民謡居酒屋を求めて・・・
No.0160
民謡居酒屋「和の市」
視察日時 2002年11月30日
ついに念願の沖縄の夜。何度もテレビで見てきた「民謡居酒屋」なるお店にいくために国際通りにやってきた。しかし、ここで大問題・・・ガイドブックをホテルに忘れてきてしまった・・・。
っでフラフラ歩きながらお店を探しているとドアのない不思議なお店が目の前に見えてきた。中からは沖縄の民謡が聞こえてくる・・・そんな感じで入ったお店が「和の市」だった。
始めてやさしかった
沖縄の人はどうもシャイな方が多いようで、こちらから何か頼まないと反応してくれないことが多かった・・・。でもここは元気。入ると「こんにちは!!」と笑顔だ。しかも一人で来た自分にもとてもやさしい・・・。普通は一人で入ると待たされたり、とても狭いテーブルに押し込められたりするものだがここは違った。
民謡の弾き語り
なんと言ってもこれを聞きたくて来たのだから、一番重要なポイントです。店の中央部が弾き語り用のブースになっていて、アンプやマイクなどのセットがあります。ここで三線(本州で言う三味線)を使って沖縄民謡を聴かせてくれます。
おなじみの「島唄」や今年はやった「涙そうそう」・・・いやいや沖縄の曲って多いんですねぇ・・・。ちなみに唄ってくれるのは男性の方ですが、日によって地元のシンガーの方が入れ替わりで出演するそうです。
天井がおもしろい!!
このお店よく見ると天井がトンネルようになっています。つまり店自体が工事中のトンネルの中にできたような雰囲気。当然円い天井です。
でもここで音がよく跳ね返るようで、弾き語りの音声は小さなスピーカーが一つあるだけで後はこの天井の反響で聞こえてきます。
お味はGOOD!!
さて肝心なお味ですが、沖縄料理はなかなか美味が多いです。豚を使った料理が多いのですが、脂っこくないし・・・
ちなみにお酒は「オリオンビール」と「泡盛」が中心。泡盛のカクテルなんて言うのが会って、「泡盛トニック」は結構いけます。思ったよりはマイルドなお酒でしたが、これはたくさん飲んだら大変なことになるでしょうねぇ・・・
【感想】
シャイな人が多いので最初は「冷たい人が多いなぁ・・・」と言う印象だった沖縄ですが、夜の街はエキサイティングです。沖縄の人は民謡居酒屋で歌にあわせて踊り出すと言う話を聞いたのですが、このお店ではそのような雰囲気はあまりないようでした。
民謡居酒屋からスタートしてメジャーなバンドに成長した方たちの出演する民謡居酒屋もあるそうなんですが、しっとりと・・・たまには落ち着いた大人の雰囲気で夜を過ごしたい方にはお奨めなお店です。ただしこのお店は基本的には居酒屋ですから、一人で寂しく来店するのはお奨めできません・・・。今日は視察だから・・・一人強がってみても・・・