今年で35周年。夜が面白そうな施設なのに朝から来た・・・@琉球村

NO.355


琉球村

琉球村の視察記録


日時 2017年8月31日


沖縄最終日になった。それにしてもさすがの観光地、見たいところが全く尽きる気配がない。ホテルをチェックアウトして今日目指すのは「琉球村」。おきなわワールドと並び沖縄観光の名所です。

車を走らすこと1時間ほど、中部のうるま市にあるのですが、途中細めの道に入ってからなかなか施設にたどり着かないので多少不安になりましたが無事に到着。カーナビは嘘をつきません。

まずたどり着いたのが駐車場。時刻は10時ごろですが6割くらいは埋まっています。瓦屋根付きの灰皿の前でちょっと休憩。


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駐車場側と道路側に大きな名称看板があります。ここまでアピールしている看板は初めて見ます。


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建物の中に入るとチケット売り場ですが、この付近は無料でも楽しめるのでしょうか?チケット売り場はホテルのフロントのような感じです。

さらに他の施設では見つけられなかった外貨の両替機もあります。やはりこの施設もインバウンドの波が押し寄せているようです。


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チケットはすんなり変えましたので、まずは大きな建物内の無料エリアを散策。外からは赤瓦の建物のように見えるのですが、中に入ると天井はアクリル張りでしょうか?とても採光がよく取れています。

お馴染みの体験工房、お土産屋さん、食堂などがあります。食堂は団体利用も可能なようです。団体の立ち寄りなどを想定してこの辺りは無料エリアにしているのか?と勘ぐるくらい大きな食堂です。

食堂の前にはステージもあって、生エイサーを見ながら食事をとることもできるようです。

ちなみに、琉球料理のバイキングなんて言うコースもあります。1500円で食べ放題は安いですね。


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体験工房は、お馴染み民族衣装のコスプレやシーサーの絵付けなどの定番メニューはみんなあります。琉球ガラスを使った表札作りなんていうのもあります。

大きなテントの下に小さな民家があるような雰囲気でちょっと面白い・・・。


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さて、本当(?)の琉球村への入口は、この屋内施設を出たところからです。

「番所」と書かれたところからスタート。ここで先ほど購入したチケットを確認されます。


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この番所を抜けると、古めかしい橋があり、その先は高い木が茂ったエリアです。時代村系の施設はこのように現代風景を一度消すために大きな木などで外界を遮断することが多いのですが、ここも多分に漏れず。。。良いことですね。

さて、通路を進み現代風景が見えなくなると。。。古き琉球王朝時代の沖縄が出現します。


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この建物は「大網」と呼ばれているそうです。

その先には、茅葺屋根の建物が見えてきます。この建物の隣は「旧仲宗根家」と呼ばれる建物で1800年代の建物だそうです。

中では「機織り体験」ができるようです。外は激熱ですが、不思議なことに建物の日陰に入ると心地よい風が吹いてきて涼しい!!

沖縄って不思議なところです。


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その先に行くと「旧國場家」と呼ばれる家に出てきます。これまた立派な家です。通路を戻るように進むと「きじむなぁの家」というツリーハウスが出現します。

家の説明はありますが、建築的な特徴とか住んでいた人の特徴とか・・・もう少し知りたかった。


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若干の寂しさが残る施設を進むと、音楽が聞こえてきました。「中央広場」でエイサーの実演の最中でした・・・というかほぼ終盤です。。。

どうやら最後の曲だったようで、終盤には観客を巻き込んでみんなで踊っています。終わった後は記念撮影をしてもらえるようです。


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この中央広場にあるのが「旧島袋家」。高倉と呼ばれる建物もありますがこれは穀物を保管する倉庫で、ネズミを避けるために高いところに保管するんだそうです。


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島袋家の隣には「旧玉那覇家」があります。その前ではなんと冷やしたオシボリのサービスが・・・これはありがたい。たとえペーパータオルでもありがたい。。。


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この隣には「旧平田家」があるんですが、こちらは琉球藍染めの体験工房。

その隣の「旧西石垣家」では、琉球舞踊の体験講座。家なのでちゃんと靴を脱いで上がりましょう。


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という感じで、1800年代の建物をこの場所に移築して、そこが様々な体験工房になっているというのが基本的な作りであることがやっと理解できてきました。

この中央広場の先には水上ステージのような場所もあり、さらに奥には「きじむなぁ劇場」というシアターもあるようなのですが、このショー開始時間までいると飛行機に間に合わないため断念。。。


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「ポーポー屋」というお店でちょっと水分を補給して、先に進みますと「旧大城家」が見えてきます。ここは何の工房か?と思ったらここはカフェでした。


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さてこの先からが後半。まずは琉球民族衣装の展示などを見てから、大きな建物に入ります。沖縄の武器と書かれた展示にはヌンチャクにトンファ・・・。更には琉球獅子舞の獅子舞なども見れます。本土の獅子舞の人形とはずいぶん雰囲気が違いますね。


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通路左側に窯を見ながら進むと大きな建物へ。。。中に入ると陶芸工房でした。大きいです。


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まずは勉強。シーサーの意味とシーサーの置き方が書かれています。シーサーにはオスとメスがあることすら知らなかった。。。


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ここは単なる体験工房ではなくて、本物の陶芸家の方も活動拠点にしているようです。なので、シーサーの絵付けだけでなくて、本格的な陶芸も体験できるようです。


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器があれば当然そこに注ぐものが必要になるわけで、陶芸のエリアを抜けるとお酒のエリア。

沖縄と言えば泡盛です。それにしてもたくさんありますね。。。車でなければ間違いなく試飲するんですが・・・


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ここから表に出ると、水牛に遭遇。。。サトウキビを潰して砂糖を作っているところでした。この隣には「最安値に挑戦」している黒糖お菓子の販売所


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そしていよいよ施設の最後、「きじむなぁの木」のあるエリアに来ました。「きじむなぁ広場」です。きじむなぁの木の前はフォトスポットになっています。


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この後は、施設の最後ゲートを出る前に物販コーナーがあります。

「1分で作るTシャツプリント」とか「お土産品のバイキング」など、売る方もいろいろ考えていますね。


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ここを抜けると竹でできたターンスタイルが見えてきます。いよいよ出口。


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そんな琉球村も今年は35周年だそうで、3500円以上買うとエコバックのプレゼントがあるそうです。

そして、夜にはお祭りイベントもあるようです。。。夜来ればよかったとここで少し後悔・・・


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午前中からかなり飛ばして見ましたが、琉球村は一見の価値ありです!!今度は夜のお祭りを見に来たいです。

視察記録

琉球村は1982年の開業。おきなわワールドと並び、沖縄の風習や生活文化を伝えるテーマパークです。ハブショーなどはありませんがエイサーなどの民族舞踊、リアルな工芸体験などは琉球村の方が充実しています。沖縄中部のうるま市にあります。夏季は夜間イベントなども行うようです。
TEL 098-965-1234
住所 〒904-0416 沖縄県国頭郡恩納村字山田1130
URL https://www.ryukyumura.co.jp
入場料 大人 16歳以上 1,500円
小人 6歳~15歳 600円
開園時間 8時30分~17時30分
7月から9月は 9時00分~18時00分
アクセス 那覇空港から北へ30キロ、1時間程度

地図(GoogleMAP)

天気予報(ハリテンより)

視察履歴

2017/08/31
今年で35周年。夜が面白そうな施設なのに朝から来た・・・

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