「大人も楽しい水族館」に15年ぶり来ました@マリンワールド海の中道
NO.511
マリンワールド海の中道
日時 2023年12月14日
仕事の関係で長崎まで行かなかければならなくなりまして、途中で立ち寄る施設を探したところ、しばらく行っていない施設が見つかりました。15年ぶりのマリンワールド海の中道です。
以前と同じようにJRで香椎駅から移動します。15年ぶりに乗ったら新しい車両になっていました。なんと電気とディーゼルのハイブリット車両だそうです。
新しい「Dencha」に乗って、しばらくすると「海の中道」駅に到着。こちらは以前のままのたたずまいでした。
ここからは歩いて5分ほどでマリンワールド海の中道に到着します。
イルカの像が見えるあたりからが、マリンワールドの敷地です。今日は冬とは思えない暖かさなので日差しがある所では結構暑いです。
独特な形の外観が見えてきました。階段を登るとマリンワールドの入口です。正面右側が入場口で、左側が出口です。ベビーカーや車いすなどは左に回り込むとスロープがあります。
チケット売場は自販機と窓口の二種類あります。自販機でも電子マネーやクレジットカード対応してくれる優れものです。
チケットを買って改札に進むと、白い壁面の改札ブースに着きます。2017年にリニューアルしたらしく、中は以前に比べると綺麗になりました。
展示エリアの入口は改札の一層上なので、改札横の階段を登っていきます。今日はクリスマスシーズンでもあり大きなツリーが飾ってあります。
日付が入っているので来園記念に写真を撮る人もたくさんいます。今年になって増えているインバウンドの方は必ず立ち寄る場所です。
最初のゾーンは「九州の近海」がテーマ。
水族館の王道でもある大きな水槽と小さな水槽が続きます。
水槽だけではなくて桜島の溶岩や潜水服などの展示もあります。
九州で有名な海というと「有明湾の干潟」だったりするのですが、これに関してもテーマになっています。魚を取るための器具なども展示されています。魚にとってはいい迷惑な行為ですが・・・。
最近の水族館は環境の悪化に対しての警鐘を促す展示エリアも増えてきました。ここも例外ではありません。
ウミガメなどは急激に減少している種の一つらしく、展示とともに法律についても学ばせるような仕組みになっています。
近海に続くのが「九州の水の森」のゾーン。こちらは淡水に生き物が展示されています。淡水魚の展示エリアは川のように水を流した状態で長く続く水槽が多いのですが、ここでは小さ目な水槽に展示テーマを分けて展示する手法が取られているようです。
イモリやアオダイショウ(蛇)等も展示されています。先日自宅の近所で捕まえたアオダイショウより小さめでした。
ここまでが3階の展示エリア。スロープを伝って1層下ります。
2階は「九州の外洋」がテーマ。大きな”外洋大水槽”ではダイバーさんと説明スタッフさんの餌やりなどが見られます。
今日はクリスマスバージョンでサンタクロースに扮したダイバーさんが餌やりを披露します。
ショーの後にはダイバーさんと水槽の壁越しに記念撮影も撮ることができます
この大水槽の隣が「奄美のサンゴ礁」のゾーン。
サンゴ礁で暮らす魚の展示の他にサンゴそのものを見ることができます。近年は白化現象が多発していて生息地域が減少しているそうです。
そして今や水族館の必須展示生物になってきた”チンアナゴ”はこのゾーンで見ることができます。
外洋大水槽の反対側が「九州の深海」のゾーン。こちらではタカアシガニなどこれからの季節の食材に欠かせない展示生物がいます。
さらに隣は「九州の身近なイルカ」のゾーン。”スナメリ”がボール遊びをしているところを見ることができます。
ここで通路が二つに分かれます。ラッコプールとショープール。ショープールはイルカやアシカのショーが行われます。
イルカショーとアシカショーは別々に行うところが多いのですが、ここでは続けて実施されるのが特徴的なところです。
続いてラッコの餌やりショー。日本でラッコが見れる水族館はここと鳥羽水族館の二か所だけです。こちらのラッコの名前は「リロちゃん」。なかなか芸達者です。
イルカショーのプールの下は、展示エリアになっていてイルカの水中の動きを見ることができます。
水槽の前には、イルカの名前や性格などが掲示されています。
劇画チックなイラストがあり凝った説明です。
屋内の展示はこの程度ですが、屋外にも展示エリアがあります。
名前は「かいじゅうアイランド」。ペンギンやアシカなどが見れます。現在は改装中でバリケードが設置されているのですが、2024年の3月には改装が終わるそうです。
まずはペンギン。かなり近くで見ることができます。
続いてアシカを上から見ることができます。
アザラシはおなじみのチューブ水槽で見ることができます。
そしてレストランはイルカの水槽を見ながら食事ができる最下層(1階)にあります。
入口と出口が分かれているので、利用するときはご注意ください。
メニューは充実のラインアップ。先に食券を買ってカウンターに券を出す先払い方式です。
こちらは「塩サバとキャロットラペのチャバタサンド」。メニューと比べるとサバがはみ出てます・・・。
こちらは「ペンギン天うどん」。がんもどき天ぷらでできたペンギン。クラゲのかまぼこ入りです。
店内は清潔な作りで、席も4人、2人、カウンター席とバリエーション豊かです。これなら多少の混雑でも平気ですね。
そして一層上がってあるのが「ほねのおと」ゾーン。骨格展示などが色々とあります。
最後に出口前には物販店舗「SEA FOREST」。こちらも商品充実です。
まずはクッションや抱き枕・・・。どちらもラッコがモチーフです。
更には小物系。どちらもオリジナル商品とのことです。
ラッコはかなり強烈に推しているようですが、ふりかけなどもありました。
他社のキャラクター商品も多少あります。
いよいよ時間になりまして、出口に来るとトリックアートのフォトスポットなどもあります。
ショーなどがっちり見ると4時間以上は時間がかかります。今回は軽く見て回るつもりで入った施設でしたが3時間程度は時間がかかります。もっと時間に余裕を持ってくればよかったと後悔する帰り道でした
福岡県の香椎にある大型緑地公園内の水族館。2017年4月にリニューアルオープンした。九州内では最大規模の水族館の一つ。
TEL | 092-603-0400 |
住所 | 〒811-0321 福岡県福岡市東区西戸崎18−28 |
URL | https://marine-world.jp/ |
料金 | 大人(高校生以上)2,500円 中学生 1,200円 小学生 1,200円 幼児(3歳以上) 700円 65歳以上 2,200円 |
営業時間 | 10時00分~17時00分(時期による変動あり、休館日あり) |
アクセス | JR香椎線 海の中道駅より徒歩5分 |
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- 2023/12/14
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- 2008/01/10
- 広いというよりデカい。