文化遺産で二毛作@二条城
NO.452
二条城
日時 2019年12月 3日
今回は何かと準備不足なことが多くて、現地で知った情報で動くことが多くなっています。京都に来てから知ったのですが、二条城でプロジェクションマッピングをやっていることを知りました。
「fLOERS BY NAKED 2019」。最近は国宝や重要文化財のある施設でこうしたイベントを行うことが多くなりました。
二条城の場合は世界文化遺産登録25周年のイベントということで実施されています。しかも期間が12月8日までというタイミング。
当然開始は夜からなのですが、そこはいつもの悪い癖が発動してしまって昼と夜を対比したくなりましたので、さっそく二条城へ・・・。
今日は火曜日で屋内のメイン施設である二の丸御殿は休館日。外だけ回ることになりました。料金はいつも通りの金額で600円。
前回来たときから印象が大きく変わったのは外国人を当て込んだ装備の充実です。
しかも、今なら二条城の城主になれる権利が得られるそうです。
さて、夜のプロジェクションマッピングの確認なので、投影機のある所を探してウロウロすると、最初に見つけたのが入口のすぐ先。
この壁面、夜になると・・・。
さらに通路の反対にも一カ所あって、こちらはこんな感じ。
次に現れるのが、重要文化財の唐門。
どうやら門の両脇の壁も使うようです。
次に見つけたのはなんと国宝の二の丸御殿の外側・・・。
常時の手前にガラスが設置してあるように見えますが、これが夜になると・・・。
さらに先に進むと、今度は堀脇の壁面。
こんな黒っぽいゴツゴツした面でもできるんですねぇ・・。
プロジェクションマッピングではありませんが、イルミネーションとシャボン玉をコラボさせて演出するのが庭園周り
この通路は夜になると・・・。BGMなどはあまりないのでちょっとおどろおどろしい感じです
昼間に閉ざされていたエリアは、夜になると屋内でのプロジェクションマッピングなどの会場になります。
こちらは華道の家元池坊とのコラボレーション。手前に池坊の木が並び、その間をプロジェクションマッピングで鳳凰が飛び回るような感じです。
出口前でもプロジェクションマッピングを利用して映像が人間の動きでいろいろ変化します。
イルミネーションとプロジェクションマッピングを利用した仕掛けとしては以上なのですが、今回の催しはオリジナルグッズなども売っているという気合の入り方です。
まずはイベントのテーマに合わせた「花みくじ」。おみくじを枝に括り付けていくことができます。おみくじをやる人が多いほど、枝に花がついていきます。
オリジナル商品も充実のラインアップです。
最近はこうした神社仏閣施設とプロジェクションマッピングを融合させたイベントが多くなりました。機材さえ設置してしまえば、人手がかからないで実施できるし、もともと夜間に人が取り込みにくい神社仏閣施設では集客の二毛作ができるのでいいアイデアですね。
ちなみに昼間600円の二条城。このイベントの実施時間中は1400円。なかなか稼いでいるようです・・・。
二条城は、京都市中京区二条通堀川西入二条城町(かつての山城国葛野郡)にある、江戸時代に造営された日本の城。正式名称は元離宮二条城。京都市街の中にある平城で、後述する足利氏、織田氏、豊臣氏、徳川氏によるものがあるが、現在見られるものは徳川氏によるものである。
TEL | 075-841-0096 |
住所 | 〒604-8301 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 |
URL | https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/ |
入場料 | 入場料+二の丸御殿観覧料 大人 1,300円 中高生 400円 小学生 300円 小学生未満は無料 |
開園時間 | 8時45分~16時 |
アクセス | 京都地下鉄東西線「二条城前駅」、京都市バス「二条城前」より徒歩すぐ。 |
地図(GoogleMAP)
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