サービス満点!!

No.0150


中華料理「桃の花」


視察日時 2002年 11月 2日


中華料理「桃の花」

リバーサイドモールを視察していてふと立ち寄ったこのお店。当初は単に“変わったモノ”が食べたかっただけなんですが、中に入ってよく見ると・・・。なかなか素晴らしいお店だったので、急遽「プチ視察」することにしました。

待たせない・・・

こうしたお店に来て一番頭に来るのが、店に入った瞬間「いらっしゃいませ!!」とだけ言われてそのまま放ったらかしにされること(中京圏では「放かる」と言うらしいが・・・)です。特に一人で行くとこの傾向はさらに強くなり、「またか・・・」と結構ブルーになるものです。

でもここは違いました。「お一人ですか?」こちらへ・・・とあっという間に案内される。

大きなテーブル&お冷やがタップリ!!

一人なので当然二人掛けの小さなテーブルに案内されるのだが、このテーブルが普通の中華屋より一回り大きめ。当然テーブルに着いて荷物を脇に置いても充分なくらいにスペースがある。もちろん隣のことは気にしないで、荷物を置けるのが素晴らしい。

さらにコップと共に水の入ったボトルが出てくる。しかもレモンが入っていて「ご自由にお飲み下さい」と一言。コップにつぐサービスは無いのだがラーメンを食べたりするときに、「お冷やのオカワリ」にはかなり勇気が必要なことを考えると、このサービスはとても素晴らしい。

すっかり気分が良くなって、当初のラーメンの他に「爆石チャーハン」なるものまで注文してしまった。チャーハンを石焼きビビンバ風に食べるのだが、隣の席の人が食べているのを見て急に欲しくなったので・・・。いきなり一人で二品・・・。

フロアの店員動き回る・・・

時間は13時前なのでいわゆる「お食事時」である。待ちが出るほどの満席状態ではないが、店内はかなり混雑している。当然フロアのスタッフは忙しい・・・。

よく見ていると素晴らしいのが、入店した客を見つけると、片づけるのはストップして案内に回ること。よくあることだが、片づけを優先して入口近くで客を待たせるお店があるが、ここでは常に入ってくる客が優先と言う“暗黙の了解”があるようだ・・・。

複数の店員で片づけていても、客が来ると一人が離れて客に向かう。このオペレーションが非常に見事!!

食べ方の説明・・・そして・・・

いよいよオーダーしたメニューがやってきた。ラーメンと爆石チャーハン。まずはテーブルに並べられるが、当然のごとく爆石チャーハンの食べ方が説明される。基本はビビンバと同じなので、「よくかき混ぜる」ことを伝えられる。

しかも混ぜやすいようにスプーンの先は割れている。さらに一人でテーブルに座っているのに「小皿」が着いてくる。なんというサービス。

さらに「混ぜる際にはラーメンの器に気を付けて下さい」と一言。ある意味お節介かもしれないが、これだけ一人の客に優しい店は珍しい・・・。

美味い!!お腹いっぱい!!そしてお会計!!

味はとってもGOOD!!ラーメンとチャーハンですっかりお腹いっぱい!!満足してお会計に向かうと、「お客様お会計です」と会計の従業員が一言。すると店員全員が自分の方を見て「ありがとうございました!!」と一礼・・・。これにはビックリ!!

ちなみに会計の従業員の方、お釣りを渡した後、「またよろしくお願いします」と一礼・・・。

「また寄らせてもらいます」と一言言ってしまった自分・・・。再びは訪れるのか・・・???

中華料理「桃の花」

【感想】

ラーメン屋さんで一番イヤなのは「早く食えよ」と言う態度がミエミエの店である。店に入っても挨拶も無かったり、テーブルに座っても水が出なかったり、しかも水のオカワリなんてとんでもない・・・という空気がある店が一番辛い。

桃の花は水のボトルが透明で、来店時に店員がテーブルに持ってきてくれる。ある意味新鮮な水であることが確認できる。しかもレモンが入っているのでラーメンの時にはとても合う。

店員も片づけの時間を極力早めて、回転を上げる努力をする一方で、来店したゲストを常に見ている。これがなんと言っても大事でしょう!!

自宅の近所にもこんな店が早くできて欲しいものです・・・。

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