アミューズメントショーを見に来ました
No.0088
東京ビックサイト
視察日時 2001年 9月 22日
到着まで
本日は朝から良い天気です。9月の三連休の初日でもあり、どこに行こうかと考えていたところ、今日はアミューズメントショーが開催されていることを思い出しました。職業柄この手の催しは行けるときは行かないと、後で大変な目に遭います。
場所はお台場の東京国際展示場、通称「東京ビックサイト」です。昔は展示会といえば「幕張メッセ」まで行かなければなりませんでしたが、ビックサイトの完成以降身近になりました。
施設へは新橋からゆりかもめに乗って「国際展示場正門」まで行くか、新木場よりりんかい線で「国際展示場」駅から向かうのが便利です。車の場合はお台場ICから駐車場に向かいましょう。お台場近辺は一時期の盛況時期を過ぎてしまったようで、三連休の初日というのに駐車場はガラガラです。臨時の駐車場もたくさんあるのですが、お台場の良いところは1日駐車しても1500円で済むところです。
今回は国際展示場正門までゆりかもめで移動して、そこから徒歩です。何度か来たことのある施設ですが、やはり間近で見ると非常に威圧感のある大きな建物です。
ピラミッドを逆さに4つつなげたような施設の下がエントランスプラザと呼ばれる広場になっています。ここには本日行われている展示内容の紹介や、イベントの時間スケジュールの紹介が行われています。
入口の手前にはロッカールームもありますので、空港から直行した人や、大荷物の方も安心です。ロッカーは全てコインロッカーで大(500円)中(400円)小(300円)の3種類あります。もちろん両替機も準備されているので、紙幣しか持っていない方でも安心です。
ちなみにこのロッカールームのあるフロアの下はバス乗り場になっています。東京駅や浜松町などから直行バスも出ていますので、こちらを利用したい人は、一層下がったところから・・・ということになります。
それでは中に入ってみましょう。
場内の構成
ビックサイトは3つのエリアに別れています。最も目立つピラミッドを4つ逆さにしてくっつけたようなものが「会議棟」と呼ばれていて、ここでは大小さまざまな会議フロアがあります。
この会議棟を挟むように、二つの展示フロアが並んでいます。駅側から見て手前にあるのが「東展示棟」、奥側にあるのが「西展示棟」です。
エントランスをくぐると非常に広いフロアに出てきます。ここは各棟への分岐のためのエリアになっています。東棟、西棟、会議棟と書かれた大きなバナーがありますので、これを目印に進みます。今日は東棟に進みます。
フロアは大理石のような材質で作られており、見た目は非常に豪華です。雨の日は滑りやすいのでヒールを履いた女性の方は特に注意が必要です。
さて、今回の目当ての東棟へは、なんとムービングベルトでの移動となります。確かに広いので、便利ですが、ここまでの設備って必要なんでしょうか??
ムービングベルトを使わなくても歩いて行くこともできます。またこの通路が広いこと・・・。
ムービングベルトの終点が、東棟のエントランスになっています。東棟は左右3つずつ合計6つのブロックに別れています。展示の規模によって各ブロックは結合させることができますので、一度に6種類までの展示会が開催できることになります。
今回は東棟の半分ずつを2つの展示会で利用しています。
展示フロアにはこのエリアからさらにエレベーターで一層下がります。
やっと展示会場の入口に到着しました。ここまで時間にして約20分。いやいや巨大な施設です。ホントに・・・。
さてここでトイレをチェックしておきましょう。バブル期に設計された施設なので非常に豪華です。もちろん清潔です。
展示会場ですから、各種の展示もさることながら見に来た人たちが商談の行く末を会社に連絡するための電話ボックスなども充実しています。最近は殆ど携帯電話利用なので、あまり使っている人はおりませんが・・・。
これだけ広いスペースですので、展示エリアの上部にはまたまた、ムービングベルトが着いています。展示棟は1階が展示フロアの入口、2階が飲食施設というのが基本構成のようで、ムービングベルトはこの飲食施設の横を通ります。
さて、肝心の展示室ですがまずはチケットを購入しないと中に入れません。これだけの施設ですが、チケットの発券は仮設ブースです。もっと有料の展示会ばかりではないので、有料の展示会を行う場合はこうしたブースも持ち込まないと行けないんですねぇ・・・。
内部は非常に大きな倉庫と考えて下さい。特に内装が施してあるわけではなくコンクリートが剥き出しの壁がそびえ立っています。
今日は「アミューズメントマシンショー」ですから、全国のアミューズメント機器メーカーの展示が所狭しと並んでいます・・・。と言いたいのですがよく見るとかなりスカスカの状態です。世の中やはり不景気なんでしょうか・・・。
スカスカの部分にはイスとテーブルを並べて簡単な喫食のエリアになっています。そしてなんとカーペット敷きの休憩場所もあります。
ちなみに今日の展示会の趣旨はメーカーの現在の英知を凝らしたアミューズメント機器の品評会です。
セガ、ナムコと言ったゲームメーカーもありますし、プリクラのアトラス、遊園地の遊技機器のメーカーもおります。でもやはりセガとナムコは目立ちます。
そしてこうした展示会ではおなじみの、コンパニオンとカメラ小僧・・・。カメラ小僧の注文を受けて様々なポーズを取っているコンパニオン達・・・。立場が逆転しているような・・・?
この他にはキャラクター類も登場。ウルトラマンもおりました。小生的にはこっちの方が写真に撮りたい度は高いです。
いわゆるビデオゲーム関連の展示品が多い中で、小生的には非常に目を引いたのがこちらの遊具。なんと水に浮くそうです。
この他ではUFOキャッチャーなどの定番ゲームが多いのですが、ゲームでおもしろいのが、金魚すくいゲーム。
本物の金魚と、和紙でできた網なんですが、なんとすくい方が機械を利用します。ちょっと味気ないというか、なんとも・・・。
いやはやアミューズメント機器って、一口に言いますけどいろんなのあるんですねぇ・・・。
物販・飲食
展示施設も大きくて豪華ですが、目を見張るのは飲食施設の充実ぶりです。展示エリア内の仮設店舗での販売の数も半端ではありません。
さらには2階のフロアにはお弁当を販売している店舗もあります。見学に来る人は良いのですが、主催者や出展者は優雅に食事も食べられないでしょうから、こうした店舗は大事になるのでしょう。
優雅に食べたい人は、2階のフロアサイドにあるレストランか、3階の海を見ながら食事をとれるレストランもあります。
さらには、東棟と会議棟の中間通路付近にあるレストラン街を利用することもできます。こちらはカフェテリアからテーブルサービスまで幅広いサービスのお店があります。
とにかく、ここでは食事の場所の心配は全く要りません!と言っても過言ではないくらいに飲食施設は充実しています。
感想
何とも、凄い施設です。お台場は元々は埋め立て地ですから完全な人工物です。さらにこの驚異的とも言える形をした人口の建物・・・。まさに人間の英知の集合体なのです(と言ったら言い過ぎか・・・?)。
しかしこの場所に来る人が少ないのは残念です。駐車場もバスもゆりかもめも殆ど座れる(駐車場は待たずに入れるですが)状態です。
都市博の予定地だったかの地であればこそできることだという人もいますが、確かにそうかもしれません。これだけの土地を裕福に使ってしまう決断は昨今ではなかなかできないでしょう・・・。
TEL | 03-5530-1111 |
住所 | 〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11−1 |
URL | http://www.bigsight.jp/ |
アクセス | 新交通ゆりかもめ 国際展示場正門より徒歩5分 りんかい線 国際展示場より徒歩7分 |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
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- 2001/09/22
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