乗り放題、映え放題の25周年を見に行く@パルケエスパーニャ
NO.414
パルケエスパーニャ
日時 2019年 4月 4日
最近レジャー施設の評価基準に新しいものが出てきました。インスタ映えです。インスタグラムに載せたときにいい感じで写っているかどうか?映像の評価は難しいものですが、こうしたツールが出てくると数値的に評価できます。
そんな中、「ゲスト数が少ないからインスタ映え」という驚異的な自虐告知で名前が知れた施設が出てきました。パルケエスパーニャです。
名古屋から近鉄で2時間弱。最寄り駅は鵜方駅です。昔は「志摩磯部」からシャトルバスが出ていたはずなのですが・・・。
おかげで鵜方駅からは15分くらいで施設に着くことができました
さて、バスを降りるとエントランスは・・・ものの見事に人がいない。一応今日は春休みなので、もう少し人が多いと思っていたのですが・・・。
そんなパルケエスパーニャですが、料金体系はパスポート込みの料金のみ。チケットの種類はいろいろ充実していて2デイパスポートもあります。
チケット売り場は8ブースありますがこんな感じなので当然一つだけでOK。料金はテーマパークにしては割合リーズナブルな大人5,300円。今日は18時まで営業しているようです。
改札もちょっと寂し気。屋根があって薄暗いのでなおさらそんな感じがします。それでもスタッフさんはとっても明るく対応してくれたのが救いです。
エントランスを抜けると「エスパーニャ通り」。お土産店などが並んでいます。確かに人通りは少ないです。その分映え放題なのか?と思ったら意外に寂しげ。窓に花とか置いておけばもう少し映えると思いますが・・・どうでしょうかね?
エスパーニャ通りを抜けると、次は「シベレス広場」。ちょうどパフォーマンスの時間だったのでやっとゲストを見かけました。全員最前列で見れます・・・。
パフォーマンスの後ろにあるのはアトラクション「スチームコースター・アイアンブル」。昔は幻のイベリア特急・・・って名前だったような気がするんですが・・・変わっていました。
アトラクションは建物の中でキューラインを確保できるようになっているので、外から見るとホントに人がいないように感じてなりません。実はしっかりお金かけて作っている施設です。
この広場から延びる通路が「カルメン通り」。とても広い通りですが・・・少ないですね。天気がいいだけにますます寂しさを感じます。
カルメン通りから通路は「ハビエル城」方面から「サンタクルス通り」方面か分かれます。ほとんどの方は通路が広いハビエル城方面に流れていくようです。
噴水ショーとかあったりします。毎時00分、20分、40分を20時40分と読み間違えたのは私です・・・。
シアターや迷路などの施設を見ながら、進んでいくとハビエル城です。
スペインのお城なので日本史歴女の皆様のお眼鏡にはちょっとかないそうもないです。日本のお城に比べると簡素という雰囲気ですね。
「日本で唯一。壁画の実物大レプリカ」。。。本物ではないということですが、今回の目玉はこちらです。
洞窟の雰囲気には全く合わないふかふかのソファに座って壁画を見ることができます。
この他では、スペインのお祭りでよく出てくる大きな人形(ヒガンテス)が展示してあったりします。
この他にも、彫像やスペインの家庭の台所などの展示があります。テーマが色々あって少しメタパニしますね。
ハビエル城を抜けて進むと通路は突き当りに・・・ここにはエスカレーターがあります。この先は段差があるゾーンなのでエスカレーターで下ります。相変わらず人は少ないです。
エスカレーターで下るとそこは「コロンブス広場」。コロンブスの像があるのですが、高過ぎで自撮りするには難しい・・・。映えになりにくい像ですね。
前来たときには「アドベンチャーラグーン」というアトラクションがあったと思う場所は、池になってしまいました。あの雰囲気は自分は好きだったのですが・・・時の流れには逆らえませんね。
隣にある「ドン・キホーテの冒険」は健在でした。こちらも10分待ちで、キューラインは建物の中。外から写真を撮るのはとても楽です。
この先がサンタクルス通り。スペインの下町風情…という感じなのでしょうかね?いくつかアトラクションも入っています。
このエリアは自撮りしている人が結構います。
通りのいちばん上には手作り体験ショップなどがあります。いろんなプログラムがあって楽しそうですが、ここも人は・・・。自分で使うために体験する人って多いんでしょうかね?自分はあまり興味ないです。
大きな城門が見えてきたらこの通りも終了です。一番最後に見えてきた花壇。これは素晴らしい。ここは写真撮る人が結構います。
カルメン通りの隣にある広場が「マヨール広場」。こちらは飲食施設と物販施設が立ち並ぶエリアです。広場の中央部分はあまり人がいませんが、店舗はそこそこ人が入っていますね。
“幸せを招くお菓子”なんていうのが販売されています。実はパルケエスパーニャの名物みたいです。
こういうの買うと自分が不幸せみたいに感じるので今日はやめておきます(←へそ曲がりです)。
レストランのメニューもなかなか見ごたえあります。伊勢海老のパエリア・・・とても心が揺れました。
独りで頼んだら周りの目が気になるのでやめました(←小心者です)。
このエリアの映えスポットがこちら。花4本にしがみついてみたり。二本の花を両手でつかんだりと皆さんのアイデアが試される壁です。
JKの皆さんは発想が豊かですね。ご家族は正統派で花を持つようなポーズとかが多いようです。何度か写真を撮ってくれて頼まれていろいろな使い方を見ることができました。
さて、カルメン通りをエントランスとは逆方向に進むと「フェイスタ広場」。こちらはアトラクションのゾーン。さすがにこのエリアは人がたくさんいます。春休みということが実感できました。
アリスが妙にリアルで恐怖心さえある「不思議の国のアリス」
おなじみのコースター「グランモンセラー」
メリーゴーランドやバイキング。ウォーターシュートアトラクションの「スプラッシュモンセラー」
そして、この施設で最もスリルのある「ピレネー」。こちら待ち時間なし。“空いているから乗り放題”という自虐告知の面目躍如です。ちなみにこれに乗るのは10年ぶりくらいなんですが、ライドも歳を取りましたねぇ・・・かつての滑らかさは感じられなかったのが残念です。
ディズニーやユニバーサル以外では珍しいのですが、この施設はパレードもあります。その名も「エスパーニャカーニバル“アデランテ”」。ダンサーにキャラクターと総動員です。ゲストも参加できるようになっていて施設のパレードへの意気込みはなかなか高いと感じます。
さらに、ステージショーもあります。これもなかなかレアです。
ダンサーとキャラクターのコラボが実に見事です。開始10分前はどうなることかと思いましたが、このショーのクオリティーはかなり高いです。
もう一つ、これは本物。スペインのフラメンコショー。スペイン全土ではなくてバレンシア地方のダンスらしいですが・・・。こちらはパスポートの対象外なのでチケットを購入しなくてはなりません。
一日2回でしたがどちらも満席。写真はNGなので上演中の映像はありませんが、迫力満点でした。当然お客さんも拍手喝采!!
最後にお土産店を覗きました。25周年記念商品もあります。伊勢海老チップス・・・インパクトある名前ですね・・・。
新商品もありますね
お菓子お土産の定番「チョコクランチ」。3つの味が楽しめるものもあります。
三重県といえば…やはり赤福は大事です。おかげ犬サブレ・・・最近流行っているんでしょうか?これは初めて見ました。
なんと、とっても品揃え充実です。こちら物販店もなかなかクオリティー高いです。
自虐告知では空いていることを謡っていましたが、どうしてなかなかコンテンツ充実なパルケエスパーニャです。今年で25周年。また来たいともいます。

志摩スペイン村(しまスペインむら)は、三重県志摩市磯部町坂崎にある複合リゾート施設。近畿日本鉄道(近鉄)が、総合保養地域整備法(通称:リゾート法)の施行に合わせ1988年に策定された「三重サンベルトゾーン」構想に基づき、三重県志摩郡磯部町(現・志摩市)の協力を得て開発した施設で、テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中核施設に、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設で構成されている。
TEL | 0599-57-3333 |
住所 | 〒517-0212 三重県志摩市磯部町坂崎 |
URL | http://www.parque-net.com/ |
入場料 | 大人(18歳~59歳) 5,300円 中人(12歳~18歳) 4,300円 小人(3歳~11歳) 3.500円 シニア(60歳以上) 3,500円 ※2Day、ナイター割引などもあり |
開園時間 | 9時30分~17時00分(季節により変動あり) |
アクセス | 近鉄 鵜方駅より直行バスで15分 第2伊勢道路 鳥羽南・白木IC より国道167号線で20分 |