東映太秦映画村|時代劇が好きな人はどう思うのか?聞いてみたいと思う施設になりました
NO.563
目次
- 東映太秦映画村
- 到着まで:久しぶりの雨の日です
- アトラクション広場:リニューアル中も元気だったエリア、内容は不変のようです
- 映画セットゾーン:映画村はどこに行ったのか?
- 飲食店舗:太秦映画村ではバックストーリーがあるものを食べたい
- 役者さん出演のショー:時代劇好きな人、時代劇知っている人が作ってるのか?
- 没入体験ショー:雨天時は”グリーティング”、時代劇にあった言葉を使うべきでは?
- 物販店舗:京都物産館になってしまって残念
- 太秦時代劇100年:時代劇は流行らなくなった・・・って誰が決めた!?
- ヒーロー展示:今や老若男女にとってのあこがれの存在となっている
- 印象:時代劇の施設なら時代劇が好きな人がリニューアルすればよかったのにと思う
東映太秦映画村

出口ショップの入口
日時 2026年 4月 1日
レジャー見聞録を始めた当初に自分でいくつか決めたルールがあります。サイトトップに書いた通り「3つの自」もそうなのですが、「視察施設を悪く書かない」ということもルールにしました。何でもそうですが悪く言うのは簡単で良いところを探すことは難しいからです。
そんな戒めを敢えて今回は破ることにしました。残念ながら期待がこんなに裏切られるとは思わなかったからです。
到着まで:久しぶりの雨の日です
大阪市内に用事があって来たのですがあっという間に用事が完了してしまった10時前。明日になると天候が回復するらしいのでユニバは明日に取っておいて、今日は太秦映画村に行くことにしました。3月28日にリニューアルが終わり、新装開店となったそうなので楽しみです。

太秦には快速は止まりません

駅には大きな案内があります
大阪から移動だったのでJR嵯峨野線で太秦に移動して歩きます。駅の周辺はいつもと変わらなかったです。

札家所口の発券所です

中高生料金はなくなった
太秦駅方面から歩くと到着するのが「撮影所口」。こちらは東映の撮影所の入口にも面しているので警備員が常駐しています。キューラインが設置されているところを見ると天気が良ければ利用者は多いのでしょう。
チケットを早速買いますが、以前はあった「中高生」という料金区分がなくなりましたね。最近は鉄道の料金体系を利用する施設が増えているので仕方ないかもしれませんね。

アトラクション広場に向かう通路

屋内の通路

屋外通路
チケットは買うと同時に確認を受けて、撮影所口の階段から入ります。廊下から外部通路を抜けて意外に歩かされた後に、映画村のアトラクション広場に入れました。
アトラクション広場:リニューアル中も元気だったエリア、内容は不変のようです

エヴァンゲリオン大迫力
なんといっても目を引くのはエヴァンゲリオン京都基地。雨ですが利用者はそこそこいます。

忍者バトル

からくり忍者屋敷
リピーターと思われる子供が何度も入っているのは忍者系の施設。「からくり忍者屋敷」は学生さんでしょうか?大量に入っていきました。

史上最恐のお化け屋敷
そして、太秦映画村の名物施設「史上最強のお化け屋敷」も健在でした。今回は呪い人形の呪縛を解くのがミッション。ハロウィンにUSJにいたものがこちらに来たのでしょうかね?
お化け屋敷プロデューサーの渾身の作らしいのでなかなか脅かしてくれます。

手裏剣的当て
大人も子供はまってしまうのが、手裏剣の的あて。小銭をどんどんつぎ込んでいる家族もいます。

ケーキ缶

フォトスポット
そして忍者カフェの前にはエヴァンゲリオンの登場人物が和装で並んでいます。ケーキ缶ガチャなんて言うのもできたんですね。
リニューアルしたといいながらもアトラクション広場は今までと大きな変化はなさそうでした。
映画セットゾーン:映画村はどこに行ったのか?

舗装された通路

焼き鳥屋
車も通行する車道を渡って、反対側のゾーンに来ました。このエリアが今回のリニューアルを行っていたエリアで、以前は撮影のセットがあったり、路上で役者さんのパフォーマンスがあったりしたエリアです。
まず驚くのが舗装されてしまったこと。時代劇でこんな路上では撮影はできませんね。石畳はギリギリ言い訳できそうですが、排水用のグレーチングが見えているのは酷過ぎますね。
最もこのエリアは飲食施設しかないので映画の撮影には使わないとくくって考えるしかなさそうです。

御宿:ホテルです

骨董屋

銭湯です

番屋:派出所
続いて、映画セット?と思いきやなんか変ですね。まず柱の礎石のコンクリートが見えていたら映画では使わないでしょうし、全ての施設が中に入ることができません。
映画村の没入感って実際に使ったセットに入れることだと思うのですが、外観だけで写真撮って終わりって・・・。

橋です
とどめ刺されたのはこの橋。かつては撮影にも使われてた日本橋のセットがこんな風になってしまった・・・。
飲食店舗:太秦映画村ではバックストーリーがあるものを食べたい

マグロ屋

醤油屋:ラーメンも売っています
映画村の飲食店舗、時代設定は江戸時代のはずなんですが、暖簾に英語がビッシリって・・・。せっかくの時代劇風の建物が台無しです。未だにインバウンド需要に対応するためということなんでしょうかね?

京菓子のお店

ちょい飲みができるお店
さらに、食べ物を提供する器が災害時の炊き出しとかで使うような使い捨てカップだったりと時代劇の世界観はどこに行ってしまったのか?
役者さん出演のショー:時代劇好きな人、時代劇知っている人が作ってるのか?

剣術指南が受けられる侍修練場

中は撮影NGです
東映さんだからせめてショーはまともなはず・・・っと願いを込めてショーを見ます。
まずは剣術指南のショー。三門芝居があってすぐに参加者の剣術指南へという流れ。以前の「チャンバラ辻指南」は最初に役者さんの殺陣のシーンがあってからの剣術指南でした。
映画村に来てみたいのは東映の本当の役者さんによる真剣な殺陣のシーンだと思いますが・・・。これではまさに”宝の持ち腐れ”です。
忍者ショーは本来の劇場が工事中のための場所設定なのか?なんか忍者ショーが始まるような雰囲気のしない場所でした。これは仕方ないのかもしれません・・・。
没入体験ショー:雨天時は”グリーティング”、時代劇にあった言葉を使うべきでは?

新選組隊士とのグリーティング

出演者勢揃い
今回のリニューアルの目玉ショーが「花嫁道中」というそうです。施設内を広く使った”没入感”が売りのショーらしいのですが、天候があいにくの雨で実施できず。
屋内の施設でグリーティングとなりました。時代劇のショーがこのような事態になったときに案内が「グリーティング」で良いのでしょうかね?没入感が売り物のショーだったら「ご挨拶」とか「お披露目」などいくらでも言葉はありそうなものです。
物販店舗:京都物産館になってしまって残念


出口に直結した場所に物販店舗もあるんですが、以前は頓智のきいた笑えるようなお土産が多数あった太秦映画村のお土産が、京都物産館のようになってしまいました。
何もここにきて買わなくてもいいか?もしくは通販で買えるよね?というようなものばかりでとても残念です。
太秦時代劇100年:時代劇は流行らなくなった・・・って誰が決めた!?

中にあるタイトルと甲冑のフォトスポット

映画スター勢揃い

年表です
時代劇の歴史は今年で100年を超えたそうです。せっかくなので展示館も見てみました。残念なのが年表の中で「時代劇の人気が凋落」というような記述があることです。
確かにテレビ放送では少なくなりました。でもテレビという毎週放送するような番組には不向きになっただけで時代劇そのものが現代人に否定されているわけではありません。SHOGUNのような作品がアメリカで賞を総なめにしたり、アニメなどでは時代劇の設定のものもたくさんあるし、侍タイムトリッパーのような作品が大当たりしたのも最近です。
テレビのようなメディアを起点に隆盛を測る時代ではないのでもっと堂々と100年を祝ったらいいのにと思うのは自分だけでしょうか?
ヒーロー展示:今や老若男女にとってのあこがれの存在となっている

秘密戦隊ゴレンジャー

昭和ライダー
東映は時代劇だけではありません。やっぱりヒーローものは東映です。このエリアだけは今日とても賑わっていました。今や老若男女にとってのヒーローなのです。

平成ライダー

戦隊レッド勢揃い
戦隊ヒーローは50周年で終わってしまいましたが、こうやって全部揃うと迫力満点です。
印象:時代劇の施設なら時代劇が好きな人がリニューアルすればよかったのにと思う

上様の座る席のフォトスポット

大岡越前、遠山の金さん、御出座!!のフォトスポット
リニューアルにあたっては様々な人が関わっていると思いますが、今回施設を見て回って感じたのは「時代劇」を知らない、好きでない人による開発だったように強く感じました。とっても残念で悲しいです。
むしろ、映画村に出演している役者さんや、テレビでも見るような時代劇の重鎮の皆様に聞いて作ったらもっと良いものになったようにも思います。
永遠にこの状態が続くとも思えませんが、本来の時代劇の映画村に戻ったらまた見に来たいともいます。
東映太秦映画村は、京都市右京区太秦東蜂岡町にある映画のテーマパーク。日本に於けるテーマパークの先駆けといわれる。東映京都撮影所の一部を分離し、巨大映画アミューズメント施設として一般公開した。
| TEL | 075-864-7716 |
| 住所 | 〒616-8161 京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10 |
| URL | http://www.toei-eigamura.com/ |
| 入場料 | 大人(中学生以上) 2,800円 小人(3歳以上) 1,600円 |
| 開園時間 | 9時00分~17時00分(季節により変動あり) |
| アクセス | JR山陰線「太秦」駅より徒歩5分 嵐電「太秦広隆寺」駅より徒歩5分 嵐電「撮影所前」駅より徒歩2分 |




