30周年“サロメンゴ村”(後編)割拠!!常連(スペイン村推し)&新興勢力(サロメンゴ村推し)

NO.526


パルケエスパーニャ

パルケエスパーニャ


日時 2024年 3月 2日


今回の東海地区の旅も今日が最終日。内容がアップデートされた"サロメンゴ村"のリピートです。



朝一番(6時50分)の近鉄特急で向かいます。この施設を利用するときは割引券を使うのですが、今回はパルケエスパーニャのみの利用なので「志摩スペイン村満喫デジタルきっぷ」を利用しました。

往復乗車券(行が名古屋からで帰りは大阪でもOK)、パルケエスパーニャのワンデーパスポート、1500円分の園内食事券(500円×3枚)、更には自由乗降区間が設定されていて、その区間内は乗り降り自由。4日間有効

このチケットはかなりお得です。

今日は土曜日なので混雑は予想されます。週末にレジャー施設に来るのは久しぶりな感じもします・・・。車内はそこそこの乗車率ですが、隣の座席に物が置ける程度なので快適・・・。

この電車は“サロメンゴ村”希望者が少なそう…と思いきや鵜方駅手前の志摩磯部駅に停車後に状況一変、皆さんなグッズを取り出して窓にセット。スマホで撮影が始まると・・・ンゴちゃんの声で「次は鵜方・・・」と車内放送が流れます。

皆さん待ってたのですね・・・。鵜方で降りると8割以上は“サロメンゴ村”希望者のようでした。


パルケエスパーニャパルケエスパーニャ


前回(2月28日)のときは人気はなかったこの場所も・・・。人だかりができています。自分が入って記念写真というのではなく、パネルだけを撮りたい人が多いみたいです。駅の改札付近からこのような賑わいになっていますので、バス乗り場はというと・・・。


パルケエスパーニャパルケエスパーニャ


バス停は遥か彼方・・・乗れるのか??。そしてバスが到着。今日は普通の路線バスです。立席が多くなるので路線バスは乗れる人も増えるのはありがたいです。他の路線バスの出発待機の運転手さんも手伝ってくれて何とか列に並んでいる人は7割がた乗車。残りは臨時のバスが続いてくるとのことでした。

土曜日なので泊りがけで来る人も多く、皆さんスーツケースが邪魔にならないように工夫して協力してくれます。バスはホテルに先に停まるので、半分くらいがホテルで下車。

やはり“サロメンゴ村”の効果は半端ないです・・・。


パルケエスパーニャ


ホテルのゲストが降りるのに多少時間を要したので到着は前回よりもやや長めの15分くらい。今日はチケットブースも稼働しています。まずはチケットの引換が必要なので列に並んでチケット確保。開園の10分くらい前には列にスタンバイ!!


パルケエスパーニャ


列の最後尾はというと・・・長い列です。通路一杯に広がるように指示があるので・・・。


パルケエスパーニャ


そして開園時間・・・。放送が流れてシャッターが上がり、改札に一斉に流れ込みます。改札も通常スタッフの他、お手伝いのブレザー姿の方々も参戦して二人or三人態勢。スーパーの混雑時の対応のようにテキパキ捌いていきます。

5分くらいで列は解消。それでもこの人達だけで500人くらいはいたでしょうかね?


パルケエスパーニャパルケエスパーニャ


“サロメンゴ村”開催期間は「サンゴとサロメのうきうきお皿ラリー」という催事が実施中。特製の冊子とクリアフォルダがもらえるそうです(1回1500円)。この販売を改札前においてしまうので良い判断ですね。なかなか良い勢いで売れていきます。

さて自分もそろそろ入ります。


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同じ時間で、12月との違いは歴然・・・そして通路の両脇に何やら列ができています・・・。

まずは左の列・・・。


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インフォメーションを飛び越えてアーケードの際ぐらいまでなので20メートルくらいでしょうかね?っと見ていたら素早くスタンション並べてあっという間に列を整理・・・折り返しのキューラインができました。

なんとこれ「チュロスの購入者の列」・・・朝からみんなお腹空いているのか?ということではなくて、ンゴちゃんが昨年から煽っていた“日本で一番おいしいチュロス”を求める人たちです。


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列の整理をするスタッフさん、チュロスのぬいぐるみなんて言うものがあるようです。朝からご苦労さまです。

そして右側の列・・・。こちらは大騒ぎです。


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物販店舗「アスタラビスタ」の入口から折り返して店舗の遥か後ろまで・・・なんとンゴちゃん、サロ様グッズを求める人の列・・・朝から並ぶのかぁ・・・。帰りでも良いのでは?と思うのですが推しの皆様はグッズの使い方に特徴があり、朝一で買う必要があったのです。後程ご紹介します。

エスパーニャ通りに列ができる・・・“サロメンゴ村”恐るべし・・・。


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エスパーニャ通りの突端にあるフォトハウス「フォトファンタスティカ」。こちらはスペイン村の風情で営業中。実はここ今まであまり気にかけなかったのですが、スペインの民族衣装とかを着れるお店。サロメンゴ効果でしょうか?繁盛しています。


パルケエスパーニャ


マヨール広場の「MI CASA」を覗いてみると・・・。


パルケエスパーニャパルケエスパーニャ


前回はンゴちゃんだけだったメニューがフルラインアップになっています。しかもパルケエスパーニャのキャラクターのカフェの案内まであります。オリキャラは600円なのにサロメンゴは700円・・・キャラクターパークとしてはちょっと悲しいところでしょうかね?


パルケエスパーニャ


パルケエスパーニャはショーが充実していることでも知られていますが、開園して1時間で早くもショーがあります。コロシアムと呼ばれたすり鉢状の劇場で行わる「キャラクターミュージカル「パティオデル カント~ダルシネアの秘密の花園~」」。こちらはスペイン村好きがすでに多数集結しております。パルケエスパーニャのキャラクター総出演のステージショーです。



以前は違う演目でしたが、30周年で新作になったようですね。ショーの内容はテーマパークの王道の筋書きです。この施設屋根があるのは良いのですが、風が吹きすさむのが弱点。

すっかり寒くなり、映像の後半は手が震えていますのでご了承ください。


パルケエスパーニャパルケエスパーニャ


とりあえず寒いのをしのぐために、屋内施設カンブロン劇場へ・・・。ホールの入口では“サロメンゴ村”の猛烈アピールポスターが掲示中・・・。


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演目が「周防サンゴと見る空とぶドン・キホーテ」ということもあって、推しの皆様がたくさんいます・・・。ほぼ8割方を占めているようです。おかげで身体が温まりました。


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身体も温まったので次は「ハビエル博物館」に来ました。


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こちら2層の展示見学施設。スペインの歴史を知ることができる施設です。


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入口入ってすぐにスペインのBARが再現されていますが、ここの場所がサロメンゴ化しておりまして、パネルがあったり、カウンターの奥に名前が付いていたりします。


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パルケエスパーニャのキャラクター「ドン・キホーテ」の由来となった物語「ドン・キホーテ」のことも説明があります。日本でいえば源氏物語、最近だとハリーポッターと同じようにして有名になった話です。


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二階へ上がる通路にある陶板は面白いです。1992年のセビリア万博で飾られたものを使っています。


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日本の話だったり、スペインの話だったりしますがなんか極端な歴史を紹介しているようにも思います・・・。


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二階はスペインの伝統工芸の制作過程などを見せてくれます。


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そしてこの建物の名前の由来となった「フランシスコザビエル(スペインではハビエルと言います)」についての展示。この方王室の出身の方だというのは知らない人が多いのではないでしょうか?スペインでは「東洋の使徒」と言われているそうです。エヴァンゲリオンの敵である使徒とは意味が違います。


パルケエスパーニャ


続いて、グラダナスの門からサンタクルス通りに向かいます。そして朝一のグッズを買う列の秘密がここで解けました。


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買ったグッズ使ってパルケエスパーニャの写真を撮りたかったようです。自分が映るのではなくて、キャラと風景という組み合わせなんですね・・・。サロメンゴ村に来る人はこうした写真の取り方をする人が多いようです。

そんな方々が楽しんでいる「サンゴとサロメのうきうきお皿ラリー」ですが、自分も探してみました。


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お皿が三カ所留め具で留めてあるのがラリーの対象のお皿のようです。どこにあるかは皆さんで探してみてください・・・というか、今日はこの場所に人だかりがあるのですぐわかる・・・。


パルケエスパーニャ


元々パルケエスパーニャが設置しているお皿の飾りは留め具が付いていませんので目印になりますね。

こんなことして楽しんでいたら…パレードの時間になりました。30周年でリニューアルされたパレードは「パルケエスパーニャパレード「エスパーニャカーニバル
“ブエン ビアへ”」
」。以前のパレードは「エスパーニャパレード「アデランテ」」。これがなんと10年続いていたそうです。同じパレード10年というのは凄いロングランです。



以前のパレードはこんな感じでした。

今回はパレードの始まりと、最後にダンスタイムがあるので、見てから戻ってくるまで待って2回楽しめるという趣向。



こちらが始まり。28日と2日と2回撮っておりましたので、わかりやすい方を大きめに表示しています。



こちらが、戻ってきた後のショーです。ダンサーさんにハイタッチを求められたのですが、ちょうど鼻をかんだティッシュを握っておりまして・・・グーで出したら怪訝な顔をされました。すいません・・・。

パレードは舞浜地区の施設のような着席の強制や厳格な撮影ルールなどはありません。始まる20分前くらいは大抵最前列で見れますが・・・ちょっとなめてました。

パレードにはサロメンゴは登場しません。サロメンゴ村推しの人もスペイン村推しの人も仲良く楽しめます。張ったロープをくぐって良いよ…という演出は自分的には?がありますが、危なくはないので良しとしましょうかね?


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パレードも見たのでお腹が空きました。今日はフェイスタ広場にあるレストラン「AMIGO」に行ってみました。一推しが「スペイン風ラーメン」。スペインにラーメンなんてあるんか?

ちょっと奇抜なメニューはこのくらいで後は王道のメニューです。


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店内はカフェテリア方式です。時刻は13時前ですがテーブルも適量空いていました。ラッキーです。

肝心のスペイン風ラーメンですが、ちょっと赤身がありますが醤油ラーメンに近い味。赤いものが何なのか?わかりませんが美味しいです。


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もう一つ変わり種はエスパーニャ通りにある「ピザラロハ」にある「イチゴのスイーツピザ」。こちらはピザというよりはケーキみたいな感じです。イチゴが嚙み切れなくて、落とすときがあるので注意が必要です。


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サロメンゴ村推しの皆様が意外に重宝していた(ように見える)のがキャラクターカフェ「ティコティコ」。ハンバーガーがメインのお店ですが、ちょっと風変わりな形だったりします。値段もお手頃というのも理由かもしれませんが・・・。

続いてアトラクション。ンゴちゃんが車内放送で煽っていたアトラクションは結構人が並んでいました。


パルケエスパーニャ


こちら施設の一番奥にある「ドン・キホーテ冒険の旅」。“ンゴちゃん推しのやつだね”・・・という推しの皆様が次々に列に吸い込まれていきます。


パルケエスパーニャ


こちらはシレベス広場の屋内コースター「アイアンブル」。なんと待ち時間20分。初めて待ち時間を見ました。


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そしてパルケエスパーニャで最もスリルのある「ピレネー」。こちらは30分待ちです。

14時を回るとパレードもショーも一通り終了します。この時間になると再び・・・


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昼前に落ち着いていたチュロスの列が…復活。そしてカフェMI CASAも列ができています。14時過ぎるとサロメンゴ村推しの皆様は飲食タイムに入るようですね。

さて、自分は時間がそろそろ気になるころなので、物販店を見てみます。3月入りサロ様グッズが登場したのでどうなったか・・・?


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棚割は同じながらもサロ様グッズが増えてちょっとギッシリ感が出ましたね。


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こちらはンゴちゃんぬいぐるみがちょっと減りました・・・。


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朝一では品切れだった「ダルチャンゴキットカット」。まさかの欠品か?と思いきや・・・。


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14時30分頃に発売再開。もしかして、再度店に呼び込むための作戦だった?というのは勘ぐりすぎでしょうか?当然見つけたサロメンゴ村推しの皆様の手によってレジに運ばれていきます。


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ぬいぐるみ以外の商品も増えています。アクリルスタンド(通称「アクスタ」)というそうですが、爺の私には使い方がわかりません・・・。


パルケエスパーニャ


サロメンゴ村推しの皆様にとっては聖地のようなグッズエリアもその他の人にとってはちょっと敷居が高く感じることもあるからでしょうか?パルケエスパーニャのグッズに紛れてひっそりと置かれているグッズもあります。


パルケエスパーニャ


スペイン村30周年にちなんでの新商品もありました。幸せを運ぶお菓子「ポルボロン」の最新作だそうです。


パルケエスパーニャ


30周年で強気に出たいところですが、已むに已まれない事情で値下げされた商品もあります。


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今回買って良かったのがこの「オレンジケーキ」。甘過ぎず酸っぱ過ぎず美味です。流石店舗前で紹介しているだけのことはあります。隣のチョコレートケーキも美味しいです。ホテル併設の施設はこうしたケーキ類が美味しいところ多いのです。


パルケエスパーニャ


さて名残惜しいのですがいよいよ時間がなくなってきました。一応見たいものは全て見れたようなので今回はこれにて「Buen Viaje」です。

再び鵜方駅までのバスに乗りますが、こちら注意しないと満員で乗れなくなることもありそうです。ちなみに自分のときはギリギリ定員でした。帰りはゆとりをもって行動しましょう。


パルケエスパーニャ


期間限定の人気キャラクターがパークに登場すると、元からいた推しの方といざこざを起こすなどという事例をいくつか知っているのですが、サロメンゴ村推しの皆様とスペイン村推しの皆様は仲良く共存していました。

あくまでも「アンバサダー(広報大使)」に徹していて、園内の演出等には顔を出していないところが良いたみたいですね。これは勉強になりました。

パルケエスパーニャに限っては昨年はコラボは四月まで、今回は五月の連休を挟みます。この時期は試練が待っているかもしれません。スペイン村推し+サロメンゴ村推し+五月の観光旅行客の三重に重なる顧客をいかにして捌くか?楽しみです。


パルケエスパーニャ


そんなことを考えての鵜方までの道中でしたが、駅に来るとポストカードを貰えました。(ちなみに28日にも来たので手元には2枚あります)。


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そして帰りは運よく観光特急「しまかぜ」に乗れました。しかもプレミアムシート。快適な2時間を過ごすことができました。

そして、インパーク中に周防サンゴと壱百満天原サロメと色々検索していたので、youtubeのお薦めがみんなこの方達になっていました。アルゴリズムって怖い・・・。


視察記録


 

志摩スペイン村(しまスペインむら)は、三重県志摩市磯部町坂崎にある複合リゾート施設。近畿日本鉄道(近鉄)が、総合保養地域整備法(通称:リゾート法)の施行に合わせ1988年に策定された「三重サンベルトゾーン」構想に基づき、三重県志摩郡磯部町(現・志摩市)の協力を得て開発した施設で、テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中核施設に、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設で構成されている。
TEL 0599-57-3333
住所 〒517-0212 三重県志摩市磯部町坂崎
URL http://www.parque-net.com/
入場料 大人(18歳~59歳) 5,700円
中人(12歳~18歳) 4,600円
小人(3歳~11歳) 3.800円
シニア(60歳以上) 3,800円
※2Day、ナイター割引などもあり
開園時間 10時00分~17時00分(季節により変動あり)
アクセス 近鉄 鵜方駅より直行バスで15分
第2伊勢道路 鳥羽南・白木IC より国道167号線で20分

地図(GoogleMAP)

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