではありません。２輪も新型車が目白押し。
最近人気の大型スクーターもあります。
僕はモトクロスバイクが好きなんです（免許はないですが）が、今のモトクロスバイクは４ストローク。値段みてビックリしました・・・高い・・・。

そして、ホンダのスポーツカーの象徴Ｓ２０００もあります。
やっぱり格好いいですよね・・・早くお金持ちにならないと・・・。

実際に買う人のための商談スペースや休憩スペースとして利用されるテーブル席も以前よりも整備されたようです。今日はイスに座る人よりは車を乗り回る人の方が多いみたいですが・・・。

---

感想

そんなこんなのホンダウエルカムプラザ。
以前に比べると白（シルバー？）を基調にしたとても広い雰囲気になったショールームです。買う気はなくても乗った気分を味わえる・・・そんな人にお勧めです。
ＰＳ、お土産ももらいました