20周年記念企画 第8弾 「マジックキングダム」
NO.407
マジックキングダム
日時 2019年 3月11日
実はWDWに来たのは今回で2回目。前回は1998年なのでもう20年以上前の話。前回はなぜかマジックキングダムにはいかなかった。なので今回は2日間連続で行くことにしました。
マジックキングダムは世界のテーマパークの入場者数ランキングでずっと1位の施設。年間2000万人が来る、世界一混んでいるテーマパークです。なんでこんなに人が来るのか?という点も今回の来訪の目的でもあったのです。ホテルを朝早く出てまずは入口へ。
手荷物チェックのシーンを撮ろうとしたら怒られた・・・。
なのでまずはチケット売り場と改札。こちらに来る人はチケットをホテルで買ったり事前に手配している人がとても多いので、チケット売り場自体が小さい。年間2000万人来る施設なのですがチケット売り場自体はとても小さいのが印象的です。
夜になると多少人が増えるのですが、待機列で並ぶことはほとんどなさそうです。
続いて改札。ハリウッドスタジオの改札のシンプルさにびっくりしたのですが、マジックキングダムもこれと同じ。全く仕切りがありません。再入園も「出口」と書かれているところから出るだけ。スキップする人が出そうな感じがしますが、そこは皆さんプロです。声掛けがうまくてスキップなどできません。
改札のすぐ先には車いすとセニアカー(こちらでは“Electric Converyance Vehicles=ECV”と言います)のレンタルスペースがありますが、どちらも日本では考えられないくらい膨大な量が準備されています。障害がある方だけでなくて、単に歩きたくない人でも貸してくれるので、需要は結構あります。
それに対してベビーカーはちょっと奥まった場所で、思ったほど借りる人は多くないです。必要な方は持ち込んでいるのであえてここで借りる必要がないというのが理由のようです。
車椅子やECVの利用者が多いからでしょうか?ガイドマップは利用者向けのものが別にあります。文章は英語で書かれています。マップ自体は同じですが、利用時に受けられるサービスや利用制限などについての細かい記載が書いてあります。
さて、園内ですがディズニーランドのルールにのっとってお城を中心にいくつかのランドに分かれています。
MainStreetUSA
AdventureLand
FrontierLand
LibertySquare
TomorrowLand
FrontierLand、LibertySquareというのは東京にはないエリアですね。反対にこちらは東京のウエスタンランドはありません。
MainStreetUSA
オフィシャルな開園時間までの間はこのエリアだけが行き来できます。時間にして1時間くらいでしょうか?お城の前までは行けるんですが、その先はロープが張られていて進めません。
これが解除になる時間にお城からミッキーマウスが登場します。
毎日開園宣言を行ってから営業開始・・・「毎日が初演」の施設はさすがです。
さて、MainStreetUSAのエリア、基本的には飲食と物販の施設です。年間2000万人も来る施設なので、このエリアのレストランで食事をするのはかなりの忍耐(待ち時間を耐える力)が必要です。
特にテーブルサービスのお店はとても一人で入れる雰囲気ではなかったです。
アイスクリームはどうか?と思いきやこちらも昼以降は大混雑でした。さらにコーヒーショップもこの行列。スターバックスと提携しているので味は間違いないのですが、ここで買うためには20分以上並びます。
さてショップですが、見つけてしまったのが高額商品で$37500(=400万円くらい)。やっぱりどこでもあるんですね。
この他のお土産は割合実用的なものが多くて、たくさんの種類のTシャツ。なんだかんだでディズニーのロゴや文字があります。
超甘い、子供向けのお菓子。こちら量り売り。
ブランドメーカーとのタイアップ商品なんかもあります。どちらかというとお土産というより自分で使うものが多いですね。
AdventureLand
東京でも同じ名称の場所があります。施設の構成はよく似ています。
まずは、東京でもおなじみのジャングルクルーズ。アドベンチャーランドの中で一番入口に近い立地。建物の中にはあまり待機列がなくて、伸びてくると建物の外に出るというのは東京と同じような造りです。
おなじみの船長さんの軽快なトークで進んでいきます。強烈なアクションとかはありませんがユーモアがあって楽しいです。
ジャングルクルーズの隣にあるのがカリブの海賊。建物だけ見るとこの奥のあのアトラクションが入っている気はしないのですがちゃんとあります。
こちらではカリブの海賊はとっても人気がありまして、終日60分以上待たされます。
ジャングルクルーズとカリブの海賊の通路反対側にあるのが、チキルームとアラジンのマジックカーペット。マジックカーペットは何とファストパスにも対応しています。
ジャングルクルーズの向かいになりますが、こちらはクルーズに備えての食事を提供する施設というコンセプトのレストラン「Skipper Canteen」。ここはちょっと値段が高めのコース料理です。
その隣には、隣のエリアのフロンティアランドと共用のファーストフード店もあります。こちらはホットドックなどリーズナブルな料金です。
アドベンチャーランドの物販はカリブの海賊の出口が一番大きいようです。キャプテンジャックも時々来店します。
シャツなどが多いのですがなんでそのデザイン?というような意表を突くようなものもあります。
FrontierLand
アドベンチャーランドのお隣です。こちらはスプラッシュマウンテン、ビッグサンダーマウンテン、トムソーヤー島の3つのアトラクションがあります
スプラッシュマウンテンは正面からの風貌を東京と同じですが、その裏手が乗り場になっています。階段をけっこう登らされてからやっと乗船場所に着きます。
日本のようにちょっと濡れる・・という感じではありません。ずぶ濡れになります・・・。このためスマホなど水濡れが困るものを入れる防水袋をくれます。
もう一つ激しい乗り物がビックサンダーマウンテン。こちらちょっと読みにくい乗り物で空いていると思ったら急に混雑したり、また突然列が短くなったりします。朝一ダッシュなら30分程度で乗れます。
キューラインがかなり凝っていて、発破の体験などができるような仕掛けもあります。もちろん疑似体験です、音だけ・・・。
ちなみにこのときは35分待ちの列に並んで出てきたら、75分待ちになっていました。
トムソーヤー島に行くイカダは東京と同じような感じです。船の移動の合間を縫って出発します。これ以外では「カントリーベアジャンボリー」などもこのエリアにあります。
飲食店舗や物販店舗はこの先のリバティスクエアへの方向に向かって配置されています。
建物の外観は3つに分かれていますが、中はつながっているディズニーランドの特徴的な建物でした。中は主に物販店でお菓子などが売られています。面白いところでは綿菓子があったりします。
ぬいぐるみなどは、スプラッシュマウンテンの下にあるショップで買うことができます。
Liberty Square
こちら東京ではないエリアですが、中身は東京のファンタジーランドと同じでした。
東京と同じように周遊船「リバティスクエアランディング」の乗り場もこのエリアです。後、予約制のシアターレストラン「ダイアモンドホースシュー」もこのエリア。
人気アトラクション「ホーンテッドマンション」もあります。入口前に昔の霊柩車が設置してあるところが妙に印象に残りました。このアトラクションは金髪・白人の方が雰囲気出ますね。黄色人種の我々には出せない雰囲気ありますよね(?)
東京ではないと思うのですが、ホーンテッドマンションの物販店舗があります。なぜか?キャストのコスチュームのようなTシャツとか、紫外線を当てると蛍光するシャツとかを売っていました。
この他、塩コショウのセット。カップなど売っています。このカップでトマトジュースとか青汁飲んだら相当雰囲気でそうです??
怖いものの後はちょっとホッとするものということではないでしょうけど、ホーンテッドマンションの隣はスモールワールドにピーターパン。通路が狭いのとどちらもキューラインがすぐ外に出るくらい人気なのでこの辺りすごく混雑します。
スモールワールドのあたりから、ホーンテッドマンションの方を見ると、塔の上のラプンツェルに出てくる「ラプンツェルの家」が見えます。
この辺りの物販店舗はディズニーランドの定番商品がてんこ盛りです。新しい商品とかもいろいろあります。
もちろんレストランもあります。ただし・・・大混雑でした・・・。
さてファンタジーランドの一角には「美女と野獣」のエリアがあります。日本でも近々登場のようですがこちらはレストランがあります。予約制で$60からのコース・・・。
ガストンのお店もありまして、こちらも結構にぎわっています。値段だけ見るとガストンはかなりいい人です。
美女と野獣のエリアを過ぎると、今度はリトルマーメイドのエリア。こちらは小さめのアトラクションに物販店舗。割合規模は小さめです。
さらに奥に進むと「ストーリブックサーカス」と書かれたエリアに来ました。ここは小さめのアトラクションが集合している場所。昔は園内鉄道の駅もあったようです。
さて、ファンタジーランドで最も混雑するのが「Seven Dwarfs Mine Train」。七人の小人のコースターです。なんと終日150分前後になるアトラクション。ファストパスもほとんどありません・・・。なので朝一はここから攻めるのが時間を有効に使うコツ。
もちろんキューラインにはいろんな仕掛けがあって楽しいのですが、2時間超えの待ち時間はかなり堪えました。
この他にもいろいろアトラクションがあります。とにかくファンタジーランドはてんこ盛りです。
TomorrowLand
スターツアーズはハリウッドスタジオにあるので、こちらのトゥモローランドのメインは何といってもスペースマウンテンです。
朝一でちょっと出遅れるともう列が・・・はるか遠くにスペースマウンテンが見える状態です。建物入っても歩く歩く・・・。
やっと乗り場に着くとこちらのライドは縦に3人乗り込むような仕様です。なので記念写真もこんな感じ・・・。
長く歩かされるので、その分アフターショーもいろいろあって、ロボットの遺失物管理センターだったり、ほんとに使えるマッサージチェアがあったりします。
スティッチやバズライトイヤー、モンスターズインクのアトラクションもあったりします。スペースマウンテンに比べると短いですが60分以上は覚悟しないと利用できませんでした。
東京はなくなってしまいましたが、こちらは走路はあるゴーカート「トゥモローランドスピードウェイ」。これも近々新アトラクションに代わってしまうそうです。
終日元気なのが「ピープルムーバー」。ずっと45分くらいの待ち時間をキープしています。
このエリア皆さんアトラクションに夢中なのだからでしょうか?思ったよりも飲食店舗がスムーズに利用できました。
もう一つのテラスレストランは夜にグループ利用レストランになるようで15時以降は利用できなくなってしまいました。
PARADE
年間2000万人も来る施設ですから、ショーやイベントも充実しています。中でも一日数度の高校生のマーチングバンドはなぜかすごく盛り上がっています。
来ているゲストも東京ほど場所取りの意識はありませんのでどのショーも30分前くらいからちらほら集まり始めて、開始のころにちょうど満員になるくらいの勢いでした。
パレードはさすがに混みます。1時間前になると列の整理などをキャストさんが始めますので、一応場所取りはした方が良いです。
自分はたまたま食事を買い込んで通路に座って食べていた後、始まったので運よく最前列。生まれて初めての最前列の座り鑑賞でした。
翌日は、立って見ていたのですが、音声が途切れていたように思います・・・。
という感じで2日間滞在でしたが、世界一混むテーマパークでした。ファストパスなしでもかなり乗れたのでありがたかったですが、飲食店舗が利用しにくいのは難点です。こればかりは独りで行くとどうすることもできないので諦めてますが・・・。
そして今日の証拠写真。マジックキングダムのお城はシンデレラ城です。
最後に、レジャー見聞録初登場施設なのでトイレチェック
マジック・キングダム (英語:Magic Kingdom、略称:MK) は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある4つのディズニーパークの内の1つである。1971年10月1日に開園。世界のディズニーランドの中でも、唯一「ディズニーランドという名を付けない」ディズニーランド型パークである。そのためマジック・キングダムは非公式にフロリダディズニーランド、オーランドディズニーランドと呼ばれることもある。完成した時の面積は40haしかないが長い年月を経て今の53haまでに拡張し東京ディズニーランドの51haを超えるようになった。
URL |
https://disneyworld.disney.go.com/destinations/magic-kingdom/ |
入場料 |
種類が多いため、WEBサイトでご確認ください |
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