和歌山電鉄・貴志駅

レジャー施設の視察レポート

NO.344


貴志駅

和歌山電鉄貴志駅


日時 2017年 6月17日


凋落していた企業が復活する。関西ではUSJがその代表のように言われているが、USJよりも前にこの大きな問題を解決した企業が同じ関西にある。しかも、それをなし得たのはなんと「猫」。

今や全国区の有名な話になった和歌山電鉄の「たま駅長」だ。

残念ながら2016年たま駅長は天に召されてしまったのだが、その後も和歌山電鉄はたま駅長の人気が衰える気配がない。

ということで和歌山まで来たので、現在の二代目の駅長「ニタマ」に会いに行くことにしました。

JR和歌山駅に隣接している和歌山電鉄に乗って、一路終点の「貴志駅」を目指します。


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乗ること30分あまりで終点の貴志駅に到着しました。もうすでに駅長の前には人だかり。駅長の撮影はちょっと待って、先代のたま駅長の写真を見ながら時間を潰します。

たま駅長のおかげで和歌山電鉄の利用者は50万人以上増加し200万人を突破したというのだからすごい効果です。

駅舎は新築されて、猫の顔を模した建物になりました。そして駅の中にはカフェや物販施設。駅そのもののお土産コーナーがある駅というのは日本でも数少ないです。しかも駅舎の上には「貴志駅」なのに「TAMA」と書かれた看板があります。


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先代のたま駅長はというと、神社に大明神として祀られています。野良猫から駅長に、そして神様へと大変な出世です。


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カフェは一組いましたが、そのほかの人は駅付近をブラブラして次の電車を待ちます。さすがにローカル線なので1時間に1本か2本しか電車はありません。


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お土産も人気のTシャツはすでに売り切れ・・・缶に入ったお菓子もどんどん売れます。

さて、やっと現在の駅長の前が空いてきましたので、駅長室前に移動。

現在の駅長は「ニタマ」。別の駅には駅長見習の「ヨンタマ」もいるそうです。


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眠そうにこちらを見てくれて写真に応じてくれました。


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動物が人間の生活を救う話は昔話だけではないようです。ニタマ駅長もどうかいつまでもお元気で!!

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