21世紀最大のテーマパークオープン?!@上海ディズニーランド
NO.358
上海ディズニーランド
日時 2016年 6月18日
21世紀最大のテーマパークになるかもしれない?上海ディズニーランドに行くことにしました。オープン日に行きたかったのですが仕事の関係でどうすることもできず、自分の中では「最初の週末」ということで納得して行くことにしました。
今回は中国での仕事のパートナー(というか現在の所属企業の社長)と一緒。
前日までチケットなかったのですが、2人分入手していただきました。
上海ディズニーランドの公式アプリを使うと、前日でも購入できるそうですが、今のところ日本からは通常ルートではダウンロードできないそうです。ただし蛇の道は蛇、実はこの方法でダウンロードできます
中国語でディズニーは「迪士尼」と表記するそうです。音を当てたタイプらしいのですが、駅もこの名前なのでわかりやすいです。車で行くとどうなるか?かなり不安だったので今回は地下鉄で移動。地下鉄の11号線の終点が迪士尼駅。中国では駅名に迪士尼を使っているんです。
日本の舞浜駅もそうですが、地下鉄の迪士尼駅も多分に漏れず駅の作りはほかの駅と全く違います。そして駅を降りると、大混雑。。。というほどは混雑していませんが、ボランティアの方まで動員して、今日のパークの当日券は販売していないことを告知しています。また、香港ディズニーランドやプレオープン時に問題化していた「トイレ」に関しても、仮設トイレを多数設置して万全の態勢。しかし、仮設トイレ。。。水が出ない。。。困った!!
駅を降りて左側に進んでいくと、上海ディズニーランドの入口です。通路で日本と違うのが、灰皿の充実ぶり。トイレといい灰皿といい衛生面に関しては相当に気を使っているようです。昨日までは時折激しい雨も降る悪天候だったのですが、今日は打って変わって晴天。この時期の上海は暑いです。しかも地面の照り返しもかなりきつい。ということもあり途中のワゴンでよく売れているのが帽子。
チケット売り場&改札
まずは手荷物のチェック。日本ではバックの中身を簡単に見るだけですが、飲食物の持ち込みなど規制が複雑なのでこの荷物検査に結構な列ができます。実は上海ディズニーランドでは密封された状態の食べ物は持ち込みが可能です。ただ自分でラップに巻いた弁当などはどの程度まで許容されるのか?グレーなところが時間を延ばす原因のようです。
さて、チケットですが当日券の販売がないため、ホテル泊まりでない人のほとんどのチケットがアプリを通してのQRコード形式。スマホの画面を機械にスキャンして、人数を確認そのあと、身分証明書で氏名を確認するとのこと。入口にはこうした案内もあるのですが、これがまた大変。
当日集まってから列に並ぶのは日本的発想。中国人はとにかく早く来た人が先に並ぶ。そして後から来る仲間と連絡を取り合って、後ろからグイグイ割り込んできます。横割りとはちょっと違いますが、いかんせんグループで購入したチケット、遅れずに集まっていただくように願うしかありませんね。
さらに、オープン直後ということもあり、上海市が行っているらしい観光調査のおばさんもこの列に混ざりこんでいるから列が乱れることこの上なしです。しばらくはこんな状態でしょう、我慢、我慢。。。
当日券の販売のないチケット売り場なのですが、こちらは翌日以降の券を求める人たちで混雑しています。「アプリで買えばいいのに」と同行者はひたすら言っていましたが。。。
並ぶこと40分ほど、5組くらいに割り込まれましたがなんとか改札まで来ました。
スマホのQRコードを見せて、身分証を提示(自分はパスポート)。キャストの方の微妙な笑顔とともに入場できました。
中に入ると、キャラクターグリーティング。。。はなくて記念品をくれました。絵葉書と缶バッチ。縁起ものなのでいただきました。
ちなみに、帰る時間になるとキャストによるアンケート調査も行っていました。タブレットで実施しています。私たちもアンケート受けてあげようと思ったのですが、キャストから「結構です」と断られました(男二人だからでしょうかね・・・)。
さて、改札といえば再入園も日本とは違っています。日本の場合はおなじみのハンドスタンプですが、こちらは出るときは何もなし。戻った時にチケットのQRコードを端末にかざすと、、、なんと、、、いつ撮ったのか?自分の顔写真が写ります。顔で確認するようです。ちなみにこのシステムは親切なキャストの方が見せてくれました。写真も撮らせていただき感謝です。
園内は、次のようにエリア区分されています。
ミッキーアベニュー
アドベンチャーアイル
トレジャーコーブ
ファンタジーランド
ガーデンオブイマジネーション
トゥモローランド
これに、外部エリアとして
ディズニータウン
が付いています。
今日は全部は無理だなぁ・・・と思いつつもいつもと逆回りで回ってみました。
実は、ソリアンというアトラクションに乗りたかったので、、、
まず行ったのが、アドベンチャーアイル。いわゆる、ロストワールドの世界感です。このエリアにあるアトラクションのソリアン。。。すでに到着すると150分待ち。。。今日はだめですね。ここはじっくり見ることができず歩いて通ってだけでした。また今度。
ここを抜けるとトレジャーコーブ。海賊のエリアという設定になっています。
ジョニー・デップですっかり有名になったカリブの海賊。スタントショーが間もなく開園ということでさっそく中へ。
東京にはないタイプのショーです。まずはプレショーで出演者による寸劇があります(中国語がわからないので、ほとんど理解不能でした(´;ω;`))。
そして、メインショーへの扉が開いてシアター内へ。このときは中国的で押すは走るは無法地帯です。
肝心のショーですが非常に見ごたえあります。ジャックスパロー役の方。そっくり!!ショーセットもさすが21世紀のハイテク機器満載。すっかり写真撮影忘れて見入ってしまった(汗)。
プレショー含めて40分程でしょうか。これおすすめです。
続いて、アトラクションのカリブ海族。50分待ちということで列に並ぶ。キューラインが日本と違ってかなり頑丈に作られています。そして、いくつかオブジェが壊れています。。。日本のアトラクションと同じかと思いきや、全く違ってライドはバックしたり回転したりと激しく動きます。
利用後のライドフォトですが、日本は撮影禁止のはずですが、こちらは無法地帯。。。
まずは場内を回りたかったのでその後ファンタジーランドへ。ちょうどこのあたりが入口の反対側。一部の飲食物が持ち込み可能なので、なんとこのエリアにピクニックエリアが設置されていました。もちろんキャスト常駐。
この辺りまで来て、ワゴンを見てみると日本と違ってワゴンで食べ物を買う人が少ないです。持ち込みの影響なのか?お国柄なのか?見極めることはできませんでしたが、圧倒的にワゴン売り上げは東京より少なくなってしまうかもしれませんね。
ちなみにこのエリアの人気アトラクションは「七人の小人のコースター」。日本でいうところのビックサンダーマウンテンでしょうか?この時間で120分待ち。
おなじみのバルーンも販売されていました。
こちらは人気がありますね。東京と同じくらいの列です。東京はワールドバザールの屋根のあるところで販売していますが、こちらは炎天下の屋外。キャストの皆さん汗だく、、、ご苦労様です。
そして、アトラクションのティーカップもこのエリア。でかいです。東京の倍くらいの大きさでしょうか?
さらに進むと東京でもそのうちできるらしいのですが、「アナと雪の女王」のステージショー。中身はこの後!!
この先からトゥモローランド。メインのアトラクションはバイク型ジェットコースター「TRON」。隣のBAYMAXシアターはなんと現在休止中。。。残念。
このトゥモローランドですが、東京と違って高低差のある作りで、非常に美しいです。さすがにお金かかってますね。
っと、このままエントランスまで回ってきて、約2時間30分。東京ディズニーランドの外周を回ったくらいなので、規模がかなり大きいことが分かりました。
昼食の前に、ガーデンオブイマジネーションをちょっと見学。お城の前庭という設定ですが湖あり、橋ありで非常に豪華!!橋が中国風になっているんですが、違和感があまりないのが不思議な感じです。
もちろんこのエリアは写真撮影スポットとして、賑わっています。中国の人って地べたに座ってポーズ撮ったりとかなり自由に使ってます!?
腹減ったぁ。。。という同行者のリクエストもあり、どこかで食事を!!ということでエントランスの近くにある「マーケットカフェ」にやってきました。時刻は12時40分。東京だったら確実に1時間以上は待たないといけない時間ですが、なんとこのお店全く待ち時間なし。ギリギリでテーブルも確保できました。
ちょっと、冷めたステーキとコーラで腹ごしらえ。時間はあっという間に過ぎて13時のパレードが始まりました。
東京よりコース幅が狭いようです。その分キャラクターが近い。そして見るためにはどんな努力も惜しまない中国人で観覧エリアは大混乱。譲り合い。。。なんて考えたらどんどん後ろに押されていきます(涙)。
パレードで東京と違うのが、歩いて回るキャラクターが多いこと。この長いルートをずっと歩いて回るのは相当にきついはず。ご苦労様です。
そして、パレードの最後尾。。。スポンサーはありません。。。
パレードで人気があるのは、ミッキー・ミニーですがさすがご当地。ムーランは人気があります。
さてパレードも終わりましたので、今度はアトラクションへTRONに乗ることにしました。まずはロッカーに荷物を預けなければならないのですが、このロッカーが曲者。まずは空き場所をゲットするために、モニターを操作するのですが、利用者が多くて端末が少々アップアップ。20分ほど待たされてロッカーを確保。
荷物を預けてから列に並びます。ここから待たされること140分。やっと乗車。たった90秒ほどのために140分。。。
TRONのエリアですが、日没になるとイルミネーションが素敵です。
続いてお城へ。
お城にもアトラクションがあるんですが、この後ショーを見たいので、お城の中だけチェック。レストランもあるし、コスプレもあります。ちなみに予約制で今日は満員。
そして、アナと雪の女王のショーエリアに移動。
3000席くらいあるのでは?という巨大なショー空間。舞台には大型ディスプレイ。側面は3Dマッピング。降雪機が天井に。。。すごい仕掛けです。
もちろん、ショーではおなじみに歌も流れます。中国人も大好きなんですね。大合唱。。。
ショーを2つ見て思ったのですが、中国人は終わるとすぐに移動を開始します。せめて出演者の紹介までは座ってみていたら。。。と思うのは日本人の感覚でしょうかね??
あっという間に時間は過ぎて、気が付くともう夜。
お城前は、花火待ちの人と写真撮る人でかなり混雑しています。お城がこれまたすごいですね。
最後に、ショップをチェック。
あれ??思ったほど混雑していません。爆買いで有名な中国人にしては物販施設は空いていました。これから混むのかな??
面白いのがショップにある籠。東京のような買い物かごではなくてネット。あんまり量が入らないのでちょっと残念。
初めての施設で、ろくに予習もせずに来てしまったので結構ロスした感じでしたが、上海ディズニーランドの一日は終わりました。東京と何が違うか??それはまた後日。
個人的に不安になったのは、飲食や物販が思ったよりも売れていないこと。
心配されたマナーの問題ですが、大きなトラブルはなかったです。小さなトラブルは、、、たくさん。。まぁこれは仕方ないでしょう。また次回来たいものです。
最後に、恒例のトイレチェック。トイレの案内がすごく大きくてトイレ自体も大きい。さらに、中国独特ですね「水飲み場(というか水汲み場)」。
2017年に開業した世界で12番目のディズニーパーク。広さは世界最大級のディズニーランド。あまりいい噂がないながらなんとか初年度1000万人を達成したようです。今後の進展に注目したいところです。
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