懐かしい動物園

No.0096


多摩動物公園

多摩動物公園


視察日時 2001年 10月 22日


到着まで

今日も天気は快晴です。「秋晴れの良い天気にはお弁当を持って多摩動物園に行こう」と言うのが小生の実家のレジャーのパターンでした。あれから30年近く、今では小生が子供を連れて動物園に・・・という歳になりました。もっとも連れていく子供はまだいません。

そんな多摩動物公園ですから小生の実家からは30分くらいで行けます。昔は小田急線、南武線、京王線とグルリと回って行かねばならなかったのですが、今はモノレールでスムーズに行くことができます。

多摩動物公園多摩動物公園

さて、駅に着いてみると雰囲気は昔のたたずまいを残しています。京王線では多摩動物公園駅は高幡不動駅から多摩動物公園線に乗って一駅です。

動物園視察シリーズではモノレールに乗る機会が増えたような気がしますが・・・。

駅前ですが、道路を挟んですぐ目の前が動物園の入口です。大きな横断歩道を渡ると、入口前の広場になります。

多摩動物公園多摩動物公園

正面入口までは緩やかな登り坂で、左にはお土産屋さんやレストランが並んでいます。

ちなみに駐車場はというと、京王線の駅の周りに点在しています。見る限りでは3箇所あります。2つは駅のすぐ傍にあるのですが、もう一つはちょっと離れた山の中・・・。

電車で行ける人は、電車を選択した方が賢いようです。

ちなみに駐車場は全て前払い。小さなブースにおじさんが待機していて車が近づくと入れてくれます。「×」を手で合図したときは満車です。なんてアナログな対応でしょうか?料金は平日と休日では値段が違います。これはちょっと注意しましょう!!

多摩動物公園多摩動物公園

駐車場内はかなり狭いので、大きな車に乗っている人は大変です。特に女性の方で普段あまり慣れていない方は・・・。

しかし、このおじさんの誘導は手慣れたもんです。的確に駐車エリアに誘導していきます。ベテランとみました!!

さて入場口ですがまずはチケットを買いましょう。チケットは正面入口の前にある自販機で購入できます。2台一組で3本の柱に埋め込まれていて全部で6台あります。

引き替えが必要なチケットだったり、割引券などを持っている人は入口に向かって右側のインフォメーションで手続きしてもらえます。団体もこちらです。

多摩動物公園多摩動物公園

都内在住の中学生以下とその他の小学生以下、さらには65歳以上の方は無料です。なにげに無料の許容度が高い施設です。一応この施設は石原都知事率いる都の施設なのです。小生も一応都民なんですが・・・。

昔からここは良く来たのは無料だったからかぁ・・・。親の気持ちを少し理解・・・。

この先がいよいよ改札になります。改札には大きな門があり、門に向かって右側が入口で改札があります。左側は開けっぴろげでこちらは出口です。

多摩動物公園多摩動物公園

改札は1ブースだけ開いています。フルゲートになると8ゲートくらいあります。この動物園では再入場は原則としてできません。

それでは、中に入ってみましょう!!


場内の構成

園内は入口から左右に展開していて、細長い構成です。入口から見て左側に「アジア園」と「オーストラリア園」。右側が「アフリカ園」と「昆虫園」になっています。

入口で聞いたところゆっくり回って約3時間かかります。自分で好き勝手に回ってみても良いのですが、話を詳しく聞きたい人のために1日に何回かはガイドツアーがあります。

この施設では、現役をリタイアされた方々がこうした動物の生態などを説明するガイドをしています。ガイドさんは黄色いユニフォームを着ています。とても親切で丁寧に教えてくれます。

多摩動物公園多摩動物公園

このガイドさんの他にも、動物好きの「ボランティア」の方が園内各所で働いています。こうした施設のスタッフ以外の方がたくさんいるのが大きな特徴です。

施設的には非常に起伏に富んだ地形ですので、お年寄りの方には全て歩くのはかなりきついように感じます。こんなときは園内バスを利用しましょう。アジア園、オーストラリア園を周回します。ちなみにバス乗り場では「お年寄り優先」のサインがあります。

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さてこんな多摩動物公園ですが、トイレはどうでしょうか?いつものようにチェック開始です。

多摩動物公園多摩動物公園

多摩動物公園多摩動物公園

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30年前とは明らかに違い、建て直しているのでしょうが非常に清潔です。外が動物たちの臭いがすることを考えると、トイレが一番臭わないかもしれません??


アジア園・オーストラリア園

このエリアは非常に広大です。何せ広いことでは世界一のユーラシア大陸にオーストラリア大陸を加えてしまっているのですから・・・。

まず最初に見えてくるのがふれあい広場です。ここではモルモットやウサギなどの小動物を実際に触ることができるおなじみのエリアです。広さの関係上1日に数回の開放で、人数も限定されます。

まずは入場したらベンチに座って簡単なレクチャーを受けます。生態についての説明と触り方や抱き方について・・・そして中央の机にモルモットが置かれて触り始める・・・と言う流れです。モルモットにしてみれば良い迷惑にも見えるのですが・・・??

多摩動物公園多摩動物公園

このふれあいコーナーの呼び込みや、説明などは殆どがボランティア。手慣れたもんですねぇ・・・。

この先には「マレーバク」、「ヒグマ」等のエリアになります。通路から下るとバク、上るとクマのエリアですから、両方見るとなかなか疲れる・・・。

さらに奥に進んでいくと、全身を鎧で包んだメタルアーマー(byドラクエ)じゃなくて、サイがいます。そういえば動物園の視察を始めてから、サイを見るのは今日が最初のような気がします・・・。

多摩動物公園多摩動物公園

確かに、ごつい体です。まさに動物界の「イゴール・ボブチャンチン(格闘家)」ですねぇ(・・・ってだれも言ってないっつうの!!)

歩いているうちに気がつきましたが、この動物園では飼育舎の下から見上げたり、上から覗き込んだりしながら見学していきます。同じ動物でも上から見たり、下から見たりすることになるのです。当然そのために通路は上下に・・・もう大変・・・はぁ・・・。

動物たちを見て楽しんでいる子供がたくさんいますが、やはり人に見られ続けるのはなかなかのプレッシャーなのでしょう。動物だって不老不死ではいられません。で、死んでしまった動物の慰霊碑もちゃんとあります。施設の端っこなのですが、一応見ておきました。

多摩動物公園多摩動物公園

ちょっとしんみりしてしまいましたが、続けます。慰霊碑を過ぎてしばらく行くと、腹黒さでは世界一のレッサーパンダが登場します。

今日は飼育の担当の方が何匹かいるレッサーパンダの名前のクイズで出題しています。どこから見ても同じに見えるのですが・・・。このスタッフの方素晴らしいのが自分の飼育の記録らしきノートを持っていて、説明のときに子供や両親に見せています。これはちょっとビックリ・・・。

レッサーパンダの隣には、亡くなった小渕総理大臣がカザフスタンに訪問したときに、送られた「ユキヒョウ」がいます。すごくかわいい顔しています。でも、かわいい顔にはだまされっぱなしだからなぁ・・・。

多摩動物公園多摩動物公園

このユキヒョウのエリアが入口から最も遠い場所です。今度はアフリカ園の方面に向かって進みます。

結構アップダウンの激しい動物園です。日頃の不摂生のため辛い・・・幸い夕べは飲み過ぎなかったのでまだ良かったのですが・・・。

お子さまを連れていくお父さん前日は気を付けましょう。

次は階段です。これを登りきるとオランウータンです。さすがに動物園の人気者です。子供がたくさんたかっています。ここのオランウータンは大家族で生活しているようです。さすがに歴史のある動物園です。ちなみに小生が子供の頃見たオランウータンが育っていったとすると・・・オランウータンにも抜かされたのかぁ・・・(未だ独身のため・・・)。

多摩動物公園多摩動物公園

とまぁここまでがアジア園です。

そしてやっと待望の下り坂・・・になって下りきるとコアラ館にぶつかります。このエリアがオーストラリア園で、ワラビーやウォンバットなんてあまりなじみのないものまでいます。

さすがにこのエリアの一番人気はコアラでした。

多摩動物公園多摩動物公園

オーストラリア園は、あまり広くないようで再びアジア園に戻ってしまいました。今度は猛禽類のエリアです。いわゆるタカ、ワシ系です。

でこの猛禽たちですが、大きなカゴの中にいます。目を見開いて微動だにしないものが多かったのですが、ここの猛禽たちは飛び回っています。

傍で見ると確かに強そうです・・・。このカゴに対して見学の通路が高い場所に設置されているので、カゴの中の木の上にいるタカやワシでも近くで見ることができます。登らされて始めていい思いができました。

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そして、このエリアを抜けると、日本代表選手の登場です。「タヌキ」です。よく見るとかわいい顔しています。

タヌキの隣には「ウマ」がいます。ここでもスタッフの方がウマの血統について説明しています。さすがにウマ担当です。カウボーイハットをかぶっています(制服かなぁ?)。

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ウマのエリアを抜けると、大きな門が見えてきます。どうやらこの先がアフリカ園のようです。

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アフリカ園&昆虫園

続いてアフリカ園に入ってきました。まずは我らが祖先と言われる「チンパンジー」がお出迎えです。なんとここのチンパンジー舎では自販機でジュースを買わせたりいろいろ知能を高める実験をしているようです。

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そして、この先には大きなサバンナを意識したエリアがあります。ここにはキリンやシマウマがいます。ちょうど食事時だったようです。食事も見学者に見えやすい場所に餌場があるので、付近は大混雑。

キリンとシマウマの競演は映画「ライオンキング」みたいですねぇ・・・。でもライオンの主食ってシマウマらしいですが・・・。

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そして、とうとう着きました。ライオンのエリアです。多摩動物公園の最大の見せ場であり、アトラクションでもある「ライオンバス」です。

小生が生まれて始めて体験したアトラクションは今も健在でした。なんだかとても嬉しいです。さすがに人気があります。バスに乗るために長い待ち時間20分待ちと書いてあります。

さてチケットですが、ライオンバス乗り場を過ぎて少し行った売店の横に販売機があります。ライオンバスは大人350円。子供100円です。

多摩動物公園多摩動物公園

いやぁ・・・懐かしいです。久しぶりです。感慨に浸りながら出発!!

ライオンバスがおもしろいのは前進するだけでなくて、バックしたりするんです。しかもライオンと目線が会うように途中には台が設置したりしています。

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「おぉ・・・」、「ほら見て・・・」、「写真!写真!」などなどガラスで密閉されたバスの中ではいろんな声が響きます。運転手の説明を聞いている人はあまりいません・・・。かわいそうに・・・。

さてライオンバスの後は、アフリカ象のエリアです。象自体はおなじみですが、なんと飼育舎内に設置されたカメラを動かして、象を見ることができる場所があるのです。

非常に残念なのはこんな、おもしろい機械が、飼育舎の裏の隠れた場所にあることです。気がついた人はとってもラッキーですけど・・・。

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ライオンバスの周回コースを迂回しながら歩いていくと、大きな橋が見えてきます。これがサファリ橋と言い、最近できたそうです。

その先には世界最速の動物チーターがいます。とても悩ましいポーズで撮影に応じておりますが・・・。

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懐かしいライオンバスにも乗れたし、かなり満足しました。おかげで坂を登る足も軽くなりました。人間って簡単な生き物です・・・?

さていよいよ最後のゾーン。昆虫園です。残念ながら昆虫園の一部は改装中で見学できませんでした。でも昆虫生態園は健在です。

ここは生きた昆虫が見れます。中は大きな温室になっていて、むわぁ・・・という湿度が襲ってきます。この中に蝶などの昆虫が放されています。ゲンゴロウなんて昔はどこにでもいたのですが、今では稀少昆虫になってしまったんですねぇ・・・。

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子供の頃、よく取っていた昆虫がこうしたところでしか見れないのは悲しいものがあります。でもこうしたところでも見れるだけマシなのかなぁ・・・ちょっと複雑・・・。

この先には夜行性の昆虫のエリアもありますが、ここはちょっとライトを落としすぎ・・・真っ暗で何も見えなくて壁にゴツン・・・イタタタ・・・。

とんだおまけをもらって、昆虫生態園をでました。ここからは下りです。最後締めはやはりニホンザルでした。おなじみのサル山にたくさんのサルが・・・すっかりおなじみの光景です。

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サル山を過ぎると、今度はツキノワグマがいます。昨日は飲み過ぎたんでしょうか?人前でブリッと・・・。まったく・・・。

あっという間の2時間半でしたが、また入口に戻ってきました。入るときには気がつかなかったのですが、入口横には「ウォッチングセンター」と言うのがあります。ここは団体で来た子供達に動物園の役割を説明したり、写生大会のコンテストなどが行われていました。

ちょうど入ったときにはミニシアターでお弁当を食べている子供達がいました。小生達が子供のときは人数が多かったので、こうしたところでは食事はできませんでしたがねぇ・・・。

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さて、全部見てみると・・・凄いピッタリ3時間・・・。


物販と飲食

物販施設と飲食施設は同じところにあります。一つはオーストラリア園のコアラ館の前です。

こちらはテーブル席が屋外と屋内にあります。屋内のテーブル席は禁煙です。喫食はどちらで行ってもOKです。飲食施設はテイクアウトが殆どなので内外どちらかのテーブルに持っていきます。

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もう一つのお店はアフリカ園にあります。「アフリカ園休憩所」と名付けられていて、ここはもう少しお腹にたまるものもあります。

こちらも中は禁煙です。外にはベンチとテーブルがありますが、かなり混雑しています。

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ちょっとしたお菓子や飲料だけの人のために、ワゴンもでていました。

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帰りにお土産を・・・という人のために、出口の近くには大きなお土産ショップがあります。

こちらでは多摩動物公園オリジナルのお菓子もあります。中身はどこでも同じなんでしょうけど・・・。

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お母さんと娘がお土産買いに悩んでいる間、手持ちぶさたのお父さんのために、お土産ショップの隣にはカフェもあります。コーヒー飲んで煙草でも吸いながら、家族の買い物が終わるのを待ちましょう・・・。


感想

約30年ぶりに行きましたが、昔感動したライオンバスが健在なのは嬉しかったです。あの頃まさか30年後に一人で乗るとは思いませんでした。

動物園は不思議な施設です。動物を見るとみんな家族って和めるんでしょうか?2世代できている人、3世代で来ている人様々です。

ところが・・・なんか違和感があります。そうお弁当です。やはり動物園に来たらお弁当でしょう・・・。都内はこの習慣が無くなってしまったのでしょうか?どうやら違うようです。

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場内にはベンチやテーブルが設置されているんですが、木製なので汚れが非常に目立ちます。見てみると汚く見えるんです。この上で弁当を・・・と言う雰囲気にはなりづらいのです。

これは大きな弱点です。でももったいないなぁ・・・。

ちなみに芝生でシートを広げて・・・と言うアイデアもあるのですが、芝生のエリアがあまりないのです。あるところでも緑があまり濃くないので、なんか雰囲気がでません。

一応「シフゾウ広場」と言うところがあるのですが、それ以外はベンチもテーブルも殆ど使われていない状態でした。う~ん、もったいない・・・。

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動物に対する思い入れと、知識は抜群のスタッフがたくさんいます。ボランティアも充実していて、シルバー層の活用は素晴らしいです。

後は場内の休憩施設の管理方法が完璧ならばもっと人が来そうです。

上下に激しい動物園ですが、その分同じ動物を上から見たり、下から見たり視点を変えながら見れるのは非常におもしろいアイデアです。体力もそれだけ必要なんですが・・・。

動物を見上げたり、見下ろしたり・・・そのために心拍数も上がったり、下がったり・・・忙しい視察でした・・・はぁ・・・。

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