大渋滞後の大混雑

NO.214


多摩テック



多摩テック


視察日時  2004年 8月 7日


到着まで

今年の夏は“猛暑”です。本当に暑い!!プール視察にとっては非常に良コンディションと言えるのですが、こんな時に困るのが大混雑。
なんてことを考えていたのですが、毎年のように行っている施設で未だに混雑状態を経験したことがない施設が一つあったことに気が付いた。

それが、“多摩テック”のプール。

今年こそは・・といきりたって出発・・・した夢を見ておりまして、出発が大幅に遅れてしまいました。
それでも、17時までは開いているはず・・・安心しきって出発したのが大失敗。

高速、主要幹線道路とものの見事に渋滞にはまりまくって、やっとの思いで現地に到着したのがお昼過ぎ・・・。

多摩テック多摩テック

まぁ、それでも日差しは強いし、立っているだけで汗は出てくるので間違いなくプールは混雑しているのでは・・・。
駐車場に着いて料金を払い車を停めてゲートに向かいました。

さて、入場券を買うか・・・と思ったところで看板の文字に目がいった・・・「プール営業時間16時まで」

プールの閉園時間はパークの閉園時間より1時間早い・・・知らなかった・・・というか“調べてなかった”・・・

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ちなみに、閉園間際になると改札では「次回来場時の割引券」がもらえます。金額にして1枚500円くらい安くなるので、かなりお得です。

さて、さすがに場内は夏仕様。売店もプールグッズを全面に出して迎えています。

それでは、プールへ向かいましょう!!


ロッカー&レンタル

多摩テックはパークの中にさらにプールの入口があり、アトラクション的な扱いをされたプールになっています。
プールの前のゲートではチケットの確認やプール入場券の販売なども行っています。
例年ですが、15時頃からはパーク内で利用できる「乗り物4回券」を1000円で販売したりするサービスも行われています。

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改札の周りには気温や水温などに加えて、塩素濃度などの掲示もあります。
でも、この場所いつの間にやらベビーカー置き場になっていて、遠目にしか確認できない・・・。
もっとも、こんなこと気にしてプールに来る人は少ないでしょうけど・・・。

さて、改札を抜けると右側がロッカーエリア。
ここのロッカーはしっかり男女で分かれています。

更衣室、シャワー室、ドレッサーと一応必要なものは全て揃っているのですが、ちょっと清潔感が・・・。
それと、換気が悪いようで、かなり空気が蒸れています。

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まぁ、プールの料金も安いのでこの点は目をつぶるしかありません。

一応、レンタル品もあるんですが、プールがあまり大きくないのでレンタルを利用する人はさほどではありません。
それを見越してか、レンタル品もあまり充実しているとは言い難い・・・かな?

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もちろん、有料席も用意されています。プールエリアの最も高い場所にあるので景色はなかなかですが、ちょっと気が付きにくい場所ですね。

そんな、こんなでいよいよプールに向かいます。


プールの構成

以前にもご紹介しましたが、多摩テックは三重県の鈴鹿サーキットの系列会社です。その性なのか?どうかはわかりませんが、プールの作りも若干中京仕様なところがあります。

その最たる例が、プールの入口シャワーです。原則として水に濡れないと中に入れません。

でも、なぜ原則としてか・・・実は、レストラン横の通路からプールを回り込むと濡れなくても済むコースがあります。

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プールは泳ぎに来る人もいれば、焼きに来る人、水着を見せに来る人(?)・・・こんな人はこちらから廻りましょう。

さて、肝心のプールですが、二つのプールがあります。子供プールと遊泳プール。どちらも円形のプールで大きさは小ぶりです・・・。

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子供プールは、その名の通りで大人の太ももくらいの深さしかありません。
一方の遊泳プールは120センチくらいの深さがあります。泳ぐには問題ない深さですが、今日は凄い人です・・・。

そして、初めて見ることができるスライダーの設置エリア。
こちらは、「ROCK GARDEN POOL」と書かれた大きな看板の上にあります。
今まで来たときには、このエリアが閉まっている時期ばかりでしたので、初めてその姿を見ることができました。

スライダーエリアですが、レストランとは反対側の改札から見て左側に伸びるスロープを登ると到着することができます。

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スライダーですが、かつてはスライダーの途中に凸凹が設置されていたと聞いていたのですが、見る限りはフラットになっていました。

一度に大人数で滑れるタイプと、一人ずつ滑るタイプの2種類。山の斜面を利用した作りになっています。

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プールは小ぶりですが、スライダーは長さもそこそこあるので、スライダーを使う子供達は何度も行き来しています。

子供は凄いですね・・・おじさんは一往復するだけで息上がってしまうのに・・・。


物販と飲食

物販施設はプールの改札前に1カ所あります。ビーチ周りで利用する小物類が多くなっています。
プール内はサンオイルの使用は禁止なんですが、なぜか売られていたりする・・・。

さて、飲食施設ですがこちらは2カ所。ロッカー脇に一カ所と、スライダーのある山の上に一カ所。

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残念ですが、レストラン・・・とはちょっと言い難いいわゆる“喫食スペース”です。

メニューはラーメンやカレーなどの定番品が中心、もちろんビールなども売っています。
ちなみにお味は・・・。

スライダーのある方では、ワゴン(本当の車)ショップも出ています。
商品は、ホットドッグ。こちらは良い匂いに釣られたお客さんが結構来ています。

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ちなみに、食べ終わったものは返却台に置いておきます。いつの間にか・・・なくなっています。


感想

初めて、スライダーのエリアを見ることができました。やはりプールはスライダーがあった方が楽しいです。
全体通しての印象は、家族(子供が幼児)を意識した施設です。よって、スリル系のものはありません。

あと、困った点は陣地となる場所が極端に少ないことですね。お昼時は人が溢れています。
まぁ、暑い日のプールはどこでも見られる現象ですが・・・。

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総じて日陰が少ない施設なんですが、スライダーの山の途中にはテントを張った日陰の場所もあります。
太陽の日差しが気になる人は、こちらを利用しても良いのではないでしょうか?
但し、人気のスポットなので出遅れると場所がないかもしれません。

そして、プールで楽しんだ後は閉園までアトラクションで遊ぶも良し、お隣にあるクアガーデンで温泉に入るも良し・・・アフタープールはなかなかに充実している多摩テックです。

多摩テック多摩テック

視察記録

 

多摩テック(Tama Tech)はかつて東京都日野市に存在したモータースポーツをテーマにした遊園地および温泉施設である。遊園地は同じ経営主体による鈴鹿サーキットとともに「モートピア」と称された。本田技研工業株式会社子会社の株式会社モビリティランドが経営していたが、2009年9月30日に営業を終了して閉鎖された。

視察履歴

大渋滞後の大混雑 (2004年8月7日)
2003年初プール (2003年6月29日)
2001年初泳ぎ (2001年6月30日)

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