独りでも楽しい光の王国。。。初日
NO.302
ハウステンボス
視察日時 2009年11月21日
到着まで
今年も辛い季節がやってきた。イルミネーション&クリスマスのシーズン。
レジャー施設にとっては年間でも屈指の稼ぎ時のシーズンであちこちでクリスマスイベントが実施されている。当然視察の対象となるイベントも多くなる時期。
なぜ辛いか。。。一人で行っている自分がこれほど寂しく思える時期だからだ。
さて今日は九州では屈指のイルミネーションとの前評判の高い長崎県はハウステンボスへ。
さすがに何度も行っているとナビも使わずにすんなり行ける。
土日のETC1000円はやっぱりありがたい。
今日はイルミネーションが狙いなので到着は普段よりやや遅めで15時頃。今日の営業時間は20時30分までと書かれている。
これから日の入りまで約3時間。まずはイルミネーションが転倒する施設の昼の状態をチェックしてみる。
昨今、経営状態が危惧されると評判のハウステンボスであるがさすがに中に入ると建物の大きさは中小の遊園地施設とは比較にはならない。もっともこの大きさが経営を圧迫する要因らしいのだが。。。
大きくて広いというのは諸刃の剣的な要素がある。楽しく過ごしている間はいろんな情景が次々展開されて魅力的であるが、一度飽きが来るとその先には行きたくなくなってしまう。その時点で回遊率は落ちてしまう。飽きだけではない、寒さ、足の疲れ、話の途切れ(一人の場合は関係ないが。。。)など回遊率を落としてしまう要素は他にもある。
それでも自分は歩く。とにかく日暮れまでに全ての施設を写真に納めておかなくてはと思うからである。
光の街
点灯式の開始は17時50分と書かれている。さすがにTDLのような混雑ではないが点灯式会場はかなり人が集まってきた。
会場を囲うように設置されているフードコートも17時頃から忙しくなってきている。
さらにベンチの他に屋外用のファンヒーターもある。この時期(特に夜は)この装置は非常に有効だ。思いの外外国人(アメリカ人?)が多く見られるが近隣の佐世保基地の方でしょうか?寒いのに薄着で元気です。
時刻は17時30分。いよいよ会場前は人混みができはじめました。こうしたイベントは残り30分を切ってからが長い。何もすることもなくただ立って見ているだけなので時間の経過がとても遅く感じる。
そして、いよいよ開始か?と思ったら後ろからサンタクロースとサックス奏者が登場。
弾き語りとグリーティングでイベントがスタート。サックスの演奏が10分くらい。。。これまた長く感じる。
最後の楽曲が終わると、いよいよMCが登場。まずはステージにゲストをたくさん上げてロープを引いてベルを鳴らす。
これで街の一部のイルミネーションが点灯。
しかし、このイルミネーションのシンボルともいえる塔のイルミネーションがつかない。
今度はゲストの中から選ばれたカップル(夫婦)が壇上へ。旦那さんから日頃のねぎらいのメッセージが奥さんに。。。当然奥さんは涙目。。。
続いて、先ほど引いたロープをもう一度引くと、ついに塔のイルミネーションが点灯。
さすがにこの瞬間は歓声が上がる。こうして点灯セレモニーは無事に終了。いよいよ冬のイルミネーション「光の街」がスタートしました。
昼と夜では同じ場所でもずいぶん違います。。。
ここはハウステンボスでもベストフォトスポットの一つです
ツリーにツリー。。。
いかがでしょうか?まさに光の街に大変身。
光の宮殿
光の街の目玉の一つのパレスハウステンボス内の庭園に作られた「光の宮殿」。
この時期&この時間帯は普段は有料の庭園も無料で公開されています。
せっかくなので、こちらもしっかり見ておきましょう。
15分間隔でイルミネーションと音楽のコラボレーションの時間があります。
音に合わせて光が動く。まさにLED様々のイベントです。
青色LEDの発明のおかげでこうしたイルミネーションの明るさは格段に良くなりました。
一人で行っても光の宮殿は本当にきれいです(やけくそモードですが。。。)
感想
昼間は寒々しい感じ漂う施設ですが、暗転したところでイルミネーションでライトアップすると生き返ったような雰囲気すら感じます。
光の街という名前の通り、夜は別世界の感じですが、テーマパークの集客はやはり昼間が中心。この時間帯をどのように克服したらいいのか?勘ぐってしまいます。
ちなみに、冬の時期はイルミネーションだけではありません。子供用のミニスケートリンクやダイアナ元王妃のコレクション展もやっています。
シルバーウィークはマイケルジャクソン、今度はダイアナ元王妃。。。故人が好きなんでしょうか?
ワールドレストランの中には海鮮居酒屋もできていたし、イルミネーション会場周辺ではアルコールも充実していたので、今日は車で来るべきではなかった。。。とちょっと後悔した帰り道でした。
最後に、新しいトイレを発見したのでこちらもチェック
1994年開業の九州最大のテーマパーク。その巨大さゆえに経営不振に何度も陥ったが、現在は九州地区で最も稼ぐテーマパークに変貌。最近はVR技術やロボットなどの先端技術を導入した運営も評判がいい施設です。昔からあるチューリップ、バラ、そしてイルミネーションの規模の大きさと綺麗さは多くの人を魅了しています。
TEL | 0570-064-110 |
住所 | 〒859-3292 長崎県佐世保市ハウステンボス町1−1 |
URL | https://www.huistenbosch.co.jp/ |
入場料(パスポート) | 大人(18歳~64歳) 7,400円 中人(中学生・高校生) 6,400円 小人(小学生) 4,800円 未就学児(4歳~) 3,700円 シニア(65歳以上) 5,400円※価格変動性あり。詳細はこちら |
開園時間 | 9時00分~22時00分(変動あり) |
アクセス | JR大村線 ハウステンボス駅より徒歩5分 |
地図(GoogleMAP)
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