2周年記念

NO.177


東京ディズニーシー


東京ディズニーシー


視察日時 2003年 5月 10日


到着まで

連休も終わり通常の生活に戻ってきた週末ですが、通勤電車の中吊り広告を見ていると「ディズニーシーで新しいイベントが始まる」ことに気が付きました。
その名も

「アリエルのシーサイドトレジャー」

これを見て今年最初のディズニーリゾート視察にやってきました。しかも今日はこのイベントの初日ということで、一体どんな雰囲気なのか興味津々・・・。

いつものようにモノレールを降りてみると、いつもと違う看板を発見。「持ち物検査」の案内です。確かにこれだけの施設なので何かあれば一大事な訳で、理由はよくわかりますが本当に意味があるのかどうか?いつも疑問に思います。ワールドカップでも形式的な検査だけだったし・・・。

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検査の担当の方もスーツを着込んだ、大きめの男性が多くて・・・ちょっとディズニーぽっくないような・・・。

到着して気が付いたのですが、財布の中身が寂しい・・・。キャッシュコーナーがあるか聞いてみたんですが、ホテルミラコスタ内にあるとのこと。急いで移動して見たのですがあったのが、郵便局のディスペンサーとカード会社のディスペンサー・・・。銀行カードは??

チケット売り場では「JCB」のカードのマークはあるんですが、JCBカードは持っていない・・・確かオフィシャルスポンサーのJCBカード以外は使えないのでは・・・?などと自問自答をして見るのですが、答えも出るはずはなく・・・。こうなれば開き直って・・・。

「このカード使えますか?」と自分のカードを出してみると・・・「大丈夫ですよ」と優しいお返事・・・ふぅ~・・・。

ちなみに、場内のショップで使えるかどうかを聞いてみましたが、殆ど大丈夫と言うことでした。“殆ど”というのは一部のワゴンショップなどでカードそのものが利用できないお店があると言うことだそうで・・・一安心・・・。

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さて、改札を抜けるとさすがにイベントの初日。なんとプレゼントがもらえました。小さなバッチみたいなもんですが、さすがに大きな施設です。そのストックも大型のカートに・・・。

イヤイヤ凄い量ですねぇ・・・。といきなり変なところに感動してしまいながら入場となりました。


場内の雰囲気

中に入るとお馴染みミラコスタの壁に沿って掛けられた特大のバナーがお出迎え。今日は「アリエルのシーサイドトレジャー」のバナーが飾られています。

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正面のメディテレーニアンハーバーからはなにやら音楽が聞こえてきます。現在時間は昼過ぎなんですが、ちょうど1回目のシーサイド・・・の時間でした。

通路のあふれんばかりの人もさることながら、最後尾に陣取るマニアの方々の多いこと・・・さすがに初日です。三脚にビデオカメラ(高そう・・・)、集音マイクと装備は万全・・・さらにヘッドホーンをしながら“収録”している人までいます。

今日は2回あるので、こちらのショーは後で再度見ることにして、まずはアメリカンウォーターフロントへ・・・。通路にはたくさんの電灯がありますが、こちらもショーの開催にあわせて装飾されています。このあたりで手を抜かないのはさすがにディズニーです。

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アメリカンウォーターフロントに到着すると、まもなく「セイルアウェイ」の開始時刻。このショー以前一度見てから、何となく素通りすることが多かったのですが、今日は久しぶりにじっくりと見ることに・・・。

仮設の柵やベンチなど作りは素朴な客席ですが、ショーの開始間際には殆ど満席。それでも「1名なら座れます」などとギリギリまで案内を続けるキャストの方は立派ですねぇ。

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こうした案内キャストの努力のかいもあり、スタート時間にはほぼ満席。

肝心なショーですが、何となく以前見た感じとは雰囲気が違うような気がします。素人にはわからない何かが変わっていたりするんでしょうか?でもまた、それがすごく新鮮で楽しいショーでした。

アメリカンウォーターフロントの周辺にはレストランやショップもあります。今日は連休後の週末と言うこともありゲストの数も“大混雑”と言える状態ではありません。こうした中でもディズニーシーのキャストの方は元気です。

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ゲストが少なければ、お店の前で案内を行っています。お店の中で人が来るのを待ち続けるような方はいないようです・・・。

こうして改めてコスチュームを見てみると、実にたくさんの種類のコスチュームがあるんですねぇ。テーマを維持するのも大変な努力が必要なようです。

いつもならばアトラクションばかり追いかけてしまうのですが、今日のお目当ては「ショー」なので、いつもと違ったところをチェックしてしまいました。

いつもよりゲストが少ないと言うことで、大人気のアトラクション「センターオブジアース」が今日はメンテナンスのためお休みでした。

いつもは歓声が聞こえてくる火山の隙間も、今日はふたが閉められています。でも、火山にふたというのも不思議なものですが・・・

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ディズニーシーにもまた新しいアトラクションができるようで、エレクトリックレールウェイの駅からは工事の現場も見えました。常に進化しているんですねぇ・・・。


アリエルのシーサイドトレジャー

いよいよ今日のメインイベントの時間です。新しいイベント、その名も「アリエルのシーサイドトレジャー」の時間になりました。

今日は始まってから最初の土曜日と言うことで、いわゆる“マニア”の方も大挙して来場しております。

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このショーの凄いところは、“ダンスの練習”の時間があることです。

おなじみのメディテレーニアンハーバーに練習のために船を動かして、MCの人がダンスをレクチャーしてくれます。ダンスは非常にシンプルなんですが、途中でジャンプしたりするシーンもあります。

最初は恥ずかしくて・・・うつむいていた人(もちろん自分もその一人)も周囲が踊り出すといつしか、その中に入ってしまうのです。

ダンスの練習が終わると、一度船は引き上げていきます。練習だけですっかり疲れてしまったのですが、ここからがいよいよ本番。マニアの方もヘッドホンをセットしていよいよスタート。

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最初は練習したとおりのダンスを中心に、盛り上がっていくのですが、さすがディズニーと思えるのが、ショーのクライマックスシーン。

「座ってる人は立ち上がって!!」

と言う声がかかり、全員総立ちに・・・。この状態でさんざん踊った後に、

「では、座ってください!!」

というMCの声が・・・。

立たせてなおかつ座らせる・・・他の施設だったら結構大クレームになるようなことでも、ここでは大丈夫なようです・・・。

イヤイヤ・・・本当に・・・ファンがいると言うことは凄いことです。結局30分近くも踊らされた後にショーは無事終了。アリエルも再び貝殻の中に戻ってしまってメディテレーニアンハーバーもふつうの状態に戻っていきます。

さて、せっかく来たので久々にインディージョンズアドベンチャーにでも並んでみるか・・・と歩いていくとなんとこれがダウン中・・・。本当だったらクレームだらけになりそうなところでも、

「ショー見たから良いかぁ・・」と変に納得できてしまうのが、ディズニーシーなのです。

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仕方ないので、場内を再び回ってみると今まで工事していた場所に新しいショーの観覧場所ができました。本当にショーのためにお金かけてますよね、ディズニーシー・・・。


感想

この日は結局クローズ時間間際までいたのですが、ディズニーシーでもだんだんアトラクションよりショーを見ることを重視する人が増えてきているようです。

もっともアトラクションは“ファストパス”のおかげで以前のように何時間も待たなくてもよくなったと言うこともあるのですが、ショーの人気は他の施設に比べるとダントツに違います。

さらにこうしたメインのショーの影響でしょうか?場内のパフォーマンスなども結構人気があり、何か始まると人が集まります。

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これだけのショーを行って、しかも料金は変わらないのですからディズニーシーはやはり凄い施設です。

ミッキーやミニーなどの定番キャラクターがディズニーランドを中心に活躍している分、こちらディズニーシーのメインキャラクターはアリエルになっていくのでしょうか?今後のショーが楽しみになってきました。

視察記録

 

東京ディズニーシー(英語: Tokyo DisneySea、略称: TDS)は、千葉県浦安市舞浜にあるディズニーリゾートを形成する日本のディズニーパークである。年間来場者数は約1350万人で、世界のテーマパーク・アミューズメントパークの中では世界5位。
TEL 0570-008-632
住所 〒279-0031 千葉県浦安市舞浜1−13
URL http://www.tokyodisneyresort.jp/tds/
入場料 ワンデーチケット

  • 大人(18歳以上) 7,900円~
  • 中人(17歳~12歳) 6,600円~
  • 小人(4歳~11歳) 4,700円~
  • 3歳以下は無料

季節により変動制を導入しているので価格が変動します。詳しくはオフィシャルサイトで確認

開園時間 9時00分~21時00分 (繁忙時期は8時開園のこともある)
アクセス JR京葉線 舞浜駅から徒歩10分

地図(GoogleMAP)

天気予報(ハリテンより)

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