2003年初プール

NO.181


多摩テック


多摩テック


視察日時 2003年 6月 29日


到着まで

いよいよプールのシーズンがやってきました。昨年は仕事だなんだと結局どこにも行けなかったので、今年はちゃんと行こうと心に決めて、いつものごとくネットサーフィン。

おなじみの施設を見ていくと、目にとまったのが「ご招待」の文字。早速WEBから申込みを行うと数日後見事(?)当選。と言うわけで、今日は東京のベットタウンにある多摩テックへ・・・となりました。

2年前のプールシーズンにも来た施設なんですが、このときはあいにくの雨・・・気温も水温も低くて泳ぐなんて・・・という天気でしたが今日は気温こそ低いのですが天候はまぁまぁ・・・。今年は天気の悪い日が多いので、まずはコンディションはOKとしましょう。

多摩テック多摩テック

実家から車を飛ばして20分あまり、多摩テックの看板が見えたところから車が動かなくなりました。時間は昼過ぎ・・・甘く見ていたのが失敗でした・・・。

その後カーナビの力により裏道を抜けて少しは時間短縮できたのですが、結局道路の渋滞のおかげで20分ほどで到着する予定が、1時間以上かかってしまい大誤算。

多摩テックに出る道路は、この先に多摩動物公園などもあって日によっては渋滞する道路なので要注意!!この渋滞の原因はあの「招待券」なんでしょうか?

さてさてやっとの思いで駐車場に到着。早速荷物をまとめて今期最初のプール視察にGO!!まずは招待券(とは言っても単なるWEBページを印刷したコピー用紙なんですが・・・)を引き替えないと!!

多摩テック多摩テック

チケット売り場に行ってみると、招待券は違うと言われて振り返ると「招待券引換所」と書かれた看板を発見!!周囲をよく見てから行動しなくては・・・と反省・・・。

出力した招待券を見せると、「行ってらっしゃい」とチケット、ガイドマップ、クアハウスの優待券とたくさんもらえました。今日は招待券なのでアトラクションは別払いです。

もっとも、今日の目的はプールなので、「アトラクションはいいや」なんて思っていたんですが、結果としてこれがラッキーだったことに後で気づくのでした。

それでは中へ!!


場内の構成

多摩テックの経営母体はF1の開催で有名な鈴鹿サーキット。多摩テックの近隣の住民には「ゴーカートの遊園地」と言うことで結構有名なんです。

多摩テックが経営母体になっていたことを知ったのは、もちろん今の仕事を始めてからなんですが・・・。

多摩テック多摩テック

と言うわけで改札を抜けると、早速「ドラッグカー」の展示があります。どうやら実際に使われていた車のようなんですが、こんな小さなハンドルで時速300キロ以上出すんだから凄い車です。

この車の周りは、子供よりもお父さん達が熱心に見ています。

子供:「お父さん早く~」
父:「あ、う、うん・・・ちょっと待って」

と言う光景が何回か展開されているのを確認して(別にしなくても・・・)、いよいよプールに向かうことにしました。

多摩テックのプールは“ロックガーデンプール”と呼ばれています。ところがこのプールの行き方を示す案内が思いの外少ないので初めての方は注意が必要です。ちなみに改札を抜けたらレストランを横目に見ながら直進、その後左折して山を登ったところです。

多摩テック多摩テック

さすがに招待券の効果なんでしょうか?気温はやや低いもののかなりの人混みです。かき分け、かき分け何とかプールの入口までたどり着きましたが、ここに驚くべき看板が・・・

「雷雲の発生によりプールの利用を中止する場合があります」

との表示。多摩テックのプールは山の頂上に近い場所なので、注意が必要です。落雷はプールの天敵なんです(ホントに)。

入口前ですが、こんな看板もあることなどからかなりの混雑。もともとそれほど広くない場所なので、ちょっと混乱しています。一応プールのチケットはここでも購入できるのですが、どうやら販売を行っているのがライフガードの方のようで、ちょっと手際が・・・。

多摩テック多摩テック

ちょっと混乱しているチケット売り場周辺ですが、それでもベビーカーの専用置き場があったりと一応のサービスグレードは維持されていてOK!!もっとも縁が無い施設ですが・・・。

改札でチケットは「入場券」の部分がもぎられて、このプールの改札で再びチケットを提示、「プール入場券」が再びもぎられて、遂に半券になりました。

いよいよプールに入るんですが、その前に済ませなければならないのがもちろん“更衣”です。早速ロッカーに行ったのですが、コンクリートのフロアはかなりの水濡れでいきなり“ツルリ!!”っと滑ってしまってちょっと恥ずかしい・・・。

多摩テック多摩テック

ロッカーは完全なコインロッカー。一度鍵を閉めたらお金は戻ってきません。身長に荷物の分別をしてロッカーへ。コンタクトレンズも装着して、メガネを収納。準備万端で鍵を閉める。

「チャリーン」という音と共に200円は二度と戻らぬ旅へ(?)

ロッカーには滑り防止のためでしょうかスノコもあるんですが、こちらもこの人出ですっかり水びだし・・・ちょっと残念でした。

いよいよプールに出てみます。


プールの構成

早速プールに出ることにしましたが、多摩テックのプールは入口にシャワーが付いています。ちゃんと体を洗ってからでないと、泳いではいけません・・・と言うことなんでしょうか?

さらに注意したいのがシャワーの入口周りが狭いことです。ロッカーはもちろん男女別れていますが、こうなると集合するのが当然のことながらロッカーの外。かなり混んでいます。さらに追い打ちをかけるようにレンタルシートなどもここで受け付けるので大変!!

多摩テック多摩テック

混雑を抜けて、シャワーの洗礼を受けていよいよプールサイドに出るのですが、なかなかの混雑。2年前の同じ日に雨の中来たときとは大違い(って当たり前)。

プールはロッカー側に子供用のプールが一つ、奥に水深の深いプールが一つ。いわゆるウォーターパークと呼ばれるところに比べるとかなり小さめ・・・。

まずは手前の子供用のプールから見ることに、水深は50センチで子供も腰くらいの深さ。中央には“ファンファンファイアー”と呼ばれる消防車を模した水遊びの遊具が設置されています。こちらは子供に大人気で、放水銃、滑り台・・・子供のアイデアは無限のようで・・・。楽しそうです。

多摩テック多摩テック

さらにプールサイドには消火栓が壊れてしまった・・・と言う想定なんでしょうか?放水銃なんかもあって、子供には大人気です。写真を撮ろうとしたら子供が手で噴射口を塞ぐもんだから・・・カメラが・・・水びだし・・・。

さて続いて大人も泳げるプールへ。

こちらはいわゆる“遊泳プール”で、特に変わった仕掛けもなく、皆さん自由に泳いでいます・・・というか今日は混雑していて“浮いています”??

多摩テック多摩テック

プールと言えば日焼けしたライフガード・・・なんですが、ライフガードの方もさすがにプール開きの日には日焼けしていない方もいるんですねぇ・・・。

ちなみにどちらのプールとも一定時間毎に水底確認を行うので、その時間は泳げません。
ところで、プールに行くときに重要なのが“陣地取り”。グループで行かれる方はもちろん最初にしなければならないんですが、なにせ一人が長いと・・・。

ってなことはどうでも良くって、多摩テックで陣地を取るならお薦めはプールの一番奥。奥まで来ると高台になっていてコンクリートの上に敷物を敷いて場所取るのもよし、さらに山側に行けば芝生のエリアもあるので、ここもなかなかお薦め。

多摩テック多摩テック

今日はプール開きの日でスライダーなどはまだ利用できないんですが、プールに浸かりながら、ビールでも飲んでゆったり・・・と言う方はこの奥のエリアが確保は重要ですよ!!


付帯施設

付帯施設・・・なんて言うと凄く堅苦しい感じですけど、要はお店関係です。

多摩テックには浮き輪などのビーチ周り商品を販売するショップがあります。場所は大混雑の改札の傍なので、浮き輪などはちょっと買いにくい・・・。

多摩テック多摩テック

一方の食事ですが、ファーストフードやラーメン、ビールなどのドリンク類を販売しているお店が一つあります。多摩テックはプールサイドでの飲食は禁止なので、レストランはかなり混雑してます。

さらにレストランに通じる通路もちょっと狭いので注意が必要です。レストランは2階部分になるのですが、おもしろいのがこの下、つまり1階がゴーカートの走路。時々爆音(と言うほどの音でもないですが・・・)を轟かせてカートが通過します。

プールのお客さんとカートのお客さん・・・お互い目が合うとおもしろいですねぇ・・・。

この他に有料のレンタルシートのエリアもありますが、こちらは3階の屋上。眺めは爽快ですが、プールとの行き来はちょっと辛そう・・・。

多摩テック多摩テック

無料のエリアで日焼けをしたくない人にお薦めなのが、プールの一番奥の“葦簀”が貼られたエリア。ここはなかなかお薦め。覗いてい見るとやっぱり若い女性が多いですねぇ・・・。

さてさて、プール内を歩き回って、お約束のビールも飲んで(イカン・・・車だった・・・)、昼寝も満喫した頃に、場内放送が流れてきました。

「どのアトラクションも楽しめるお得な4枚券を1000円で発売中」

??、1000円で4回・・・と早速ガイドマップをチェックすると、700円や600円のアトラクションがあるではないか・・・つまり二つ以上乗れれば元が取れる!!っとセコイ計算をきっちりした後、プール入口で購入。

このチケットプールを使った人しか変えない場所で販売されているのです。
狙いは、プールを利用した後にアトラクションも乗って・・・なるほどなかなか考えてますねぇ・・・。

多摩テック多摩テック

チケットを購入した後、着替えてそそくさとプールを後に・・・なぜ急ぐって?あと1時間で営業終了だからです!!


感想

1000円券を購入後、残り1時間でアトラクションも3つ乗って結局営業終了時間まで粘ってしまいました。ちなみに日本一長いと言われる水流下りアトラクション「ワイルドリバー」は営業終了前まで30分待ちという盛況ぶり。

多摩テック多摩テック

多摩テック名物のロングコースゴーカートにも無事乗れて、1000円分は回収。この上欲張ってクアハウスも・・・と思ったんですが残念ながら今日の営業は終了・・・。

アトラクションは何でも長い・・・多摩テックを満喫した一日となりました。

プール自体は大きな規模ではありませんが、芝生があると言うのは大きなメリットです。なんと言っても芝生の上なら涼しいし・・・。

数日後、再び多摩テックからメールが届き、いよいよスラーダーのエリアもオープンするとのこと・・・こちらも招待券で行けたんですが、さすがに仕事を抜けるわけには・・・残念・・・。

視察記録

 

多摩テック(Tama Tech)はかつて東京都日野市に存在したモータースポーツをテーマにした遊園地および温泉施設である。遊園地は同じ経営主体による鈴鹿サーキットとともに「モートピア」と称された。本田技研工業株式会社子会社の株式会社モビリティランドが経営していたが、2009年9月30日に営業を終了して閉鎖された。

視察履歴

大渋滞後の大混雑 (2004年8月7日)
2003年初プール (2003年6月29日)
2001年初泳ぎ (2001年6月30日)

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