ちょっと寂しい、年始のパーク!?
NO.199
パルケエスパーニャ
あけましておめでとうございます
視察日時 2004年 1月 2日
入場まで
2004年がやってきた!!そしてついに視察も200カ所にリーチ!!という節目が年明け早々にやってきた。
今回は三重県の「パルケエスパーニャ」に向かうことにしました。
年明け二日目電車の混雑を懸念していましたが、思ったほどではなく名古屋から快適な近鉄特急の旅。
ただし2時間以上というのは体に堪える・・・。
ちなみに年末負傷した足の具合はだいぶ良くなってきたのですが、それでもまだ万全と言うにはほど遠く歩くのが少し辛い・・・。
改めて車内でチケットを広げてみる。今回利用したのは「パルケエスパーニャ往復切符」。往復の特急料金に、シャトルバス、さらにパスポートチケットまで付いたお得にセット。なんとこれで7800円(大人)
電車に揺られ、バスに揺られ、もうこれ以上寝られない(?)くらいによく寝てしまったところでパルケエスパーニャのメインエントランス前に到着!!
早速視察を開始しようと当たりを見回すと、不穏な雰囲気が・・・?
大きく飾られた門松の周囲の看板を見ると、今日はエンターテイメント系のアイテムがかなり休みらしい。このかわりと言っては何だが、フラメンコと温泉施設「ひまわりの湯」にただで入れるようです。
早速、フリー切符を交換するために窓口に向かいます。一緒にバスに乗ってきた人達はもうすでに入場しているようで、一人寂しくブースの前に・・・。
ちなみにチケットブースの上に付いているランプが点灯しているところが開いているブース。それ以外は閉まっています。今日は半数くらいのブースが開いていると言うことになりますでしょうか?
それでは!!パルケエスパーニャへGO!!
場内の構成
入口の看板に書いてあったとおり、今日はエンターテイメント系の催しがほとんどお休みです。でも、その代わりに普段別料金の「フラメンコ」「ひまわりの湯」がただで入れるのは逆にラッキーです。
ではまずは、フラメンコから見てみましょう。
フラメンコはパーク中央のカルメン通りにある“カルメンホール”で実施されます。今日は4回上演されますが、一番最後の回を予約しました。と言っても整理券をもらうだけなんですが・・・
場内はビデオや写真撮影は一切禁止。その分しっかりフラメンコ見なさいってこと何でしょうか?ちなみに整理券をちゃんともらっておかないと“立ち見”に回されてしまいます。立ち見といっても実際は開始と同時にみんな通路に座り込んでましたけど・・・。
フラメンコというと、訳あり(?)の女性が情熱的に踊る・・・という変な先入観しか持っていなかったんですが、男性も迫力満点です。タップダンスよりはスローなテンポで足ならしたり、くるくる回ったり・・・。
難しいのが拍手する瞬間。フラメンコなんて見たことがないので、どこで終わるのか?さっぱり見当が付かず・・・。やはりこの手の芸術鑑賞は向かないようです・・・。
得したのか?損したのか?何とも不思議な気持ちでカルメンホールを後にして、今度は隣にある「花とワインのギャラリー」へ・・・。
こちらはアトラクション“ドンキーズシェリー”の出口に当たるスペースで、以前はワインショップだったように思ったんですが・・・。
内容はいつもの通りですが、おもしろいのが記念写真の際に「ストロボ焚くように」指示しているところ・・・。逆のサインはよく見ますけど・・・ね。
続いて、今度はハビエル城博物館へ、ここは歴史の教科書でもおなじみのフランシスコ・ザビエルに関する展示コーナー。でも今日はここの1階にある多目的ホールで「子供用の遊具」を集めています。
入口ではパルケエスパーニャのキャラクターの案内がありますが、こちらは普通のキッズエリア・・・。
さすがに、一人で来て中までは入れませんでしたが・・・。
夜になってから気が付いたんですが、パルケエスパーニャのライトアップはなかなか綺麗です。冬場のこの時期は日も短い時期なので、日帰りでもこのライトアップを堪能することができます。ただし、このライトアップ、派手なのは入口付近にあるしれベス広場周辺だけなので注意・・・。
ちょっと時間が前後しちゃいましたが、再び昼間に戻って、今度はコロシアムの隣にできた新しいアトラクション(?)をご紹介。
その名はウォーターシンフォニー。音楽に合わせて噴水が吹き出る仕組みになっています。この手の仕掛け最近増えてきましたね。
ちなみにここの仕掛けはそれほど大きくはないので、音に合わせて水が吹き出ている間、噴水の周りを子供が走り回ったり・・・とそれは大騒ぎなのです・・・。
アトラクション
パルケエスパーニャに来たら外せないアトラクション、それは“ピレネー”。
おなじみのスリル満点のコースターです。今回は夜バージョンと昼バージョンの2回乗ってきました。
そして、今までなかなか乗る機会に恵まれなかった「ドンキホーテ冒険の旅」。宙づりのライドの乗って、冒険に出る・・・どっかで同じようなアトラクションに乗ったような・・。
一方残念なことに、室内コースター「幻のイベリア超特急」がなんと新しいアトラクションになるため、営業停止中・・・。
続いてコースターばかり狙って、今度は“グランモンセラー”にチャレンジ。
大したことはないと思っていたんですが、なぜかこのアトラクションで心臓バクバクに・・・ピレネーでもこんなことはなかったのに・・・なんで??
とまぁ、どのアトラクションも20分程度の待ち時間しかないので、たくさん乗れました。しかも、アトラクションで思いっきり楽しんだ後は、温泉に入れます。
一度パルケエスパーニャを出て、ホテル側に進み、ホテルの1階にある「ひまわりの湯」です。
ここは温泉なので、もちろん撮影は禁止。カメラをしまって温泉に入れる。
・・・はぁ~気持ちいい・・・!!
温泉で体がポカポカになる反面、髪の毛をはじめ良く乾かさないと、外は海沿いで寒いですよ・・・
ちなみにこの後パルケエスパーニャに戻り、ピレネーに乗ったときの髪の毛の冷たいこと・・・大失敗でした・・・。
物販施設と飲食施設
物販施設や飲食施設ですが、やはりこの時期は閑散シーズンなんでしょうか?場内各所でバーゲンセールが目に付きます。
また、飲食物も大きなセットをバラして、小売りしていたりとなかなかがんばっています。
残念なのは、こうした期間限定のイベント販売のPOPがあちこちにベタベタ張られている点でしょう。
ちなみにサンタクルス通りにある「バレンシア」というお店のオレンジケーキは美味しかったです。スティックタイプで1本200円!!お買い得です。
さて、レストランなんですが、こちらは今一つ盛り上がっていませんでしたねぇ・・・。雰囲気がエスパーニャって感じがしないんですよねぇ・・・残念・・・。
とはいうもののしっかりと食べるものは食べてしまったのですが、スペイン村でなぜかチャーハンとアイスコーヒー・・・おかしいでしょうかねぇ?
感想
USJ同様でこちらも1年ぶりの訪問となりましたが、ディスカウント品が増えたような気がします。ディスカウントが悪いってことではないんですが、POPの作り方と相まって、安く見えてしまうのが残念ですねぇ・・・。
屋外でも食べ歩けるようにいろいろ工夫があるのですが、POP類の安っぽさがなければいい感じなのですが・・・。
さらに、屋外で食べるときは、“トンビ”に注意しなければいけないようです。
そして各所で感じるのが人が少ないこと。サイン看板がその分充実していますが、人は最小限で運営しているようでした。
1月2日は閑散時期なんでしょうか・・・
久々に来たパルケエスパーニャ。ちょっと寂しかったですねぇ・・・次回に期待しましょう。
志摩スペイン村(しまスペインむら)は、三重県志摩市磯部町坂崎にある複合リゾート施設。近畿日本鉄道(近鉄)が、総合保養地域整備法(通称:リゾート法)の施行に合わせ1988年に策定された「三重サンベルトゾーン」構想に基づき、三重県志摩郡磯部町(現・志摩市)の協力を得て開発した施設で、テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中核施設に、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設で構成されている。
TEL | 0599-57-3333 |
住所 | 〒517-0212 三重県志摩市磯部町坂崎 |
URL | http://www.parque-net.com/ |
入場料 | 大人(18歳~59歳) 5,700円 中人(12歳~18歳) 4,600円 小人(3歳~11歳) 3.800円 シニア(60歳以上) 3,800円 ※2Day、ナイター割引などもあり |
開園時間 | 10時00分~17時00分(季節により変動あり) |
アクセス | 近鉄 鵜方駅より直行バスで15分 第2伊勢道路 鳥羽南・白木IC より国道167号線で20分 |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
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