ストレス解消!!水族館で笑おう?@ヨコハマおもしろ水族館
NO.364
ヨコハマおもしろ水族館
日時 2017年10月19日
中国で水族館を含むテーマパークの仕事の依頼がありまして、その準備として首都圏の水族館を回ることにしました。
何か面白い水族館はないものか?とネット漂流していたところ「おもしろ水族館」という施設に突き当たりました。「おもしろ?」というタイトルがものすごく気になりまして、早速どんなところか見に行くことにしました。
水族館といえば海沿いというのが定番ですが、この施設場所は横浜の中華街!こんなところに水族館なんてあるんだろうか?
っと雨の中、傘を片手に進んでいくと・・・あった!!
ビルの3階?赤ちゃん水族館?全くどんな施設か想像がつかない。。。もしかしてCG水族館?
エレベーターで3階に到着。確かに水族館と書かれている入口がある。。。期待1割不安9割、レジャー施設はいる前にこんなに不安になったことはない。
意を決して自動ドアの前に立つ。
普通にチケットを買って無事入場。どうやらCGではないようで一安心。この施設、どうやらコンセプトは
「さかなの小学校」
というようで、ウエルカムゾーンは靴箱のイメージ。ここに小さな水槽があって水族館になっている。
実に面白い。。。ここ意外に当たりの施設かも?
さて、中に進もう。今度は学校の廊下を思わせる雰囲気に中に展示がある。
カレーライスの中にいるカレイ
・・・ってダジャレか?
野菜の水槽には草食の魚、たこ焼きの水槽に蛸。。。基本的にダジャレ。。。
さらに、クイズのコーナーもあります。正解の色にペンを立てるとペンが立つ。なるほど。。。
続いてちょっと毒を吐く説明。皮膚に毒を持つイモリ→魔女の薬の材料?名前が小型の斧の意味を持つ魚→危険な武器
さらに胴体が透けている魚がいるので・・・スケルトン(骸骨)。。。
さらに続きます。ミイラ男の包帯のようにボロボロの体・・・ボロカサゴ・・・
どうやらこの施設は名前に特徴がある(というか名前をちょっといじれる)魚を展示している施設のようです。バカバカしいけど笑ってしまう。。。このセンスは私は好きです。
今の時期はハロウィン。ここでもハロウィンを意識したものもいます。
天狗、お化けカボチャ、吸血鬼、白い妖怪・・・こじつけられる海の生き物の気持ちは察しますが、この展示方式が実に面白い。
そして魚をいえば寿司ネタですが。。。やはりあるんですね・・・
変な自販機もあります。値段おかしいでしょう!?
イケメンフィッシュ水槽。。。これ悪ノリしすぎな感じです。
キモかわいいと人気のオオグソクムシに至っては、なんとも扱いが・・・ホントに触ってもいいもんなのだろうか?と一瞬躊躇しました。
まだまだ続きます。なんとなく似た者同士?というコンセプトのようです。天丼のエビはもちろんサンプルです。
さらに海といえば竜宮城ですが・・・そんなコンセプトの水槽もあります。
海には危険な生き物もいますということで、非常にわかりやすい展示方法です。
イベントで魚の合唱もあります。さらに童謡でおなじみ「めだかの学校」。。。ベタ過ぎる・・・
さて、ここまでがおもしろ水族館のエリア。たっぷり笑わせてもらいまして、すっかり堪能してしまいました。
続いて出てくるのが「赤ちゃん水族館」。こちらは幼稚園?保育園?という施設の作りになっていて、靴も脱いでから中に入ります。
おっさん1人で入るにはちょっと勇気が要りました。
赤ちゃんがコンセプトなので、卵・幼体という状態の生物の展示です。ウミガメの赤ちゃんもいたりします。
弁当の中央の梅干しがイソギンチャクだったり・・・やはりここでもおもしろ水族館の流れは踏襲しています。
さらに幼稚園や保育園のイメージなので、室内には展示とはあまり関係ないですが遊具もあります。実際にここで遊んでいる子供連れもいたりします。
まだギャグやダジャレがわからない子供でもわかるように映画やテレビでも人気の魚はこのエリアに集まっています。
赤ちゃん水族館を出ると施設はお終い。っで外に出るとしっかりと物販コーナーなんかもありました。
ちゃんとした水族館です。ただ出口を「小学校」と名乗っているところはおふざけ感がありますが・・・
水族館というのはまじめな施設というのが普通のイメージですが、こうしてコミカルにダジャレ満載で展示するという趣向は初めてでした。
大笑いまでいきませんが、展示を見てクスッと笑ってしまう。ストレス社会の現代ではこんな時間も大事なのではないでしょうか?
まさに「おもしろ」でした!!完全に屋内なので雨の日も安心して楽しめます。