日帰りスキーにGO!!
No.0164
GALA湯沢
察日時 2002年 12月 14日
到着まで
寒いときにしか楽しめないスポーツ、それがスキー。最近はスノーボードの押されて肩身の狭い思いをしている等と言われがちですが、本当はどうなんだろうか?
こんな疑問がわき上がりついに今シーズンからスキー場の視察を組み込むことを決意。早速日帰り可能なスキー場を探すと・・・ありました「GALA湯沢」です。
東京から新幹線で90分。しかも「GALA日帰り」切符等という商品も出ていて、非常にお得!!早速新幹線に乗り込んでGALA湯沢に向かいます。
いつものごとく移動中は貴重な睡眠時間となってしまって、気が付くと越後湯沢駅。ここから新幹線は本線を分岐して数分で「GALA湯沢」に到着。
駅は普通の新幹線の駅ですが、階段を登ってみてビックリ。なんと既にスキー場の入口なのです。駅前留学・・・って話は聞いたことがあるけれど、駅前スキー場なのです。
改札を抜けると左手奥に「インフォメーションカウンター」と呼ばれる施設が並び、ここがレンタル受付やリフト券の販売などが行われています。ずいぶん前に出来たはずなんですが、非常にきれいです。調べてみると今年施設をリニューアルしたそうで・・・なるほどです・・・。
まずはリフト券を引き替え。GALA湯沢日帰り切符はリフト券付きなのでチケットを見せるとその場でリフト券(一日券)を発券してもらえます。
これで準備はOK!と思ってロッカーに向かうとロッカーの受付をしないと利用できない・・・と言うことで再びインフォメーションに逆戻り。ロッカーは一日1000円で使い放題です。日帰り切符にはロッカーの代金は入っていないので要注意。
ロッカーはカーペット貼りで2段組。ロッカー受付を済ませたときに利用できるロッカーの番号が書かれたチケットをもらえるので、ここに向かい荷物を入れた後、自分で暗証番号をセットしてロックされます。二段組な上に幅も広いので大きなキャスターバックもスッポリ入る優れモノ!!まぁ1000円の値段だから当たり前か??
ロッカーの手前にはレンタルカウンターが並んでいます。スキーとスノーボードに別れているので間違うこともなさそうですが、スノーボードの方がやはり人気のようですねぇ・・・。
レンタルは初級からエキスパートまで細かく別れていて、まずは自分の利用したいモノを記入します。記入を行うカウンターも柱をうまく利用して遠くからでも場所がわかるようになっています。
さて着替えも終わり、レンタル受付も見たのでいよいよゲレンデに向かおうと思ったら、意外に迷ってしまったのがゲレンデへの入口。よく考えるとロッカーで着替えてそのままゴンドラに乗れるような通路があったのですが、着替えてレンタル受付を覗いてしまったので迷ってしまった・・・。そう、ロッカーの裏手がゴンドラ乗り場になっています。
ゴンドラ乗り場の手前でリフト券を確認されて、「行ってらっしゃい!!」と一言かけられる。いまや集客施設の挨拶は「いらっしゃいませ」ではなくて「こんにちは」とか「行ってらっしゃい」が主流なのだ!!
ゴンドラは定員8人なので、スノーボードは内部に持ち込みます。スキーはゴンドラの外部にあるラックに入れられるのです。ちなみにスノーボードの先端で頭など切らないようにするため、ゴンドラの乗り場前にはキャップが用意されています。もちろん降車時には回収箱に入れます。
ゴンドラに揺られてしばし・・・GALA湯沢のスキー場に到着!!
ゲレンデ&リフト
12月の中旬と言うことで全面滑走可能ではありませんでした。butかなり楽しめそうなゲレンデです。ちなみに私は初心者ですから、大して滑れません。
ゴンドラを降りるとリフト乗り場がありますが滑るためにはこのリフトの利用が不可欠のためかなりの混雑。ボーダーもスキーヤーもごっちゃのためパニック寸前の状態でした。う~ん、考えてみるとボーダーがこんなにいない頃まで逆登らないとスキーの記憶がないとは・・・。
よく見ると乗り場の列の中央部にチケット確認ブースが見えます。でも、皆さん一日券なのでほとんど確認の必要がないようです。
右端は一人の方用の“シングルライン”となっているのを発見!!早速こちらからリフトに近づきます。4人乗りのリフトですが、2人が多いので、結構早めに乗れました。ラッキー!!
ってなわけでいよいよゲレンデ上部に到着。ここからコースは別れてリフトに向かって左側を「ブロードウェイ」、右側を「グルノーブル」、下部を「エーデルワイス」と言うようです(マップより)。名前はどうでも良いんですが、とりあえずほとんどが中級者コースと書かれている点が気になります。
まずはブロードウェイに行ってみました。
中級と書かれていたのですが、かなりなだらかな・・・と思っていたらいきなり・・・でました・・・急斜面・・・。大丈夫かなぁ??
実際滑ってみると雪質は良いので滑りやすい。しかも今年購入のファンスキーは取っても快調!!ってな具合でちょっと調子に乗っていると・・・ドン!ガラ!ガッシャーン・・・と初転び・・・。体よりもカメラを気遣う自分が悲しい・・・。
しかし、一度転んでしまうともう何も怖くなくなる都合の良い性格も相まって結局2時間近く滑ってきました。最近はボードもスキーも混在しているんですねぇ・・・。
さて今度はスキー場の山頂を目指して見ましょう。「グルノーブル」コースです。ブロードウェイからリフト乗り場を横切って山頂に向かうリフトに乗り込みます。
リフトはなんと一度下ってから登っていく・・・ちょっと高所恐怖症の方にはおすすめできないリフトです。
寒さに耐えながら10分近く・・・山頂にやってきました。ここは「高津倉山」と言うらしいです。ここからはコースが二つあって「260万ダラー」という上級者コースもあるんですが、今日は閉鎖中。
中級と言ってもブロードウェイよりはかなりの急斜面・・・。きれいな山下の景色を楽しむ上半身と、コースに脅える下半身の微妙なアンバランスの中でいよいよ滑走開始!!
最初は怖かったんですが、少しずつ慣れてきて、コツが掴めてきました。フムフム・・・。よく考えるとコブを利用して減速すれば・・・なんて余裕も出てくるとこれが結構うまく滑れて楽しい・・・。
・・・と言うことでいつの間にやら滑りきってしまって、もう一回・・・。意外にスキー行けるかも・・・と2回目のチャレンジではしっかり転んでしまって・・・イタタ・・・。
ここまで何度がリフトに乗ってみましたが、驚いたのがリフトのスタッフの愛想の良いこと。昔は無言の方が多かったんですが、「はい、どうぞ!!行ってらっしゃい!!」なんて言葉が当たり前のように飛び交うんです。
スタッフも若い人、高齢の方いろいろですが、みんな笑顔で迎えてくれるのが非常に嬉しいです。もっとも雪まみれの自分を見て笑っているのでは??などと勘ぐってしまったりもするんですが・・・。
さぁて食事のためにエーデルワイスを下ってみましょう。さすがにこのコースは初心者向けなのですが、傾斜が緩やかにするためコースは蛇行しています。さらに他のコースに比べると幅が狭いのちょっと注意。ボーダーが座り込んでいたりしますので・・・。
ってなわけで再びゴンドラ乗り場まで降りてきました。
飲食&物販
どんな集客施設であっても共通なのがこの施設。GALA湯沢の場合はゴンドラ乗り場の周囲に「レストハウス『チアーズ』」というレストランがあります。この他ブロードウェイにもう一つあるのですが、今日はお休みのようでした。
入口の前には「GALA名物」と書かれた特大のピザとカツ丼が並んでいます。ちょっと昼ご飯にこれを食べるのは辛そう・・・。
中に入ってみると非常に清潔感あふれる印象。禁煙席があるってことは原則喫煙可能であることも確認出来ました。
カフェテリア方式なので、まずはトレイを持って自分の頼みたいメニューを捜していきます。洋風、和風・・・と別れていて選びやすいし、入口には販売アイテムをしっかり表示している案内があるので助かります。
人は多いのですが混雑した印象が少ないのはなぜ?と思うと精算コーナーは別の場所にあり、しかもフォークやスプーンのコーナーは精算コーナーの後にあるんです。
食べ物の提供時間に自信があるんでしょうか?レストランの入口には「先に席を取って下さい」と言う案内まであります。他のレジャー施設では普通反対ですよねぇ・・・。「席を取るな」というのはよく見るんですが・・・。
座席エリアは白を基調にしたとっても清潔な雰囲気。しかもテーブルとイスもこれにあわせてあります。
レストランの隣にはショップもあります。こちらはゲレンデで利用するものを中心に配置。帽子を忘れてきてしまったので、早速購入しました。
レジにはスキャナーも付いていて処理もスムーズです。帽子やグローブ、サングラス等と言った必需品系のアイテムはかなり豊富です。
ちなみにGALA湯沢駅にもレストランとショップがあります。こちらは新幹線を待つ間に利用する感じで、食事は軽食が中心。そしてショップはお土産が中心です。
新幹線の到着までの時間を持て余している人も多くて、この2店舗が盛況です。レストランは待たないと入れないし、ショップはレジ3台に長蛇の列・・・。
感想
日帰り利用をかなり意識したスキー場だったように感じます。なんと言っても駅から徒歩0分というのは凄い。しかも東京から90分となれば、「お手軽スキー」にはもってこいの施設。
当然帰りの新幹線はかなりの混雑になってしまいましたが、90分なら耐えられないほどの時間でもないし・・・。
スキー場も雪質も良かったし、コースもなかなか広いので一日楽しめると言う意味では非常に良かったです。
問題は飲食施設が少ないので、これから本格的にスキーシーズンになったときにかなり待たされそうな雰囲気が漂っていた点でしょうか?
疲れた体で新幹線を待つのが辛い人には駅の3階にある「ガーラの湯」なる温泉もあります。今回は使いませんでしたが、通路に座り込んで待つよりは良いんじゃ内でしょうか?やっぱりスキーの後は温泉かぁ・・・。
TEL | 025-785-6543 |
住所 | 〒949-6101 新潟県南魚沼郡南魚沼郡湯沢町湯沢(大字) 大字湯沢字茅平1039-2 |
URL | https://gala.co.jp/winter/ |
アクセス | 上越新幹線 ガーラ湯沢駅よりゴンドラにてすぐ |
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