拡張する平面構造

NO.325


鳥栖プレミアムアウトレット


鳥栖プレミアムアウトレット

視察日時 2012年 6月 12日


到着まで

今年のJリーグで九州からJ1に唯一参戦している鳥栖。その本拠地がある鳥栖に九州を代表するショッピングモールがあります。2004年に開業した後、大きくメディアに取り上げられるようなことはほとんどなかったのですが、地道に施設を拡大しております。
その名も「鳥栖プレミアムアウトレット」。チェルシージャパンが九州で唯一運営しているショッピングモールです。

関東に住んでいるときには御殿場プレミアムアウトレットに行ったことがあるのですが、今回は心強い味方もいるので気合い十分です。

アクセスは九州自動車道の鳥栖ジャンクションから15分くらい。高速を出た周辺にはらしき看板が見あたらなかったので少々回り道をしてしまいました。最近はナビが充実しているからあまり道路看板はいらないのでは?という人もいますが、やはりアクセスの基幹になる場所には欲しいものです。

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やっと遭遇した看板に沿って一度曲がると後は道なり。。。駐車場は平面駐車場に立体駐車場と充実した収容台数です。一番近い平面駐車場(第一駐車場というらしい)は平日のお昼時ですがすでに満車。そのほかは十分余裕があります。

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立体駐車場といってもパチンコ屋さんのような狭さはない車道の広い立派な作りです。こうした広さを確保できる理由の一つが駐車場内を一方通行していることがあるのかもしれません。まぁ、中には「自分が法律!!」という運転をされる方もいますが・・・
そして立体駐車場を出るとそのままフラットな通路でショッピングモールに直結してくれます。連絡橋を渡るともう正面にモールがある。。これまたありがたい作りです。

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場内の構成

この施設どちらかという南北に長い敷地構成です。
このため南北に延びる2本の通路(「Street」と名付けられています)とその2本をつなぐ5本の通路(「Avenue」と名付けられています)でつながれた四角形の中に店舗が散在してます。その数なんと150店舗。

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2008年に来たときにはなかった場所もあり、着実に増床しているようです(WEBで見ると2011年に増床したようです)。
諸事情があってまずは南側から見ていきます。南側が平面駐車場に直結しており、このエリアから入ってくる人が非常に多くなる構造です。
チェルシージャパンのアウトレットの特徴はアパレル系が圧倒的に多いことでしょう。いわゆる有名ブランドのアウトレット品なので品質も良く、外れが少ない(という説明を受けました)。
ブランドのことは全くわからないので、施設の造りを中心に見て回ることにしますが、駐車場と同じく通路も幅が広くとってあります。
さらに、各店舗の軒下がかなり広くとっているので雨が降ったり、日差しが強かったりしても十分な待避スペースが取れます。
店舗間の行き来は荒天時でも楽なので回遊性は抜群です。今日は日差しが強いのでこの軒下は非常に助かります。

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広い通路とっても車の往来があるわけではないので、通路の中央には所々にテーブル&ベンチがセットされたパラソルが設置されております。繁忙時期はこうした場所が席取り合戦になるのでしょうけど、今日は全く問題ありません。

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なかなか良くできた作りです。しかもこれがフラットな平面で展開されているところが大変ありがたいです。チェルシージャパンのこだわりの平面空間のようです。
そして増床されたエリアが北側に存在するのですが、施設自体がとてもきれいに保たれているので妙な新しさを感じることがありません。増床されたエリアは少し高いブランドのショップが多いそうです。見てもよくわかりませんが。。。

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そんな平面空間を楽しんでいてさすがにお腹が空いてきました。
増床前は中央部だったのでしょうけど、増床された結果少し南側に配置される感じになったフードコートに行ってみました。
店舗はどちらかというとファーストフード系の店舗が多いのですが、マックやケンタといったメジャーブランド店舗はありません。
麺類、ピザ、アイス。。。ここでがっちり食べるというよりは何度も立ち寄ってチョコチョコお金を落とさせるタイプのフードコートのようです。

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それでもファニチャーとかは“プレミアム”の名に恥じない立派なものが使われています。
もちろん空調完備の屋内ですから、荒天時も安心して使えますね。

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そして、今回心強い味方が“どうしても”と望んでいた施設が「ゴディバ」のお店。チョコレートメーカーだということくらいしか自分は知らなかったのですが、ドリンクも販売しているようです。しかもこれが期間限定商品ということもあって長蛇の列。オーダーしてから手に入れるまで15分くらいかかってました。

さらには地元のサガン鳥栖のJ1昇格記念ということで、ユニフォームサプライヤーのUMBROのショップが出ています。マップを見る限りではイベントスペースと書かれた場所にあるのですが、ショッピングモールにはこうしたイベントもあるということでしょうか?

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感想

平日にいったのですが、女性(母娘、祖母孫)のグループが大変目立ちます。またベビーカーで乗り付けてグループで語らっている人もいますので、付近住民の憩いの場的な側面も持っているようです。
食料品店舗が併設されたショッピングモールとは違って、こちらは完全な嗜好品専門のアウトレットなので、こうしたところに主婦層が集まるというのはちょっと驚きました。
ベビーカーや高齢者など段差や階段に弱いグループでもこの施設の平面構造なら安心して楽しめるので、施設のハードが集客を支えているようにも思います。

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さて、最後に恒例のトイレチェックです。

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視察記録

首里城(沖縄方言: スイグシク)は、琉球王国中山首里(現:沖縄県那覇市)にあり、かつて海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地にあったグスク(御城)の城趾である。現在は国営沖縄記念公園の首里城地区(通称・首里城公園)として都市公園となっている。2019年10月31日の火災により焼失。現在は復旧工事中の場所あり。
TEL 098-886-2020(9:00~17:00まで)
住所 〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1−2
URL https://oki-park.jp/shurijo/
入場料 大人400円、高校生300円、小中学生160円
開園時間 8:00~19:30(時期により変動あり)
アクセス ゆいレール(モノレール)首里駅より徒歩15分

地図(GoogleMAP)

天気予報(ハリテンより)

視察履歴

2009/02/02
首里城のインバウンド施策を確認
2002/11/30
プロジェクトXで感化されまして・・・