切り札はスタッフのお手製!?@京都水族館

新しい生活様式でのレジャー施設

NO.462


京都水族館

京都水族館


日時 2020年 7月30日


前回このサイトの掲載したのが1月。それから世の中が一変してしまった。客が動けない、客を入れられない。レジャー施設にとっては致命的な世の中に変貌してしまいました。

そんな中でも知恵を絞って運営しているレジャー施設を応援するつもりで、今年は活動を続けていこうと思います。

再開、第一弾となる施設は京都府にある水族館、「京都水族館」からスタートです。普通なら夏休みの今日、家族連れやら京都ならではの外国からの観光客やらでごった返すはずのこの施設周辺ですが、今日は全くといってもいいくらい人がいません。


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到着時の時刻は14時過ぎ、入場は一段落して退場者が多い時間帯でもあるのですが人の流れはまばら・・・。


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入口では検温はありませんでしたがサーモグラフィーカメラでの確認。その後手指の消毒をしてから入場します。半年前にはこんなことをしなければならなくなると誰が想像していたでしょうか?

チケット売り場もビニールシートが張られて飛沫対策。衛生上仕方ないこととわかってはいますが、せっかくおしゃれに作ったカウンターが台無しなのがとても悲しいところです。


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こうした対策は当然改札にも必要になり、フェースシールドを付けたスタッフさんが迎えてくれます。なんか自分がウイルスのように感じてきましたが、元気に明るく「こんにちは!!」でした

さて、京都水族館はこの時期ですが新規エリアがオープンしています。その名も「クラゲワンダー」。今年は全国の水族館でクラゲを扱った新規施設がブームになっているようです。

さらには、15時からは非売品のシールがもらえる特典のある「オフピーク」入館を推奨していました。あと、1時間ずらせばよかった・・・。

密を避けるという意味ではわかる対策ではありますが、料金は変わらないので果たしてこれにどの程度の効果があるのかは??と勘ぐってしまいます。

 

京の川 エリア

最初のエリアは「京の川」。京都府内の川の様子を再現したエリアです。

 


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最初に目に入るのが展示生物を利用しての「ソーシャルディスタンス」の説明。オオサンショウウオ一匹分の距離を開ければ確保できるそうです。


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鑑賞エリアは・・・。

水槽に接近することができなくなりました。水槽に触らないようにという案内のほか、通路には白線が引かれてこの中には入らないようにとの指示です。ただし、乳幼児はこうした案内があっても気が付かないことがほとんどです。

以前来た時に比べると入館者数は格段に減っていますので、鑑賞する側的にはとてもありがたいです。


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混雑していないので、以前よりも館内はだいぶ静かです。おかげで普段は愛想のないサンショウウオが今日はとても愛想よくサービスしてくれました(?)。改めて直視するともはやオオトカゲの風貌・・もし川で出くわしたら相当焦るでしょうね。


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京都水族館の一押し動物なので、フォトスポットもあります。こちらではサンショウウオのモデルさんに触れてはいけません。実際には抱き着いたりしている人も多いので、撮影前の手指の消毒をお勧めします。

 

海獣 エリア 

続いて二階の海獣エリアです。


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このエリアは以前は混雑して中に入るのも一苦労でしたが、今日は全くそのようなことはなく、見る側にとっては快適です。運営する側にとっては困ったものであることは理解しています・・・。


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こちらはオットセイでソーシャルディスタンスを表記。しかし・・・「1.4頭」というのはどのように測ればよいものやら・・・。苦心した跡がしのばれる表記でした。


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ちょうどチューブ水槽で休憩中のアザラシに遭遇・・・。こんなアングルで人目を気にせず撮影をできるのは今だけでしょう。この後アザラシに気が付いた数名が集まって若干の”密”になりましたが・・・。


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密集状態になるので、覗き込みができるところは使用中止です。

そして、コロナ騒動以降でだいぶ世の中に浸透してきた三密回避フットサインもあります。この通路はカフェにつながります。撮影時には列はなかったです。


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カフェのメニューですが夏の京都なので暑さ対策品が目白押しです。そんな中でもペンギン、クラゲ、サンショウウオと館内の生物をモチーフにしたメニューがあるところは立派です。

飲んだ後マドラーだけ持ち帰れるのですが・・・実はショップでマドラーだけの販売もあります。飲み物の実単価は250円くらいになるようですね・・・。

 

ペンギン エリア

続いて見えてくるのがペンギンのエリア・・・しかしここは水中のペンギンを見る水槽が一つだけ。


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この水槽の両脇にあるスタッフさんの手作り作品は見ごたえ十分です。

まずは左側の「相関図」。人間以外は一度カップルになったら離れないものと思っていましたが、ペンギンの世界は、浮気に不倫?、略奪愛にBLとなかなか複雑なようです。よくここまで調べ上げたものですね。芸能レポーター並みのリサーチ力です。

右側はスタッフさん作成の「4コマ漫画」。いわゆる”あるある”系の話です。これもなかなか見ごたえあります。ぜひ連載していただいてバックナンバーはWEBで更新してもらいたいです。

通路を進むとペンギン水槽の上のエリアに出てきます。


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ここにもソーシャルディスタンスの案内。ペンギンだと5羽分だそうです。並んでもらうのはなかなか苦労しそうですが・・・。

ちょうど到着したときは食事の時間のようで、食べる量を記録するため、一羽ずつ鯵を食べさせています。このためスタッフさんの周囲にはペンギンが群がっています。


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スタッフさんに抱えられて食事をするペンギンもいれば、食べ終わってゲストに愛想振りまくペンギンもいます。この時間帯に出くわすと普段は遠くでしか見えないペンギンがかなり近くで見れます。

全部で59羽いるのですが、スタッフさんさすがですね。見るだけで名前がわかるようです。最近は学校でもこれだけの人数のクラスはありませんで、ペンギン愛の強さをひしひし感じますね。

ちなみにこのエサやりの時間は絶好のフォトタイムになるので、見ているゲスト側が若干”密”になっています・・・。気を付けましょう・・・。

 

京の海 エリア 

二つのペンギンの鑑賞場所に挟まれているのが、「京の海」エリア。


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こちらのソーシャルディスタンスはホシエイ1匹分。これはわかりやすいですね。

ちょうど、水槽の清掃中でダイバーさんが潜っています。


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このエリアだけに限ったことでありませんが、密閉空間ができてしまうトンネル型の鑑賞エリア。水飲み場、不特定多数の人が触れるような展示物は全て利用禁止になっています。

これはどうすることもできませんね・・・。

 

イルカスタジアム 

密を避けるという意味では、最も気を使う場所がイルカショーのエリアでしょう。

京都水族館では一列ごとに利用禁止にしており、使えな座席には白いチェーンを張っています。使える席には間隔を空けるように促す張り紙はないのですが、放送では距離を保つようにとの指示があります。今日は入場者がそれほど多くないので満席にはなりませんでしたが、混雑してくると運営は大変そうです。


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ショーも声を出すように煽るような以前のものとはだいぶ変わって、トレーナーさんの説明が中心のオーソドックスなタイプに戻りました


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水しぶきも少なめです。かなり気を使ったショーの構成に代わっていました。

気を使うといえば、ショー終了後の退場時も着席した場所ごとに分けて、通路が”密”にならないように工夫しています。しばらくは水族館のショーはこうした感じのものが主流になりそうですね。

 

クラゲワンダー

ここがリニューアルしたエリアです。リニューアルとクラゲの変態をかけて、「変態完了」という案内があります。


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文字をよく見ると・・・すべて魚やクラゲなどのイラストなのです。その原画も展示してあります。


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世の中、頭のいい人っていくらでもいるもんですねぇ・・・。

いきなり新設のメイン水槽「GURURI」からみます。


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円筒形の水槽の二カ所が抜けられるようになっていて、水槽の内外からクラゲを見ることができます。内と外で何か大きな違いがあるというわけでありません。


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水槽は極端に厚くはないので、カメラを近づけるとクラゲがとても綺麗に取れます。海でクラゲに囲まれたら困りますが、このように囲まれるといい気分です。


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もう一つの新設エリアは「京都クラゲ倶楽部」。先ほど出てきた”変態”の状態が水槽で確認できます。


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この他には中小規模の水槽で、いろんなクラゲを見ることができます。


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そしてこの水族館の得意技なのでしょうか?スタッフさんお手製の展示クラゲの一覧での説明。さらにはクラゲカードがもらえます。今回は10種類が配布中でした。ちなみに展示クラゲは24種類あるようなので、全部集めるにはカードが交換されるごとに最低3回は来る必要があります。


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続いて、「キャラ診断」。設問が難解なものがあって、自分はうまく進めませんでした・・・。

 

交流プラザ

クラゲワンダーの先は、「交流プラザ」と呼ばれるエリアで、小さな水槽での展示と、いろんな体験プログラムの集合場所でしたが、今のご時世はそうしたプログラムも実施できないようです。このため小さな水槽にいる生き物の展示のみです。


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このエリアでのソーシャルディスタンス説明担当は「チンアナゴ」。実は一匹30センチ近くある大きな魚なんですね。


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人気があるのはチンアナゴの他、「シロナマコ」。日本人の癖で白いものは神の使いとしそうな感じなのですが、幸運を呼ぶかどうか?根拠は何もないと京都水族館は断言しております。

 

山紫水明

飲食もできるエリアで以前はいつも混雑していたのでスルーしていたところ。色々な展示があります。昔は普通に見られていた生き物が今やほとんどレッドリスト入り。いずれは水族館でしか見れなくなるかもしれないような里山の生き物が集まっています。


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飲食店舗は工夫したメニューがいくつかありますね。ノリでペンギンを模った「ペンギンおにぎり」・・・。いいアイデアですね。


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20食限定ですが、すでに完売しているソーダ水。650円というのはなかなかの値段ですね。

 

ショップ

最後に来たのがショップ。


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まずは、カフェで売られていたマドラー付きドリンクのマドラーのみの販売。こちらでは袋入りです。


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ペンギンの相関図はクリアフォルダーでも売っています。抱き合ったペンギンのぬいぐるみというのはなかなか珍しいです。


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魚のイラストが入ったマグカップ。イラストを漢字に変えればお寿司屋さんでも使えそうです(??)


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新エリア「クラゲワンダー」を意識したのでしょうか?クラゲのクッション。肌触りがとってもいい感じです。クラゲのようなヌメリ感ははないです。


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レジに並ぶ通路は、ソーシャルディスタンスを確認するためのテープが張られています。レジの場所自体は以前来た時と変わりませんでした。

 

最後に

半年ぶりにこうしてレジャー施設を見ることができましたが、密集することで利益を出す施設が、密集を作らないようにして運営しなくてはいけないという困難に直面しています。

単純に見てもキャパシティの50%以下で運営しなければならないのは施設にとっては厳しいですね。従来はいかにして満員にするかを考えるだけでよかったのに、満員にせず利益を出すという矛盾に立ち向かわなければいけないわけです。

そんな厳しい状況でも、スタッフお手製のペンギン相関図やクラゲのカードなどゲストが反応してくれるような仕掛けがあったことがせめてもの幸いです。

 

 

 

 

 


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