北欧からの家具のテーマパークを見に来ました。
NO.257
IKEA船橋
視察日時 2006年 4月20日
到着まで
昨日に続いて、今日も内覧会。
今日は、あのスキードームザウスの跡地にできた、北欧の家具メーカーIKEA船橋の日本第一号店にやってきました。
すでにアジアでは中国に進出し、そのまま日本へ登場。まさに“欧州列強”家具メーカーの日本上陸です。
場所はおなじみららぽーとのある南船橋。スキードームザウスの跡地は、すっかり姿を変えて、青と黄色のスウェーデン王室カラーでまとめられたIKEA船橋の巨大なお店が建っています。
駅から至近であるし、壁の塗色が非常に目立つので迷うのは無理・・・という感じです。
ちょっと注意したいのが、見えている建物に対して、道が少し曲がりくねっています。
さて入口から回ってみましょう。
まずは、1階のエントランス。家具屋でエントランス・・というのも変な感じですが、とにかくエントランスというくらいに立派な入口です。
まず、1階では買い物袋を受け取ります。小物はこれに入れて回れるのです。
もちろん大型家具は入りません。
家具はどこに?と思ったらなんとここからエレベーターで2階へあがります。
何となくアトラクションのようなエントランスですが・・・。
とにかくいったいどうなるのか?不思議な家具屋さんの内部に突入です。
場内の構成(2階)
まずは2階にあがりました。ここからは順路があって様々な家具が順に並んでいます。
もちろん、どこに何があるのか?案内板もあります。
非常におもしろいのが、通路が曲がりくねっていること。そして曲がりくねった角にはファニチャーと一緒に使う小物が所狭しと置かれていることです。
順路に沿って・・・なんて自分の自由に見られないと思う方もいるかもしれませんが、まぁたまにはこうした買い物もおもしろいかもしれませんよ。
こうした配置がおもしろいことも特徴ですが、なんといってもIKEA船橋の凄さは、その品数。
とにかくこれでもかぁ・・・というくらいにあります。
見比べ、さわり比べ、座り比べ・・・何でもできます
さらに、家具を選ぶときに結構気になるのが、自宅のサイズとの対比。
いわゆる「入るかなぁ」という心配ですが、こちらもご無用。
なんと、自分の部屋の間取りに合わせて家具をシミュレートできるCADソフトまであります。
そして、木製のブロックで確かめることもできます。
これは驚きました。
今まで家具屋さんで困った・・という経験をすべて解消してくれるような抜群の設備です。
順路があるということで途中で、休憩できるようにドリンクスペースがあったり、子供が遊べるスペースがあったり、とにかくなんでもありますねぇ・・・
子供のコーナーは家具だけではなくて、ベットのお供のぬいぐるみまであります。
舶来家具だから高いように思いますが、なんとこれらがとってもリーズナブルな値段。
IKEA船橋恐るべし・・・
場内の構成(1階)
2階の順路がとぎれると、そこはカフェになっています。カフェといっても本格的なレストランなんですが、ここはちょっと後で見ることにして、今度は1階に下りてみます。
1階は、家具に乗せる小物類の多く集まるエリアです。
こちらもとにかく量と種類が豊富。一つのものがたくさんではなく、他種類のものがたくさん、
たくさん×たくさん=いっぱい、そう、まさに“いっぱい”という表現がぴったりする施設です。
ここにきて改めて思うのが、食器って本当にいろんな種類があるんですねぇ・・・。
そして、これだけあるとなんか買わないのが悪いような気がしてきました。
と自分の隣の人を見ると・・・凄い量です・・・よく買いますね・・・。
さてこのエリアは特に順路のような規定はありません。
超巨大な東急ハンズで値段はドンキホーテ・・・みたいな感じです。
このエリアを抜けると、今度はなんとも荘厳なエリアに・・
ここは2階で見た家具がうず高く積まれた場所です。
実はIKEA船橋の家具の多くは、いわゆる“組み立て家具”なんです。
そして2階のコーナーで選んで渡された札をここで引き替えるという仕組みです。
しかし、この倉庫・・・博物館の倉庫みたいです。
そして、いよいよ最後に支払いです
現金もカードもOKですが、驚かされるのが大きなレジ台。
大型家具でもすっぽり収まる日本最大級のレジ台ではないでしょうか?
ここで入口でもらった黄色い袋は回収されて、代わりに商品が受け取れます。
こうしてテーマパークツアーのようなIKEA船橋の買い物は終わるわけです。
一緒に来た先輩は、手に持てないくらいいろいろ買い込んでいますが・・・バイクで帰れるのかな?
飲食施設
かつてスキードームザウスがあった場所ですから、かなり広い敷地です。
限りなく有効に使っている施設ですから、当然歩き回るしおなかも減ります・・・。
そんな訳で、IKEA船橋にはレストランがあります。その名も「IKEA船橋レストラン&カフェ」。
割合シンプルなネーミングですね。
レストランですが、いわゆるビュッフェ方式とかカフェテリア方式というタイプで、自分で欲しいものを選んで、後でレジで精算・・となります。
家具のエリアに負けず、ここもかなりの広さです。
肝心のメニューはというと、これがなかなか美味しそうな・・・。
中国でも大人気のミートボールは日本でもあります。5個から最大15個まで選べる・・・凄い・・・
あまり食べる気はなかったんですが、ついつい買ってしまいました。
さらに、レジからテーブルに運ぶのに便利なカートまであります。
なるほど、よくできている。
ちなみに、今日食べたのは・・・
美味しいです、どちらも・・・。
感想
ザウスの跡地ということで、広大な敷地をうまく活用しています。
舶来制の家具というと高い印象がありますが、もちろん高いものも探せばあります。
IKEA船橋の魅力はこの圧倒的な商品の種類と数です。
欲しいものを買った後に、ちょっと衝動買い・・・
これがIKEA船橋の楽しみ方のようです。
しかしこれだけ広い店内。いったい何人入れるんだろうか?超満員の日が見てみたい・・・
まさに、家具のテーマパーク・・・IKEAでした。
今は全国各地(というかアジア全域)に広がりつつあるスウェーデンの家具メーカーIKEA。日本で最初にできたのがこの場所。開業当時は「IKEA船橋」と名乗っていたように思うのですが、最近は「IKEA東京BAY」となっているようです。レストランの肉団子が結構お薦めです。
TEL | 0570-013-900 |
住所 | 〒273-0012 千葉県船橋市浜町2丁目3−30 |
URL | http://www.ikea.com/jp/ja/store/tokyo_bay |
営業時間 | 10時00分~21時00分 |
アクセス | JR京葉線 南船橋駅から徒歩2分 |
店舗数 |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
視察履歴
- 2006/04/20
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