中国最大の観光スポットに来ました@兵馬俑

NO.357


秦始皇兵馬俑博物館


日時 2016年 6月 2日


中国の文化財や観光施設はスケールで圧倒するものが非常に多いのですが、今回のそんな施設の一つを見る機会ができました。日本でも有名なあの兵馬俑です。運営視点で見るとあまりいい話を聞かない施設ですが、持っているコンテンツは間違いなく世界有数のはず。期待は膨らみます。


兵馬俑兵馬俑


場所ですが、西安市内から近いと聞いていましたが、1時間以上は車で移動しなければなりません。さすがに中国は広いです。本日はあいにくの雨ですが駐車場にはチラホラと車が見えます。そしてその先にはバスがひしめき合っています。やはり人気スポットです。一般車両が少ないということは地元民はあまり来ないのかもしれません。まぁ鎌倉に住んでいる人が毎日大仏見るわけではないというのと理屈は同じようです。


兵馬俑兵馬俑


あいにくの雨ですが、車も通り、人も歩くなんとも言えない区分の通路を進んでいくとまずは秦の始皇帝像がお出迎えです。その先には始皇帝陵に向かうバスの乗り場もあります。横割り防止のためでしょうかね?かなり頑丈な柵で囲っています。


兵馬俑


まずはチケットを買うのですが、いわゆるエントランスエリアが非常に広いです。そしてチケット売り場は9ブース。あまり日本では奇数のブース数にはしないんですが、なにか理由があるんでしょうかね??
チケット売り場の反対にはツアーガイドの申し込みや電子端末などの貸し出しなども行うサービスセンターがあります。


兵馬俑兵馬俑


チケット売り場の先には門があり、さらにその先が改札。チケットを通してターンスタイルを回転させるタイプなので、人数のカウントもしっかりするんだな?と思ったのですが、回すと軽い。。カウントしてないですね。。。


兵馬俑兵馬俑


さて、ここから兵馬俑のエリアまでは結構歩きます。歩くのが嫌な人のためにカートも用意されているのですが、今日は大人数なので歩きます。カートはもちろん有料です。
芝生広場というには木が多く、森というほど気が密生している感じでもない通路を進んでいくとまたまた、ゲートが現れます。最初の改札でガイドさんが「もう一度チケットを使いますので失くさないでください」という案内がなかったらチケット捨ててしまうところでした。この改札前も柵は頑丈な造り。やはり並ぶことが苦手な人が多いようです。


兵馬俑兵馬俑


改札するだけかと思ったら、手荷物検査に身体検査など空港のようなセキュリティチェックもあります。特に問題なく通過しましたが、実際警報が鳴ったらどう対応するのか?見たかったです。。


兵馬俑兵馬俑


さてやっと到着した兵馬俑博物館ですが、建物は4つに分かれています。
まずはガイダンス機能のある4号館から入ることになりました。
コンクリート製の大きな建物に階段を上って入ると、なぜかその先は階段を下って地階に潜っていきます(笑)。


兵馬俑兵馬俑


その先には兵馬俑の発掘の歴史を伝える映像が流れ、その先に展示エリアに誘導されます。展示内容については中国古来の木簡に見立てた説明書きがあり、見つかった馬車の兵馬俑が見えてきます。


兵馬俑兵馬俑


初めて見ましたが、これはさすがに大迫力。地中に埋まっていたものをよくぞ掘り返したものです。ガラスケースで覆われており前後左右から見れるのですが、迫力ありますねぇ。。。


兵馬俑兵馬俑


そして、この展示を見た後は、隣の1号館に移動します。
ここがテレビでよく見る光景が見れるところです。さて、入ってみると。。。
ありました!!これです。この数、この広さ。。。兵馬俑。。。素晴らしい。。
実はここ、手前は掘り出し、復元したものを展示しており、奥に進むと掘り出している現場や復元の作業風景なども見れるそうです。今日は来たのが遅いので、復元作業は終了していましたが。。。


兵馬俑兵馬俑


しかし、ここでふと思う。博物館として見ても、観光施設として見ても、最初に一番の見どころを見せてしまうのは、少々もったいない気がします。。自分だったら、まずは発掘された一体を展示し、発掘、復元の作業風景、最後に復元した兵馬俑群をどーん!!と思うのですが、こんな発想するのは日本人だけですかね??


兵馬俑兵馬俑

兵馬俑兵馬俑


そんな1号館の隣には2号館があり、ここには完全な形で発掘された数少ない兵馬俑が展示されています。等身大の2000年以上前の像です。


兵馬俑兵馬俑


このほかにもいくつか展示がありますが、2000年以上前のものが完全な形で残っているというのは素晴らしいですね。


兵馬俑兵馬俑


続いて向かったのが3号館。
こちらは、最後に発掘が始まったエリアらしく、発掘現場をそのまま建物にしてしまった場所。発掘直後の状態が見れるようになっているため、首や腕がないなど、ちょっとグロテスクな感じのする兵馬俑もあります。


兵馬俑兵馬俑


ちなみに、ここでは自分の顔に似せた兵馬俑を作るサービスもあります。
このエリアは、発掘現場をそのまま残すために現在は発掘を行っていないそうです。


兵馬俑兵馬俑


最後に、向かった(というガイドさんに連れてこられた)のがお土産コーナー。パワーストーンのようなものや、兵馬俑そのものなど売っています。


兵馬俑兵馬俑

兵馬俑兵馬俑


ここを出るとちょうど施設の反対側に出てきます。研究施設の横を通り出口に向かいます。
また、この距離が長いです。出口までたどり着くまでに20分くらいかかります。


兵馬俑兵馬俑


これだけで終わらないのが、国内最大の観光スポット。
ここから駐車場までは、お土産店とレストランが立ち並び、通路では怪しい果物売りのおばちゃんが闊歩しています(笑)。


兵馬俑兵馬俑


実に面白い。。と一人で歩いていたらすっかり仲間とはぐれてしまって、、、ご迷惑おかけしました。。。


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