生き物みな家族!!擬人化が得意な京都水族館
NO.497
京都水族館
日時 2023年10月 4日
毎日大混雑のUSJは一通り見たので、今日は別の場所へ行きます。京都駅から至近の京都水族館です。京都駅からバスで10分くらいで到着できます。最近はオーバーツーリズムが指摘されていたので不安だったのですが、京都水族館のある梅小路公園周辺は極端な混雑はなかったので一安心。
開館直後ということもあり人はまばらですが、流石は日本有数の観光地京都です。並んでいる人は皆観光客のようです。
一応料金を確認。3回来ると元が取れる年間パスポート・・・。毎回悩むのですが今回は通常のチケットを買うことにします。以前は見なかったチケットの自販機。コロナ禍の遺産ともいえる機械でチケットを買います。
怪獣映画の宣伝なのか?と思うようなゴッついサンショウウオが改札でお出迎えしているのを横目に見ながら改札を抜けます。
改札は今まで通り、スタッフさんが対応してくれます。USJは紙のガイドマップが廃止されたそうなのですが、こちらはちゃんと外国語対応のものもあります。
改札横にはイルカの赤ちゃんが生まれた記念のステッカーを無料配布中。おひとり様1つで無くなったら終了だそうです。貰ってもいつも失くしてしまうので、他のお客さんのために取らないで進みます。
最初はこの水族館の目玉サンショウウオがいる「京の川」ゾーン。一日に数回しか息継ぎしないサンショウウオが、息継ぎ中のシーンに遭遇できました。息継ぎはこの水族館で始めてみる光景です。結構生々しい息が聞こえました。
サンショウウオのゾーンに入口で見た「沼った展」を実施中。昔は日本のどこでも見られた生き物だったそうなので、各地にいろいろな伝承が残っていることを紹介しています。
サンショウウオの隣の大水槽では魚が朝ご飯の時間のようで、スタッフさんが餌を撒くと勢いよく集まってきます。日頃はじっとしている魚も多いんですが、活き活き動いているシーンが見れました。アザマス!!
お客さんの動きが何やら慌ただしいことに気が付いたので、後を付いていくとイルカショーの時間でした。客席は6割くらいでしょうか?幼稚園か保育園の団体でしょうか?殆ど子供でした。
水に濡れるシートもあるのですが、今日は平日ということもありイルカのトレーニング風景を見るだけのおとなしいショーでした。
ショーエリアには何やら不思議なフットサインがあるんですが、付いていくと飲食店舗に出ました。どうやらコロナ時期の名残みたいです。
再び、展示エリアに戻って「オットセイ」のゾーン。館内が空いているからでしょうか?オットセイもかなりくつろいでいます。
観覧場所の後方には、京都市立芸術大学の皆さんが作った名前紹介のボードがあります。流石芸術大学の作品で立体感がありますね。
隣にはアザラシの紹介ボードもあります。文章をよく見ると人間の生態のように書かれていて読んでいて面白いです。ちなみに実物はというと、チューブ水槽でこちらも“まったり”しておりました。
このエリアには飲食店舗がありまして、人間もまったりとくつろいでおります。メニューが以前来たときに比べるとオリジナリティがアップしておりまして、面白いです。
値段はUSJに比べればリーズナブルですが、以前に比べるとここにも物価高の影響は忍び寄っていました。ソーダが肉まんより高いとは・・・。
続いて階段の中腹にあるのが「ペンギンの洞窟」。ペンギンは時々しか来ないのですが、ここに京都水族館名物の「ペンギン相関図」があります。もう3年目になり、相関もだいぶ複雑になってきました。
続いて館内が薄暗くなってきて見えてくるのが「エイの天窓」。湾曲ガラスを使った展示エリアです。いつも混雑しているときに来て断念することが多かったのですが、今日はじっくりと見れました。
続いて大水槽「京の海」。この水族館で最大の水槽です。大迫力です。
水槽の反対側の壁沿いにはコロナ対策もしっかりした座席もあります。今日みたいな日は、これに座ってぼぉっと水槽を眺めるのもなかなか良い気分です。長居すると睡魔が襲うのでぼぉっとするのもほどほどに先に進むことにします。
明るいところに出て目が覚めてきましたが、次がペンギンのゾーンです。この水族館でも一番人気の施設です。
ペンギンがいるエリアをスロープで回っていきながら観覧する動線です。
通路の近くまで寄ってきてくれるサービス精神旺盛なペンギンもたくさんいますので、なかなか前に進めません。
この時期はペアリングの時期らしく、ペアになって囲いの中で過ごしやすいように木製の仕切りが登場しています。悪い風俗店ではありませんのでご安心ください。
ここで新たに登場したのが「京都ペンギン個体識別コンピュータシステム“ペンタゴン”」。なんとペンギンのタグの色を入力すると、名前が出てくるという優れものです。
京都水族館は全部で61羽のペンギンがいるそうなのでいろんな組み合わせで楽しめます。名前は京都の通りから命名されているそうです。
めでたくカップル誕生になると、1月頃に子供が生まれるそうです。
続いてのゾーンが「クラゲワンダー」。今や水族館で3本の指に入る人気になったクラゲのエリアです。
よく見るとクラゲの水槽って、清掃がかなりしっかり行われているんですね。流石です。海水浴で出会ったら絶対逃げるのに、水族館では大人気。クラゲにとってはいい迷惑かもしれません。
ペンギン同様、クラゲに対しての京都水族館のスタッフさんは思いやりが深いようで、クラゲを使った性格判断などもあります。
更には、京都水族館のクラゲの大図鑑というコーナーもあります。手書きでクラゲの紹介のほかに「マル秘メモ」という記載が実に面白いです。
実によく生態を調べております。これは必見です。
展示エリアはいよいよ最後「交流プラザ」です。ここは小さな水槽で最近人気急上昇の生き物に出会えます。
それがチンアナゴ。なかなか目を合わせるのが難しいのですが、今日はお客さんが少ないのでドップリはまって見ることができました。
他の水族館では大きな水槽の片隅に隠れるようにいるウツボもいまして、こちらはマッチョな身体を誇示しております。近くで見ると結構かわいい目をしていたりします。
この他にも小さい水槽ならではの見映えが良い魚が多数います。
水槽の展示以外に、体験施設もあったります。
更には、お土産として売られている「水族スイーツ」を展示水槽で見せるという斬新な試みもあります。
なかなか面白い展示方法ですね。
更にその隣には、クラゲのぬいぐるみまで・・・。
このゾーンを抜けると飲食店舗「Harvest Cafe」に出ます。そろそろお昼時でほぼ満席でした。
そして最後が出口のショップ。入ると人気商品の売切れの案内があります・・・。
京都水族館の一押しお土産がこちら「すいぞくすいーつ」。8種類の生き物に似せたお菓子。バラでも買えるしセットでも買うことができます。
チンアナゴのTシャツなんていうのもあります。デザインが斬新です。
久々に来たのと、平日でゆっくり見れたのとありまして、3時間くらい居座ってしまいました。
水族館の外には、お寿司が食べられる市場がありまして、お昼はそこで・・・。急いで向かったのですが定休日でした。本日最大の衝撃・・・。
京都水族館(英語表記:Kyoto Aquarium)は、京都市下京区にある梅小路公園内の水族館。2012年(平成24年)3月14日に開業した内陸型水族館であり、日本初の完全な人工海水利用型水族館である。使用率100%で人工海水を利用した日本初の水族館であり、また、日本最大級の内陸型水族館である。京都駅に近い梅小路公園の核となる施設の一つで、オリックス不動産が公園の一部と隣接地を京都市から借用する形で、指定管理者として管理・運営している(総合管理業務は大京グループ内ビル管理事業会社のオリックス・ファシリティーズ株式会社が、運営業務はオリックス水族館株式会社が行う)。
TEL | 075-354-3130 |
住所 | 〒600-8835 京都府京都市下京区観喜寺町35−1 |
URL | http://www.kyoto-aquarium.com/ |
入場料 | 大人 2,400円 大学生・高校生 1,800円 小学生・中学生 1,200円 幼児(3歳以上) 800円 |
開園時間 | 10時00分~18時00分(季節により変動あり) |
アクセス | JR山陰本線「梅小路京都西」駅より徒歩約3分 |
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