20周年記念企画 第3弾「香港ディズニーランド」
NO.402
香港ディズニーランド
日時 2019年 3月 2日
入場まで
いよいよ海外ディズニー編です。まずは成田から飛行機で5時間。香港に到着しました。実は、香港初上陸。車が日本と同じ右ハンドルだったり、タクシー運転手がディズニーランドホテルの場所を知らなかったりとゴタゴタしましたが、無事にホテルにたどり着けました。
さらにディズニーランドホテルに宿泊するのも初めて。まぁ東京ではあえて高いディズニーオフィシャルホテルは選択しませんのでこりゃ仕方ないです。
今日の香港ディズニーランドの天気は・・・小雨・・・。でも遠くに晴れ間も見えるので大きく崩れることはなさそうです。
ホテルからランドの入口まではシャトルバスで10分程。とても大きなバスターミナルに連れてかれました。
バスターミナルの隣は広大な乗用車の駐車場がありますが、こちら思ったほど車はいません。東京だったら開園1時間前でこれだけ?なんてことは雨の日もないでしょう。
バスターミナルと乗用車駐車場の間にある通路が香港ディズニーランドへの通路。ディズニーランドしかないけど「香港ディズニーリゾートと大きな表示。
そばには大きなトイレもあります。開業当初いろいろ問題あったトイレの話。気を使っているんでしょうね。看板・・・でかい・・・。
交通機関の案内も充実していました。シャトル以外の市内へ行くバス。地下鉄の駅は直結という便利さ。駅はなかなか凝った作りです。
さて、通路を進みますと・・・荷物預かり所がありました。日本はコインロッカーが普及しているのでほとんど見ませんが、外国ではこのタイプの預かり所が主流のようですね。130香港ドルなので1800円くらいですかね?
手荷物預かり所の隣にはなんとワゴン(外部業者)の飲食スタンド。値段がまぁまぁ安いのでよく売れてます。
さらに進むと・・・噴水の上でサーフボードに乗るミッキーマウスに遭遇。いよいよ入口が近づいて来たようです。
まずは、手荷物検査を受けます。中国のセキュリティは怖いイメージがあるんですが…香港ディズニーランドのセキュリティはどうやら直雇用の方々のようで、笑顔で挨拶してくれました。
話し言葉を聞いていると結構日本から来ている人多いんですね・・・。
続いて、チケット売り場。自分は前売りのバーコードチケット持っているので、ここは見るだけ。
日本と違って、ブースが待機列に対して斜めに配置されていますね。この形だと待機列の人には案内しやすそうです。並ぶ人が少ないのでこれ以上検証はできませんが・・・残念。
チケットは大人・子供・高齢者の3種類で1日と2日が選択できます。大人の1日パスで8600円、2日で12000円くらいです。2日券はかなりお得ですね。
年間パスポートなどは、この窓口ではない「Guest relation」で対応してくれるようです。こちらも並ばず、人きれず・・・キャストには優しい人の波です。
っとまぁ、到着後あちこちウロウロしていたらいつの間にか改札が始まっていました。開園の30分前なのでもしかしてアーリーオープン?ちなみに、ホテルゲスト用のアーリーエントリーなどはありません。
改札の機器も日本とはちょっと違いますね。ターンスタイルは設置してありますが利用はしていないようです。
そのうち手荷物を改札前に行うためのテーブルと、「写真撮るからスマイルで」という小さな案内を横に見ながら改札を通過しました。
さっそく、改札前にフォトスポットの案内がありましたので実験してみます。撮影者の腕も大事ですね・・・(-_-;)
パンフレットラックには日本語もあります。中国標準語、広東語、英語、日本語。韓国語は見かけませんでした。この先はガイドマップを頼りに進みます。
MainStreetUSA
東京は改札入ってすぐの場所が「ワールドバザール」ですが、こちらは「MainStreet USA」と呼ばれています。アメリカがテーマのエリア。スタバもあります。
ちなみに、朝改札はアーリーオープンでしたが、このエリアより先は定刻のオープン時間になるまでは行けません。ので、このエリアで皆さん開園時間を待つことになります。
これ以外にも中央部にあるドーム部分がキャラクターグリーティングのエリアだったりします。日本と同じように香港もかなり列ができるんですね。
ちなみに雨が降ると傘さして帰るんですね・・・。
このエリアにはアトラクションはありませんが、お店は見ごたえありますね。
スタバがそのまま入っていたり、超特大のワッフルを売っていたり・・・。
パレードのルートにもなっているので、夜のパレード終了後は大変です・・・(-_-;)
TomorrowLand
配置場所は日本と同じなのですが、通路の見え方がわかりやすいので、MainStreetUSAを抜けた人はほとんどTomorrowLandに向かうようです。
このエリアの目玉はもちろんアトラクション。日本では見れない「アイアンマンエクスペリエンス」が一番人気のようです。これに続くのがスターウォーズとコラボしている「ハイパースペースマウンテン」。開園時間だとほとんど待ち時間なく乗れます。
昼過ぎると・・・アイアンマンは120分となっていました。
もちろんどちらもファストパス対応。こちらはスマホのバーコード画面にも対応します。
ハイパースペースマウンテンは開園時間はほぼ待ち時間なし。混雑時でもこの日は60分程度で乗れます。日本に比べるとかなりお得。
さて、ここで初めて香港ディズニーランドのアトラクションキャストの接客シーンを見るのですが、なかなかどうしてしっかりやっていますよ。
この他には東京ではなくなってしまったスタージェットの香港版「オーピトロン」。スターウォーズのキャラクターと合えるところもあります。朝一でオーピトロンの方がスペースマウンテンよりも並ぶ人が多いのはなぜなんでしょうかね?
FantasyLand
こちらもつながり方は東京と同じ。東京と同じように小規模のアトラクションなどがかなりギッシリ詰まっているので少し窮屈な感じもします。
アトラクション機種は東京と同じものも多いのですが、プーさんが20分待ち…ただし・・・東京のライドとは全く違います(世界的には香港のものが標準形のようです)。普通の回遊ライドでした・・・独りで乗るのがちょっと恥ずかしかった
日本より凝っているのがスモールワールド。夜はライトアップがきれいです。昼間は東京とあまり変わらない建物ですが、夜は激変します・・・。
ちなみに、この施設のlorderのポジションの人。よく動きます。スマホのアングルがダメダメですが動きを見てください。
香港はサービス悪いという人がいたけど、そうでしょうかね?結構レベル高いです。
ただ、東京と比べて差が出てしまうのが、ファンタジーランドの小規模アトラクション。こうした施設のオペレーションは東京にはまだ勝てないようですね。
このエリアには香港だけにある施設もあります。それが「ミッキー・ワンダラス・ブック」(なぜか日本語のガイドマップには「ミッキー・アラダス・ブック」と書かれています)。ショータイプのアトラクションですが、一日の実施回数も少なめで、ギリギリにいくと次の回・・・となります。札を掲げたキャストがいたら・・・次回です。
この他には、ダンボ、フィルハーマジックと東京でもおなじみのアトラクションがあります。
そして大事なポイントです。このエリアには香港ディズニーランド最大のフードコートがあります。
名前が「ロイヤルバンケットホール」。ものすごく高級なお店かと思ったらフードコートです。
支払いは一括して別の場所で行えるので、グループで別々の料理頼んでも合算できるのはありがたいです。面白かったのがトレーじゃなくてワゴンを使うこと・・・。
日本料理のコーナーもあったりします。メニューは“豚骨ラーメン”、“メンチカツ”、“巻き寿司”、“エビフライ”、“手羽先”・・・日本の一部地域に特化したメニュー構成にも見えますが・・・ちなみに全品なぜかフルーツでスイカが付いています。
食事も終わったところで、パレードの時間となりました。香港ディズニーランドもパレードはやはり人気があるようでルートはギッシリと地蔵様が並んでいます。日本のようなシーティングはありません。というのも通路が日本よりかなり狭いので観覧エリアが狭いところがたくさんあるからのようです。もちろん疲れるので自主的にシーティングしている人もたくさんいます。
パレードの出発点が人気のようでここから埋まっていきます。30分前はまだまばらですが、開始前にはビッシリです。
AdventureLand
世界一狭い香港ディズニーランドですが、アドベンチャーランドだけ見ると世界一広いそうです。ガイドマップで見ると水面とライオンキングのエリアが大部分を占めているようにも見えますが・・・
このエリアは主要なアトラクションがジャングルクルーズといかだで島に渡って楽しむエリア。ショーがライオンキングとモアナと二つのシアターがあります。
ジャングルクルーズですが 香港は広東語と英語を話す人がいるのとやはり中国なので中国語の標準語(北京語)の3つの公用語が存在するため、ジャングルクルーズもこの3つの言葉のどれかを選んでから船に乗ります。船長さんが話す言葉が違うわけです。
今回は英語の船長さん。「バイバーイ」という言葉がなかなか印象に残る方でした。
このエリアはアトラクションの他にショーが二つあります。「ライオンキング」と「モアナ」。
ライオンキングはアメリカと同じ内容ですがアクロバットに使うのがワイヤーでなくて布だったりします。
モアナはモアナは英語、その他のキャストは中国語で話が進んでいきます。
MysticPoint
こちらは香港のオリジナルエリア。
大金持ちの方が所有している別荘エリアみたいな感じです。
アトラクションも大富豪が所有している財宝の中にある触っちゃいけない財宝を触ったことで騒動が起こる…というストーリーの「ミスティックマナー」がメイン。あとはレストランです。
アトラクションの仕組みは東京のプーさんのハニーハント方式。ペットの猿がやらかしたことで騒動が起こるという話。
このアトラクションの出口ショップはなかなか見ごたえあります。蛍光色のシャツを売っていたり、ちょっと値が張るお土産があったりします。
このエリアはアトラクションの隣がフードコート。インドネシア料理と書いてありますが、日本ではエスニックと呼ばれるタイプの料理でしょうか?
唐辛子のマークがついたものは辛いらしいのですが実際は耐えられないほどの辛さではなかったです。
ちなみに、このエリア。ディズニーレールウェイが動いていれば停車駅があります。今日は運休していました。
Grizzly Gulch
こちらも香港ディズニーランドだけのエリア。東京のウエスタンランドに当たります。
目玉は香港版のビックサンダーマウンテン。「ビック・グリズリー・マウンテン・ランナウェイ・マインカー」・・・長い・・・。
ビックサンダーマウンテンに比べてライドはバックしたりしますので、かなり動作が激しいライドです。
この他、間欠泉があったりとウエスタンランドというにはちょっと不思議な雰囲気のするエリアです
ToyStoryLand
ミスティックポイントとファンタジーランドの間の通路にあります。こちらはトーイストーリーに出てくるキャラクターで構成されたアトラクション群。
独りで楽しむにはちょっと苦しいエリアだったので、ザァーっと見ただけです。
全体の所感
全エリア見て回りましたが、じっくり遊ぶとなるとやはり2日間は必要ですね。今回は二日目が半日だったので、ちょっと物足りない感じです。
最後に、お土産にも触れておきましょう。香港ディズニーランドですが、実は東京から日本製のお土産がかなり入ってきています。お菓子類は特に多かったですね。
お菓子はやはり東京のレベルは断トツ高いようです。輸入してまで売ろうとする香港ディズニーランドは頑張っているといえるようでしょうかね?
一方で暑い場所なので、アイスやドリンクの販売はいろいろ工夫していました。
キャストさんも親切でしたし、いろいろ工夫してゲストの楽しませていたのは印象的でした。
続いて夜のパレード。音楽は東京で聞いたことがありそうなものがいろいろ出てきますが、運営含めて東京の良いところまねていますね。
最後に、お城は改装中だったので、改装中のお城をバックに証拠写真!!
一応、初めていった施設なので恒例のトイレチェックです。
アジアで2番目、世界で一番狭いディズニーランド、しかしアドベンチャーランドとジャングルクルーズの面積はディズニー界最大である。(Wikipediaより)
開業は2005年9月12日で世界で11番目のディズニーパークとして開業。開業当時から用足し問題を筆頭とするマナーについての問題が良く取り上げられたが最近は改善されているようです。
日本からも多くのゲストが訪れているようで、ガイドマップは日本語版もあります。
URL |
https://www.hongkongdisneyland.com/ |
入場料 |
大人(12歳~64歳)、小人(3歳~11歳)、シニア(65歳以上)の3区分 |
開園時間 |
概ね 10時~20時 |
アクセス |
香港MTR 迪士尼駅に直結 |
地図(GoogleMAP)
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- 2019/03/02
- 20周年記念企画 第3弾「香港ディズニーランド」