平成の大改修が完了した直後の姫路城

NO.338


姫路城


日時 2015年 5月 9日


日本に数多くのお城がありますが、昔から姫路城はその中でも別格の扱いです。
国宝に指定されている建物が多いのもさることながら、「白鷺城」と呼ばれる白い建物が非常に美しいことで有名です。
そんな姫路城が平成の大修復を終了し、いよいよ一般公開されることになった。熊本城も回収後に行ったのですが、今回は大修復を終えて真っ白になった姫路城をぜひとも見たいので早速姫路に向かいます。


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姫路までは大阪から新快速を利用して行きますが、思いのほか乗車時間が長い。考えてみると姫路までは新幹線で行っても何駅かあるわけで結構遠いのです。
駅は姫路城の宣伝で埋め尽くされていると思いきや、終わったはずの大河ドラマの主人公「黒田官兵衛」の宣伝もまだ残っていて混在してます。
それでも、駅を降りると遠くに見えてみる白鷺城は確かに純白のきれいな佇まいで期待が膨らみます。駅からは歩いてまっすぐなので間違うことはまずありません。駅前も整備を行ったのでしょうか?道路もそれらしい石畳調の作りになっています。
すでに、姫路城を当て込んででしょうか?着物のコスプレなどができる店も立ち並び、お土産物屋さんも準備万端です。


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熊本城と比較すると、姫路城は駅から散策が始まっているような感じです。熊本城は駅からは距離があるので比較するのはちょっとかわいそうですが、それだけ姫路城は駅から近いということなんでしょう。

お城の入口に当たるのが「大手門」。今日は平日ということもあり若年層はあまり見当たりません。いわゆる¨歴女¨系の方々は少なくて、年配のご夫婦のような方がたくさんいます。そして、昨今日本の観光地を賑わしているインバウンドの方たちはあまり見られません。


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それでも大手門周辺は混雑に備えて中央にパイロンを敷いて離合できるような念の入れよう。土日はこれが効果を存分に発揮するのでしょう。大手門を抜けると大きな広場に出てきます。この広場から見える天守閣も白くて非常にきれいです。青空だったらもっと白がくっきり生えるのでしょうが今日はあいにくの曇り空。残念。。。


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この広場を左から回り込んでいくと、いよいよ入城口。さぞや混雑が、、、と予想していたのですが思ったほどの混雑はなく、街列もほとんどなく入城券を買うことができました。
入城料は1000円、これに庭園の好古園の入場料をセットにすると1040円。40円分の価値しか、、、というわけではないと思いますが、セット価格の割り振りがどのくらいなのか気になります。ちなみに庭園だけの券は販売されていません。

そして大事なのが「大天守の整理券」。一般公開初日にはこれを手に入れるために大騒ぎになっていたらしいという情報は聞いていたのですが、こちらも入城券をもぎると同時に貰えるという状態。思ったよりも混雑していないのか?少し拍子抜け??


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さて、国宝や重要文化財などがずらりと並んでいる姫路城ですから、入城後はすべて禁煙。そして観光城ではないので、入城後は狭くて曲がりくねった通路を進むことになります。
そして、今回の改修時の目玉の一つ。スマホを使った「姫路城大発見アプリ」で場内の説明を聞くことができます。「AR」と書かれているところでアプリを起動すると、いろんな説明を見ることができます。

早速壁にあけられた鉄砲用の穴のところでアプリを起動してみると確かに、壁から銃撃する武士の姿がスマホに出てきます。
だんだん、天守閣に近づいてきてみるといくつか気が付くことがあります。白いといっても瓦は白くなく、瓦をつなぐ接着剤が白いので、近くで見ると瓦の部分の黒が結構目立ちます。遠くからは白ばかり目立つのは遠近法を使った視覚的な効果もあったんでしょうか?


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曲がりくねった通路を進みぬいてやっと天守閣の入口にたどり着きました。ここまで時間にして30分くらいでしょうか?今日は混雑していない状態でこの時間ですから、混雑日には1時間以上は覚悟しないといけませんね。
天守閣の入口からは土禁です。靴は入口で抜いてコンビニ袋に入れておきます。
天守閣に入ると城下の様子が窓から確認できるようになります。ここまでは壁に囲まれた通路をくねくねと進んできたので、下の様子はわかりませんでしたが、結構な高さ登って来たことがここで確認できました。


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天守閣の中ですが、板張りの広い通路で始まります。昔の建物なので高さがそれほどでもありません。部屋のつなぎ目は頭上注意です。天守閣の内部はいろんな展示物が陳列されています。天井は昔の状態を保存していますが、目立たないように防火装置は設置されています。これは今回の修復で付けられたものでしょう。まだ新品です。


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どんどん上に進んでいきますが、当然上に行けば行くほど、部屋も狭く、通路も細くなり、通路は上りと下りでパイロンで分けられます。じわじわと人の流れが悪くなり最上階の一つ下ではいよいよ列になってしまいました。
そしてついに最上階に到達。


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空いている日だと思っていましたが、残念ながら天守閣最上階は大混雑。テレビで見た「霊を慰めるための神社」の社にはなかなかたどり着けません。
そして、半ば強制動線になっているため、一度過ぎると元に戻れず。。。あっという間に観覧終了になってしまいました。
天守閣を一層下がったら、先ほどまでも混雑はうそのような状態。仕方ないのでもう一度最上階にチャレンジしてきました。

最上階から下る際には、本当のお城ならではの機能を見ることができます。その一つが「トイレ」。創建時から姫路城のトイレは水洗だったそうです。ただし、木製の枠があるだけですから匂いはこもったんでしょうねぇ・・・。
下るときはあまり展示物もありませんので、登るときに比べるとすぐに外に出てきてしまいました。靴を入れた袋は、この出口で回収します。
入口の袋入れはプラケースでしたが、回収する箱は木製の立派な箱です。


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そして、通路を進むと再び入口横に出てくるのですが、自分が入るときには大したことなかった人の列は、すっかり伸びて30分ほど待たないと天守閣に入れないようです。良い時間に中に入りました。
大混雑の天守入場客を右に見ながら通路を進み、彼らと別れると大きな庭に出てきます。ここで気が付いたのですが、先ほど黒いなぁと思っていたのは小天守。つまり二の丸でした。その奥にあるのが大天守でこちらは確かに白い。
城は要塞としての機能もあるわけで、登って来た敵が本丸だと思ったのは二の丸ということだったんですね。


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庭に出ると小天守と大天守の違いがよく分かります。
この庭のエリアには、怪談でおなじみの「お菊井戸」もあります。この井戸に叩き込まれてしまったのですから、確かに助からないでしょうね。。。もちろん今は安全のため井戸には金網の蓋がしてありますから安全です。

この庭で明治、昭和と改装した際のシャチホコが展示されています。遠くからではよくわかりませんが、こうして並べてみるとずいぶん形が違うんですね。


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さて、今度は姫路城のもう一つの見どころの西の丸へと向かうことにしました。しかしここで思わぬ難問が発生。雨です。。それもちょっと強めの雨。40円余分に払った庭園の見学は断念しました。
このエリアの名物は「百間廊下」と言われる長い廊下。ここも端から入城するため結構雨に濡れてしまいました。こちらも入口では靴を脱ぎます。このエリアは城主以外の詰め所兼住居。今でいえば社員寮というところでしょうか?
こちらも曲がりくねった廊下ですが、大天守はどの方向からも確認できるような作りになっています。廊下には大きな扉なども保存されています。


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姫路城が白い姿になったときの城主は池田輝政。そしてこの方、豊臣秀頼の奥さんだった千姫を奥さんにしたそうです。そして、秀頼を失ったショックを払しょくするためにいろいろ努力したそうで、、、未亡人になった女性に献身的に尽くしたことから池田輝政は女性に人気があるそうです。私にはそんなこととても。。。


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そんな千姫が暮らしていたという部屋も見ることができます。
広い間取りに加えて、大天守が見える場所、、、なかなか考えて作られているんですね。
この部屋を見るのが百閒廊下の最後の見どころだったようで、この部屋を見終わると、また外に出ます。先ほどよりは雨は小降りになってきました。出口では笑顔の千姫が見送ってくれます。笑顔を取り戻せてよかったですね(笑)。


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さて、入口に戻ってきましたが、お城といえども観光名所。やっぱりお土産店は賑わっています。極端に大きなお土産店ではありませんが、限定お土産はしっかり山積み。
その名も「殿様セット」「姫君セット」。。。したたかですねぇ??


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雨なのでこのまま引き上げることにしたのですが、この姫路城内部に「姫路市立動物園」なる動物園まで持っています。今日は無料で入れるらしいです。
そして、動物園の外には猫がいました。。。毛の艶もいいし、丸々と太っている餌付けされているんでしょうかね??そして、大手門では出ていく人に手を振る忍者もいます。

平成の大改修が終わった姫路城。建物も見事ですが、働く人もいろいろ工夫しているようです。

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