博物館で家探し!?
NO.195
上海城市規画展示館
視察日時 2003年10月25日
視察記録
上海に行った際に非常におもしろい展示館を紹介してもらったことを思い出しましたので、急遽掲載です(?)。
その名は「上海城市規画展示館」中国語だと微妙にも字が違うんですが、日本語で表すとこうなるようです。
どんな場所かという、未来の上海市の街並みを精密な模型で再現した展示館です。
この説明を受けたときにはピンと来なかったんですが、
車で現場近くまで来ると何の変哲もないビルがポツリ・・・
「う~ん・・・大丈夫かなぁ・・・??」としばしたたずんでしまいます。
有料施設ですから入口でチケットを購入しますが、金額が20元(日本円で300円くらい)。
中国の物価を考えるとなかなかの値段になります。
チケットを買ってもらい(・・・だって言葉は通じないので・・・)、いよいよ改札へ。
改札も何列かあるんですが、今日は空いているようで、
使わない改札にはスタンションでロープが張られていたりと・・・。
チケットをもぎられて、いよいよ中に入ります。
まずはエスカレーターで上に登りますが、ふと見ると1階には大きな模型がありました。
しかし、これがいったい何なのか?言葉がわからないと本当に寂しいです
そのまま3階に上がったんですが、なんとここからがビックリ!!
フロア全体を埋め尽くす勢いの模型(ジオラマ?)。
上海市の未来はこのようになります・・という模型が展示されています。
その規模にとにかく圧倒されること間違いなし・・と言うくらいの大きさです。
聞いたところでは、ギネスブックにも載っているそうですが・・・
模型の規模にも圧倒されますが、その精密さも素晴らしいものがあります。
高さなども正確に縮小されているのです。
こうした、模型の説明を行うガイドさんも登場して、場内の盛り上がりは大変なものです。
もちろんこの通りに都市計画が進められていくのですから、未来の自分の家の周辺がどうなってしまうのか?ここに来ればわかるのです。
よく見るとデザインも結構凝っているようです。
不思議な形の橋があったり、川沿いに観覧車ができたり・・・未来の上海はおもしろそうです。
もちろん、これだけの規模を正確に開発していくのですから、
「未来はどこに住もうかな?」
と考える人にとっては、この展示館は非常に良い場所です。
なにせ将来自分が住みたいと考えている周囲が一体どのようになっているのか?
ここに来ればわかるんですから・・・。
そして、3階から一つ下がると上海で開催予定の「万博」の企画展示。
万博の歴史や上海の万博はどのように行う予定か?いろいろ展示があります。
さらには地下には、昔の上海の街並みを再現した通りが・・・
こちらもなかなか味があります。路面電車の横にある人形・・・よく見ると板張りだったりするんですが・・・
入る前は20元・・・高いなぁ・・・と思ったんですが、ここは意外に楽しめます。
これだけの展示物がありながらもしっかり、休憩スペースもあって・・・。
こんな上海城市規画展示館は地下鉄の人民広場駅からすぐの場所にあります。