20周年記念企画 第4弾「上海ディズニーランド」
NO.403
上海ディズニーランド
日時 2019年 3月 4日
香港から飛行機で3時間弱。上海に到着しました。宿泊先は上海の“トーイストーリーホテル”。コスパがいいので決めたのですが内装が独りディズニー上級者にも辛いものでした(笑)。
その上、チェックイン後チケットを購入するのですったもんだありました。上海はスマホ対応がものすごく進んでいて、宿泊者特典のファストパスだったり、アーリーパークインのための手続きなどスマホがないと手間がかかります。その上、登録しているのがプリペイドsimと来た日には・・・大変でした。
何とか手続きが終わりまして、当日のチケットとアーリーパークインのためのホテルの宿泊カードがもらえました。
朝は早起き。もう一つ失敗があって、この後の移動便を一日早く予約してしまったので、上海ディズニーランドは一日で回らないといけなくなってしまったのです。
それでも朝一でお弁当やお菓子をバス乗り場で売っているキャストさんを見ると今日も何とか頑張れそうです。
ホテルからシャトルバスで10分ほど、アーリーパークイン専用の「ディズニーゲート」と呼ばれる入口から入ります。世界中でゲートが二つに分けれているのは上海だけでしょうね。
上海も結構日本人が多いです。アーリーパークイン(つまりホテル宿泊客)する人の3割くらい日本人のようで、皆さん上海ディズニーランドのゲート前でキャストの対応撮ってました(自分もですけど・・)
さて、上海ディズニーランドについて少し私見を書かせてもらいます。
ディズニーランドですが、他のディズニーランドと比べてもっともディズニーランドっぽくないのが上海ディズニーランドです。施設の配置、エリアの設定、エリアの名称・・・
ディズニーランドの標準装備施設が少ないし、トモローランドが入口の左にあったり・・・無理やり東京と比較するなら香港ディズニーランドがディズニーランド、上海ディズニーランドはディズニーシーのように考えるのが妥当なような気がします。
ということなので、いつもとは違う回り方をしないといけませんね。
アドベンチャーアイル
メインゲートを抜けて右側が他のディズニーランドの“アドベンチャーランド”に当たる「アドベンチャーアイル」。中国語で表現すると“冒険島”です。
この中にあるのが、ソアリン、ローリングラビット(急流下り)、キャンプディスカバリー、ターザンシアターなどです。一番人気はソアリンのようです。アーリーパークインゲストは一目散に走って向かっています。
急流下りは確実にずぶ濡れになるので今回は見るだけにしました。風邪をひくとこの先の入国審査が厄介になりそうなので・・・
開園直後はほとんど待ち時間ないのですが、あっという間に60分とか並んでしまうのが上海ディズニーランドの怖いところです。
まずは混む前にソアリン。ビデオを撮るのが難しいのでこちら画像だけです。
TDLのジャングルクルーズの入口ようなところを抜けて、狭い通路を進みます。薄暗いキューラインを柵にぶつからないように進みます。途中で残り170メートル・・・長い…という案内を抜けると、プレショーのエリア。ここも薄暗いです。この後乗車、座席は手すりが隣の人と共用です。隣が女性の時は手すりは気を付けて使いましょう、手すりでなくて手は握らないように・・・。
ソアリンがいわゆるシミュレーションシアターとちょっと違う点は、映像が長いことです。5分くらいでしょうか?乗り物酔いしやすい人はちょっと注意しましょう。
ソアリンの隣にあるのがシアター。「ターザン・コール・コール・オブ・ジャングル」です。器械体操に中国雑技が混じったアクロバットシーンはさすが本場中国です。ただゲストが慌ただしい人が多いので、終了直前になるとみんな席を立ち始めます。。。余韻楽しむ人はほとんどいませんね・・・。
トレジャー・コープ
アドベンチャーアイルの隣にあるエリアです。トレジャーの名が示すように、ここのメインアトラクションはカリブの海賊です。カリブの海賊がモチーフになっているものが多く、カリブの海賊のショー「アイ・オブ・ザ・ストーム」とか、海賊船の中で遊べる「再レンズ・リベンジ」などがあります。
ちなみに、レストランもカリブの海賊に登場する提督のお店という設定。中に入るとカリブの海賊の走路が見えるのは東京と同じですね。
このエリアは以前に比べるとキャストさんが元気になりました。いろいろ工夫しています。
このエリアだけではないですが、上海ディズニーランドのキャストさんの対応の動画ちょっとまとめてみました。惜しい人もいますが、良い感じのキャストさんが増えてきたように思いますが、皆さんはどう思いますか?
さてこの辺りまで来てちょっと違和感が出てきました。ファストパスの機械がみんな閉鎖中。なんと上海は発券式のファストパスが利用されていませんで、全部スマホ対応なのです。
スマホでファストパスを取ると画像が出てきて、QRコードで認証するのです。さらに、ホテルゲストなどICカードとスマホを紐づけしてあるとカードをタッチするのでもOK。便利ですね。
ファンタジーランド
名称は東京や他のディズニーランドと同じですが、内容は結構違います。
一番人気は、「七人の小人のマインコースター」、このほかピーターパン空の旅、プーさんの冒険、アリスの迷路、アナ雪シアターなど盛りだくさん。なのでエリアは一番広そうです。
今回はホテル宿泊特典でファストパスをいただきましたのでファストパス通路で乗り場に向かいます。ソアリン同様狭い通路を進んでいくと山の中に入ります。この先はスタンバイのギッシリと並んだ列を横目に見ながら乗車場所前で合流。20分ほどでクリアできました。
東京のファンタジーランドの人気といえばプーさんのハニーハント。こちらにも「プーさんの冒険」があったのでどんなものかと朝一で入ってしまったのですが・・・香港と同じタイプ・・・恥ずかしかった。。。
その隣は「ハニーポットスピン」。いわゆるティーカップ。プーさん仕様のティーカップは世界でもここだけだと思います。
日本のプーさんの出口ショップは飲食物がたくさんありますが、上海のプーさんの出口ショップはぬいぐるみばっかり。香港は日本から輸入したお菓子がありましたが、上海はそうしたものがありません。
なんか、無理やり棚を埋めてしまった感じがするのは自分だけでしょうかね?
ファンタジーランドのレストランでは「ラプンツェル・ツリー・タバン」という上海にしかないレストランがあります。今までずっと休みの日ばかりだったのですが、今日は開店していました。遠くから見るとラプンツェルのいる塔が見えるレストランです。
料理はなかなかボリュームがあります。ご飯に鶏もも・・・鶏ももはタレでなくて塩が好きなんですが・・・。
そして、ショーエリアとして「アナと雪の女王・シング・アロング・セレブレーション」。
ゆったり座って見れるのですが・・・今日は午前中だけで終了…ということで見逃した(泣)
トーイストーリーランド
上海ディズニーランドの第二期オープン施設です。こちらファンタジーランドとトゥモローランドの間に位置しています。
香港でもあったのですが、どうもこのエリアは苦手です。
香港とちょっと違うのが、フードコートがあることでしょうかね?
トゥモローランド
名前は東京と同じなのですが中身はだいぶ違います。
このエリアでやっぱり外せないのはトロン。運営方法が以前とだいぶ変わりました。
昔は荷物をロッカーに入れてから利用だったのですが、ロッカーは廃止されて、乗り場近くのカゴに入れるようになりました。これはありがたいです。以前のロッカーエリア・・・何か再利用できないでしょうかね・・・。
今回初めて見れたのですが、車いすを利用してい人のためのライド。自動車の座席みたいになっているんですね。バイクタイプのライドなのでどんな形なのか?とっても興味があったので・・・納得しました。
これは昔からありましたが、写真はデータをスマホに送ってもらえます。これは便利なサービスです。
この他には、バスライトイヤーのアストロブラスター、スティッチエンカウンターなど東京と同じものもあります。スターウォーズのエリアは今日はお休みでした。
ガーデンオブイマジネーション
東京ではキャッスルコートといわれるエリアです。東京と違ってカルーセル、ダンボなどいくつかのアトラクションも配置されています。
今日はイースターとかひっそりとやっていました。ミッキー・ミニーの前は大行列で人気なのですが、他のエッグの前は誰もいません・・・。オラフって頭だけにするとちょっとおかしな感じです。
カルーセル。中国では大人気アトラクションです。キャストさんもいろいろ苦労しているようです。
日本のキャッスルコートと違って、ショーは基本立ち見なので、観覧エリアは段差があって仕切りもあります。
ここで行わるキャッスルコートショーは "Golden Fairytale Fanfare"と名前が付いています。個人的に思いますが、MCってこうしたショーに必要なんでしょうか?
このエリアの一番人気はもちろんお城。他のディズニーランドはシンデレラ城か眠れる森の美女の城なんですが、上海は「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル (Enchanted Storybook Castle )」。なので内部は映画の名場面が4つ描かれていて、インスタスポットになっています。
この場面にシンデレラや眠れる森の美女が出てこないのは、ディズニーからの圧力なんでしょうか?
そしてお城の中といえば貴金属店というのは東京と同じです。東京ではスワロフスキー社作成の500万円のお城がありますが、こちらは180万元(2700万円)のお城。値段も半端ないです。
ちなみにこのお店で、商品を壊したら罰金がありますので注意してください。
ミッキー・アベニュー
最後になってしまいましたが、本来の入口からガーデンオブイマジネーションの間が「ミッキー・アベニュー」です。日本のような屋根はありません。
このエリアはキャラクターグリーティングの場所でもあります。日本ほど混まないのでキャラクターグリーティングが好きな人はおすすめです。
かわいそうなのは香港と同じく、バルーン販売。皆さん写真撮るのを楽しんでいますのでなかなか売れません。。。挙句風が吹くとバルーンもなびいて大変そうです。
施設としては飲食店舗、物販店舗が中心です。スポンサーラウンジなんかもこのエリアにあります。
ディズニーランドは基本アルコール販売なしだと思ったのですが、上海はありみたいでした。
クレープの作り方も日本とはちょっと違ったりします。
今日はある意味裏口から入ってしまったのですが、本来の入口回りはこんな感じです。
まずは手荷物検査台、続いてチケット売り場。
続いて改札(とても長い通路です)。中から見ると改札はこんな感じ。
再入園の場所はやらされてる感がにじみ出ているキャストさんが待ち構えています。
中に入った後のフォトスポットはこちらです。名前のプレートはちょっと装飾されていました。
最後に
香港でも見ましたがお土産店を覗いてみましたが、以前よりもお菓子が激減。お土産というより園内消費用の菓子類が増えていました。
試食などもできます。かなり甘かったです・・・。
この他、箱菓子も少しあります。商品は中国国内で作っているようです。杭州で作っているみたいです。
今までお菓子があった場所はというとDAFFY関連の商品の場所になっていました。
園外には「ディズニータウン」というエリアがあり、その中の「ワールドオブディズニー」でも商品は買うことができます。
商品は、ぬいぐるみ、おもちゃ、シャツなどが多いです。
園内外とも物販はなかなか苦戦しているように見えます。
最後になりましたが、昼間のパレードはこんな感じです。以前よりは皆さんおとなしく見るようになりましたが、ゲストコントロール担当の皆さんはまだまだ苦労が多いようです。
今日はお城がちゃんとあるので証拠写真が撮れました。
2017年に開業した世界で12番目のディズニーパーク。広さは世界最大級のディズニーランド。あまりいい噂がないながらなんとか初年度1000万人を達成したようです。今後の進展に注目したいところです。
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