世界遺産は辛いよ!!@二条城
NO.349
二条城
日時 2016年 5月15日
京都という街は文化財が街中にたくさんある。奈良も文化財はたくさんあるが人が住んでいる街中に点在する率の高さでいえば京都には負けてしまうだろう。
そんな意味で、街中にある文化財が現代のユニバーサルデザインにどこまで耐えられるのか?というマニアックな疑問を調べに二条城に来ました。こちらも宇治の平等院同様世界遺産に指定されているので、どのように対応しているのか?興味があります。
場所は地下鉄二条城前の目と鼻の先。というか道路の対面。日曜日ですが修学旅行も多いですね。そして今日はアジア系、白人系などの外国人も多くみられます。
まずは自販機でチケットを購入。残念ながら正面の門が補修中で借り囲いの中。ちょっと雰囲気の悪い入口ですが、ここの抜けると玉砂利。
毎度のことですが、お城というのはルートが迂回ばかりです。有名な二の丸御殿に向かうのにもこの玉砂利の通路はぐるっと回らされる。ただ今の時刻は13時。今日は気温が高くて日差しがきついので目には相当堪えます。まぶしい。。。
大きな門を抜けるとそこには二の丸御殿が凛としたたたずまいで見えてきます。
この御殿内は撮影禁止のため映像はありません。まずは靴を脱いで階段を上って通路に向かいます。ベビーカーなどは持ち込めません。車いすの場合にはスロープのある別ルートから入ります。
二の丸御殿は明治維新の際に、時の将軍徳川慶喜が大政奉還を行ったところ。その現場である大広間もありますが、教科書で見た絵は相当遠近法でデフォルメしているようですね。実際にはそれほどの大きさではないようです。
この大広間が最初の方に出てきてしまうので、あとのエリアは皆さん足早に過ぎていきます。外国人対応では通訳の説明場所を指定している点ですね。確かに展示物の前で延々説明されてはほかの人が見学できませんので。。。良いアイデアです。
さて、再び靴を履いて、今度は二の丸御殿の裏の庭園からぐるっと二条城を回ります。それにしても暑い。二条城の天守閣は現存しませんが、天守閣の跡地に上る階段は日陰になっているのですが、ここではインバウンドの皆さん休憩中です。
さすがに自分も相当脱水してきたみたいですが、庭園の中間点には水飲み場と自販機があって水分補給ができました。しかし、ここにも注意書きがあって、歩きながらの飲料を飲まないようにとのこと。世界遺産なかなか厳しいです。
結局ぐるっと回って1時間ほど。玉砂利の上を歩いてきたのですが、これは結構足には負担です。本当の文化財なのでこの通路は正しいと思いますが、もし歴史パークにするんだったらこの通路はダメですね。
その意味で、太秦はすべて土。乾くと埃が舞うという難点はありますが歩きやすさは格段に良かったです。もう足がパンパン。。。
女性が世界遺産に行くときは、絶対にヒールはやめたほうが良いですよ!!
二条城は、京都市中京区二条通堀川西入二条城町(かつての山城国葛野郡)にある、江戸時代に造営された日本の城。正式名称は元離宮二条城。京都市街の中にある平城で、後述する足利氏、織田氏、豊臣氏、徳川氏によるものがあるが、現在見られるものは徳川氏によるものである。
TEL | 075-841-0096 |
住所 | 〒604-8301 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 |
URL | https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/ |
入場料 | 入場料+二の丸御殿観覧料 大人 1,300円 中高生 400円 小学生 300円 小学生未満は無料 |
開園時間 | 8時45分~16時 |
アクセス | 京都地下鉄東西線「二条城前駅」、京都市バス「二条城前」より徒歩すぐ。 |
地図(GoogleMAP)
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