30周年“サロメンゴ村”(前編)親会社の入れ込み深さに驚嘆!?
NO.535
パルケエスパーニャ
日時 2024年 2月28日
昨年来気になっていたパルケエスパーニャに向かっています。フェリーで大阪港に到着後、難波から近鉄に乗って移動します。鉄道業界で唯一喫煙場所を維持し続けてきた近鉄も2月いっぱいで喫煙場所が廃止されます。
パルケエスパーニャのあるスペイン村は今年が開園30周年。30周年で独自のイベント実施か?と思いきや、昨年のこの時期大好評だったVTUBERとのコラボイベントを5月まで実施とのこと。
昨年は周防サンゴ(ンゴちゃん)がアンバサダー役で起用されていましたが、今年は更に壱百満天原サロメ(サロメちゃん)が加わり二人態勢。5月までの30周年はスペイン村が“サロメンゴ村”と銘打っての催事期間です。
今までこうした集客手法をするテーマパークは見たことがないのでかなり期待しています。
難波までの所要時間は約2時間半、ぐっすり睡眠がとれました。そろそろ下車駅の鵜方駅・・・っと何やら聞きなれない女性の声が聞こえてきます・・・。
流石に音声までは録画する気もしなかったので、記録していただいた方の映像で内容はご確認ください。
後で気が付いたのですが、鵜方に向かう時(賢島方面行)の放送はンゴちゃん、鵜方から出発する(志摩磯部方面行)はサロメちゃんと放送が変わっています。しかも全車両で放送が入れ替えてある・・・親会社の近鉄さん相当意気込んでますね・・・。もしかして、喫煙所撤去の話をかき消すため??
12月に来た時はちょっと控えめな駅の看板でしたが、スペイン村は今年30周年ということで内容も一新されております。こちらはサロメンゴ村せずにスペイン村。コラボ期間は5月までですが、30周年は来年まで続くのでこの看板は1年間は利用されそうです。
そして、駅構内のあちこちにはヴァーチャルアンバサダーのお二人のポスターやらパネルやらが設置されております。今日は到着したのが11時過ぎで、しかも平日ということで撮影している人はほとんどいません・・・。
駅構内は“サロメンゴ村”を全面推しです。
このパネルにつながる通路に列が作られていることを見ると、混雑したときは順番に撮影しましょうということか?・・・次回に確認することにします。
更には、駅名版にもお二人が・・・。シールを貼り付けたようには見えないので新調したんでしょうかね?意気込み凄いですね。コラボ期間終了後は基に戻すのか?上から白いシールをベタっと貼るのか?二人への愛が試されることになりそうです・・。
っと、ここまでは親会社の近鉄さんの意気込み・・・かなり期待しているようです・・・。
そして鵜方駅からはバスに乗り換えます。一応列がある・・・やはりコラボ効果はあるようです。バスはなぜか?観光バスタイプ。快適な10分ちょっとです。ちなみにバス内はいつものスペイン村でした。
そしてやっとパルケエスパーニャに到着。電燈には30周年のバナーもついています。思ったよりもゲストが少なく見えます。平日の入場ピーク後なので仕方なしではありますが、雰囲気はスペイン村です。
しかし・・・。
平日はインフォメーションカウンターで発券されているチケット。結構な列ができています。テキパキと捌いてくれる売チケット売場さんですが、窓口を増やす気配はなし・・・。
並んでいる人の話を聞いているとほとんどの人は“サロメンゴ村”期待の方々・・・集客力あります。
改札はチケットを見せるだけなのでほぼ待ち時間はなし・・・。ありがたいです。
そして、「いつの間に!?」という感じですが、電子マネー対応のコインロッカーも登場していました。鍵を無くすかもしれないという恐怖からこれで解消されます。
さて、30周年前との変化をちょっと見ます。
まずは改札先にあるモニュメント。植栽と、円盤が大きく変わりましたね。30周年のパレード「Buen Viaje(良い旅を)」になぞらえてでしょうかね?羅針盤とも方位磁石とも見えるモニュメントになりました。
ショップ前のフォトスポットもガラッと変わりました。子供なら立ったまま、大人ならちょっとしゃがむとキャラクターがちゃんと入るような配置が心憎いです。
フォトスポットの裏スポットも変わりました。どれも30周年前面に出した作りになりました。この辺りは30周年のスペイン村になっていますね。
改札左側には30周年の歩みなる展示コーナーもできました。地味に長く続いて来ました。自分が始めて来たのは1995年(オープンして二年目)で、当時はデジカメとかなくて写真はどうなったのか・・・?所在不明です。
改札を抜けた先のアーケードはシレベス広場に向かう通路「エスパーニャ通り」。ちょっと来る時間が遅かったからか・・・人通りは少ない・・・。いつものスペイン村!?
そしてシレベス広場まで来ると・・・そろそろショーの時間。おなじみの座布団も配置はOK。こちらの周辺には”サンゴ&サロメ”推しの皆様はあまり見られません。昔からの根強いショーのファンが中心でした。流石にショーの常連さんは敏感なので“サロメンゴ”な雰囲気はありません。
演目は年末とは変わっていて「テソロ・デ・オーロ~真実の宝を探せ! 」。日本語がペラペラのスペイン系の皆様で話が進んでいきます。
パルケエスパーニャのショーは最初に演者がどこからともなく現れて掛け合いから始まるというパターンが多いので、どこから撮影しようか・・・ちょっと悩ましいです。
シレベス広場の隣にある「カンブロン劇場」。こちらシネコン並みの座り心地の良いシートが自慢のシアターです。冬や夏の時期は非常にありがたい施設です。
こちらは演目が「サンゴ&サロメ」が登場するものに置き換わっています。このシアターに入ると今日の推しの皆様がどのくらい来ているかある程度わかる気がする・・・。結構多い・・・。
“サロメンゴ”な演目は昨年も実施した「周防サンゴと見る空飛ぶドン・キホーテ」と「サンゴとサロメのまるごとエスパーニャ」の二つ。
そしてシレベス広場の隣で、建物に囲まれた「マヨール広場」。12月に来たときにはちょっと閑散とし過ぎていてスキップしてしまったエリア。今日は全店営業中です。
各店舗の名称は色が違っていてキャラクターも違う・・・今頃気が付いた・・・。
マヨール広場の飲食店舗はハイソなお店が多いので、価格の設定もかなり強気です。最近の飲食店で流行りの“インバウンド価格”までの強気な店舗は見受けられませんが・・・。
こちらはカフェ「MI CASA」。ベイグルセットが1000円くらい、カフェラテ460円・・・しかし・・・
同じお店で、ンゴちゃんコラボ商品は・・・パンケーキが1800円、カフェラテ700円・・・。コラボのおかげでほぼ倍額の商品が売れる・・・羨ましい限りです。確かこの店は昨年のコラボ期間にラテマシンが壊れたくらい売上が上がったお店・・・。今日もこのお店は結構なゲスト数です。
マヨール広場の隣の「カルメン通り」にも飲食店舗があります。こちらはパエリアが食べられるフードコート「エルパティオ」。
こちらもメニューはパエリアのオンパレード。さらに、6000円のビッグパフェ。最近はこうした大食い商品が少なくなりましたがこちらでは健在。一日3食までです。
内部はというと入口の説明にもある通りで、イスラム統治下の建築様式でつくられているとのこと。外目から想像したより結構中は広いです。
注文したのは「スペアリブパエリア」。肉はジューシーで美味しかったです。パーク飯は自分が作るものより甘いものが多いのですが、ここも準じています。自分の味覚の悪さのせいだと思います・・・。
レストランの隣は「カルメンホール」。本場のフラメンコショーが見れる劇場。演目も30周年に合わせて新しくなりました。今日はギリギリで見ることができました。結構人気がありますので予約がおススメ!サロメちゃんが言っていましたが「この値段のこのクオリティ」、確かに600円ですからね。館内は完全な密室ですので一応マスクは付けた方がいいかもしれませんね、このご時世・・・。
入口前にパネルが出ているときは売り切れる可能性が大です(・・・っと自分は思っている)。
その隣は「氷の城」。どちらの施設もサロメンゴ推奨の施設です。
さらに進んで「グラナダスの門」。グラナダはザクロの意味でスペインでは霊験新たかな果実。日本の桃みたいな扱いです。
この門の先がサンタクルス通り。白壁の建物が並ぶスペインの街並みが続きます。展示内容は依然と同じです。
12月にはなかったお皿が二枚飾られていますが・・・これが今回のコラボイベントのスタンプラリーのようです。一瞬だと気が付かないかもしれません・・・。
本来はこのパネルがお皿の前にあるらしいのですが、風が強いと飛ばされるとのことで室内に避難中でした・・・。
ちなみに、パルケエスパーニャのキャラクターはスタンプラリーには関係ありません。
ンゴちゃんが強く推していた「ドン・キホーテ空の旅」こちらは今日はすぐ乗れます。
12月はゴーストタウン状態だった「コロンブス広場」。こちらではトリックアート館が復活。ここにもスタンプラリーのお皿があります。二人のパネルはこの状態が標準配置のようですね。
コロンブス広場から太陽の洞窟を抜けて、博物館を抜けてエンパシーホールへ。なんと名前が「サロメンゴホール」になっていました。
中はパネルだらけですが、フォトスポット化しております。プリクラも並ぶことはなくても絶えることもない・・・。人気凄いですねぇ・・・。
続いてアトラクションが集中している「フェイスタ広場」。もはや年末来た時の閑散とした雰囲気はありません。12月には同じグループに人が乗りに行ったところから順番に稼働・・・なんて状態でしたが、今日はそんなこともなく・・・。
フェイスタ広場はアトラクション特化ゾーンなので、あまり“サロメンゴ”はしていません。
以前は休止していた機器も元気に稼働中です。
再びエスパーニャ通りに戻ってきました
12月に来たときにはチュロスを売っていたピザ屋さんですが、チュロスが消えました・・・何故??
そしてコラボグッズ。こちらは改札を抜けてすぐ右にある「アスタラビスタ(Hasta la vista)」での取り扱い。“さようなら”の名称の店舗で販売は不吉ではないか・・・これを下種の勘繰りと言います(-_-;)。
まずはポスターを見ると「サロメちゃんグッズは3月1日から発売になるとのこと」。大人の事情か?製造の遅れか?なので今日はンゴちゃんグッズだけの販売。一部アクリルスタンドなどにサロメちゃんが登場していますが・・・。
人形の数がとても多い・・・ずいぶん作りましたねぇ・・・。昨年の商品とかもあります。12月にはなかったので倉庫に寝かしておいたんでしょうかね?
凄い種類ありますねぇ・・・3月に入るとこれにサロメちゃんグッズが加わると・・・果たして売り場を拡張するのか?ンゴちゃんグッズが多少引くのか?気になる所です・・・。
今日は平日でまだゲストの動きがスローなので次回の3月2日に再度検証しようと思います。
では次回までしばらくお待ちください・・・。
志摩スペイン村(しまスペインむら)は、三重県志摩市磯部町坂崎にある複合リゾート施設。近畿日本鉄道(近鉄)が、総合保養地域整備法(通称:リゾート法)の施行に合わせ1988年に策定された「三重サンベルトゾーン」構想に基づき、三重県志摩郡磯部町(現・志摩市)の協力を得て開発した施設で、テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中核施設に、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設で構成されている。
TEL | 0599-57-3333 |
住所 | 〒517-0212 三重県志摩市磯部町坂崎 |
URL | http://www.parque-net.com/ |
入場料 | 大人(18歳~59歳) 5,700円 中人(12歳~18歳) 4,600円 小人(3歳~11歳) 3.800円 シニア(60歳以上) 3,800円 ※2Day、ナイター割引などもあり |
開園時間 | 10時00分~17時00分(季節により変動あり) |
アクセス | 近鉄 鵜方駅より直行バスで15分 第2伊勢道路 鳥羽南・白木IC より国道167号線で20分 |
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