クリスマスも“映え”が充実@マクセルアクアパーク品川
NO.445
マクセルアクアパーク品川
日時 2019年11月17日
ハロウィンが終わったと思ったらもうクリスマス商戦が始まり、全国のレジャー施設もクリスマスのイベントが始まりました。
最近は水族館のイベントがとても充実していて見ごたえがあるので、今日は品川にやってきました。駅から五分の水族館「マクセルアクアパーク品川」です。
今年のテーマは「NAKED STAR AQUARIUM」。副題で「星空のクリスマス」となっています。
チケット売り場の前も、改札の先も夏時期とはすっかり雰囲気が変わりました。壁紙一枚で雰囲気が大きく変えられるのがこの施設のいいところです。
というのも壁面が白系でまとまっているの色彩がある壁紙が付くととても映えるのです。
メリーゴーランドなどのアトラクションはいつのもの通りなので今日はスルーして、さっそく最初の展示エリアに向かいます。
最初のエリアが「SKY OVER CITY」。名称だけ見るとなんだ?という感じなのですが、地面と壁面にプロジェクションマッピング。展示している魚は十二星座にちなんだ(というかこじつけた?)ものというエリア。
ちゃんと十二星座あるので、自分の星座を探してあちこち動いたら、自分の相手の星座を探して写真を撮ってあげたり、大事な相手の星座を間違えて喧嘩をしたりと使い方は自由です。
とは言っても相手は魚なので、うまく写真が撮れる位置に来ているものばかりとは限りません。中には岩陰に隠れたりお尻を向けたり・・・残念なときもあります。
フロアも見事ですが、次のエリアとのつなぎ目にある暖簾というアイデアに自分は感嘆しましたねぇ・・・。
続いて見えてくるのが「Bright Sky Street」。
壁面に流れ星が発生している通路を進み両サイドの水槽を覗いていくという趣向です。
前のエリアに比べるとちょっと物足りない感じもしますが、時間によって通路のイルミネーションがガラッと変わります。なぜか?イルミネーションがないときは人通りも少ないのです。イルミネーションの起動は人感センサーではないと思うんですが・・・。
水槽には生物以外にアクセサリーなどが入れてあります。
魚に合わせるとアクセサリーがうまく撮れず、反対の現象も起こるのでいい写真を撮るには時間をかけて水槽をにらめっこする必要がありそうです。
続いて登場するのが「Shiny Starry Bar」。
日本全国の水族館を色々見ましたが、ここのBarはハイクオリティな施設であることは間違いないです。
ちょっとかわいそうなのが、照明の関係でフロアが暗いので、小銭を落としてしまったりすると一大事になることでしょうか?
毎回イベントに合わせてシーズンメニューが登場するのですが、この時期はイチゴを使ったパフェなどもあります。最もカップグラスの一番搾りが750円というのはちょっと腰引けてしまいます。
続いて見えてくるのが「Jellyfish Ramble」。クラゲのエリア。
エリアの名称は通年同じですが、すっかり“映えエリア”としての市民権を得ているエリア。照明が時折変化します。海で会ったら逃げる生物でも、こうしてガラス一枚隔てると態度を変えるという人間の身勝手さが体感できるエリアです(?)。
いつも通りの特に装飾がないエスカレーターで一層登るとおなじみのスタジアムです。
日が暮れると照明で碧い水面になります。
昼間の演目は「FunFunChristmas」。夜は「BrightChristmasParty」。どちらも楽しみたいのであれば、16時のFunFunChristmas、17時30分の「BrightChristmasParty」という組み合わせがお勧めです(時間は変更になるかもしれませんのでご確認ください)。
まずはショーが始まる前に前説があって、ゲスト参加部分の練習があります。実際は前の方の座席は濡れるのがポンチョを切るなどの対策、海水なので電子機器が壊れるかもしれなという案内をするための時間というのが真の目的のようです。
そして本番。この時期ですがイルカが水をかけてくれるので濡れたい人は前の座席に座りましょう。施設側ではポンチョの着用をお勧めしていますが・・・。
昼間に結構ずぶ濡れにさせられるので皆さん前の方が遠慮していますが、こちら夜のショーは水かけはありません。ジャンプする位置によっては多少しぶきは飛んできそうですが、昼間に比べると安心です。
夜は特にMCなどなく光とイルカと人間のコラボを楽しめます。
スタジアムの隣にある大型水槽エリアはクリスマスだからという展示エリアではありません。いわゆる通常の水族館の展示エリアです。
個人的には大型の水槽よりもそのわきにある小型水槽の魚がお薦め。小さいけど映えな魚がたくさんいます。
施設の最後はショップ。
来るたびにいろんな新商品が出ていて面白いです。ぬいぐるみだけでなくて、入れ物が付いたりしています。
お土産はおとなしめの感じなものが多いアクアパーク品川ですが、ちょっと目を引くのがこちらです。日本語の表記入りなので海外の方も楽しめそうです。
これ以外のお菓子系のお土産は安定の既製品。親会社のプリンスホテルさんの力もあるようです。水族館ですが、東京銘菓がこれだけ揃っているのは流石です。
駅から近いし、クリスマス時期ということでカップル比率高めでしたがこれだけの仕掛けを用意しているのは流石アクアパーク品川です。しかも夜22時までの営業なので遅めに来ても大丈夫。ただしイルカショーのラストは20時30分なので注意が必要です。
一つ心配なのは、営業時間が長いのでイルカも人間も重労働・・・働き方改革の波は果たしてこの施設には来るのでしょうか?
クリスマスのイベントは12月25日までです。国内どこの施設もクリスマス以降もクリスマスで引っ張る施設が多いのですが、アクアパーク品川は昔ながらの営業カレンダー設定なのでご留意ください。
プリンスホテルグループが2005年に品川にオープンさせた水族館。水族館の中では最も都心部にある施設の一つ。洗練された施設のデザインやイベント内容には定評がある。開業時はネーミングライツでエプソンアクアパーク品川と言われていたが2017年12月より「マクセルアクアパーク品川」となった。水族館施設としては珍しく閉園時間が基本20時までで、夜でも楽しめる施設。
TEL | 03-5421-1111 |
住所 | 〒108-8611 東京都港区高輪4−10−30 品川プリンスホテル内 |
URL | http://www.aqua-park.jp/aqua/ |
入場料 | 大人(高校生以上) 2,500円 小中学生 1,300円 幼児(4歳以上) 800円 |
開園時間 | 10時00分~20時00分 |
アクセス | JR・京浜急行 品川駅から徒歩5分 |
地図(GoogleMAP)
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