太陽系最大の水族館・・・

No.0153


鳥羽水族館

鳥羽水族館


視察日時 2002年 11月 4日


到着まで

自分のしている仕事の中でよく「他施設比較」という業務があります。まぁ計画している施設のポテンシャルを類似施設と比較して、無理があるかないか?なんて検証をしたりするんですが、「どうやっても無理です」っていう施設もあったりします。

例えばテーマパークでいえばTDLなんかがそうですが、“水族館”というとこの手の仲間に入ってしまうのが、「鳥羽水族館」だったりするわけです。ところが視察王はこの施設には未だ足を踏み入れたことがなく・・・いつかはクラウン・・・じゃなくていつかは鳥羽水族館・・・とやっとの思いで念願成就。

名古屋から近鉄で鳥羽に向かうことになるのですが、駅について一枚のポスターが目に入る。「まわりゃんせパス」・・・なんだこれは・・・?しかし、ポスターをよく見ると大変なことが書いてある。伊勢志摩の殆どのレジャー施設の入場料が無料になり、しかもその間の特急代金がタダ!!しかもこれで9000円ちょっと!!

鳥羽水族館鳥羽水族館

急いで駅で購入して、そのまま賢島行きの特急に飛び乗りました。ホントギリギリでした・・・車掌さん駆け込み乗車ごめんなさい・・・。

鳥羽まではこのまま特急に揺られること2時間。いつものごとく車内は意識不明の昏睡状態。

時計の針がいつの間にやら2時間を経過する頃に鳥羽に到着。この先のパルケエスパーニャには何度も行ったこともあるし、電車から見えるので「駅からは楽勝!!」なんて思っていたのですが、実は鳥羽の一つ先が最寄り駅で、早速駅を降りて「???」となってしまいました。

実は鳥羽駅にはあまり案内が無いんです。とは言っても冷静に周囲を見渡せばなんてことないんですが・・・。

鳥羽水族館鳥羽水族館

仕方なく海沿いの通りをヒタヒタと進みます。この時期海からの風は結構冷たいので要注意。ちなみに横を歩くカップルの視線はさらに冷たいので、より注意!!

鳥羽駅から歩くこと10分ほどでいよいよ鳥羽水族館が見えてきます。鳥羽水族館のキャッチフレーズは「太陽系最大の水族館」となっています。もちろんここ10年来このような言い方をずっとしている施設はこの施設くらいです。

早速改札に向かいますが、太陽系最大・・・の割にはこぢんまりした感じも否めません・・・。

鳥羽水族館鳥羽水族館

それでも、チケット売場の前にはしっかりATMなどあるところ等は、さすがに太陽系最大です。

自販機でチケットを購入し、いよいよ入口に向かいます。ちなみに入口はチケットブースの上にありますので、ここからはエスカレーターでGO!!

改札ではスタッフの方が「こんにちは!!」と元気良くご挨拶。チケットはもぎると思いきやしっかり改札機に入れて、自動改札で入場です。

鳥羽水族館鳥羽水族館

改札を抜けると巨大にホールに出てきます。この大きさはさすがに「太陽系最大の水族館」の異名に恥じない迫力です。それでは中に進みましょう!!


場内の構成(その1)

鳥羽水族館の特徴は“メインストリート”と呼ばれる直線の通路の横に展示施設が連なっている構成にあります。言うなれば学校の校舎に近い形をしています。これが2層になっています。

まずはエントランスホールを左に曲がり、「コーラルリーフ(珊瑚礁)ダイビング」のエリアに入ります。言うなればここはダイビングしながら見える景色が楽しめるエリアなのです。

さすがに天井まで魚がいる空間には圧倒されますが、最近こうした施設が多くなってきているので、「おぉ~」と言う気にはなれない自分が悲しいです。

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続いて隣が「古代の海」。こちらは古代からの生物。カブトガニやオウムガイなど、映画の世界では巨大化して“怪獣”として登場しがちな生き物たちが展示されています。ちょっと残念なのが展示水槽が小さめなこと。生きています!!というよりは飼っています!!というメッセージが込められているような水槽だったのが残念・・・。

さてその隣は正真正銘の怪獣・・・じゃなくて“海獣”です。お馴染みのアシカやオットセイなどです。そして隣には海獣達のパフォーマンススタジオもあります。

鳥羽水族館鳥羽水族館

ちょうど運良くショーの開始時刻だったので早速観覧。スタジオはかなりの急斜面なんですが、前段は座席。後段は立ち見となっており、小さい子供が後段に来ると観覧するのはちょっと辛そうです。ちなみに子供を前に入れてもらったついでに横に割り込んでくるおばさんはもっと辛いです・・・まったく・・・。

さて今日の演目は「アシカの宇宙飛行士」と言うことで、宇宙飛行士になるための訓練を行うという筋書き。お兄さん頑張ってパフォーマンスしているんですが、結構台詞が棒読みだったりして・・・。

さてパフォーマンススタジオを登り詰めると2階に出ますので、今度は2階から反対に移動します。2階は屋外エリアになっていて、伊勢湾が一望できる風光明媚な場所なんですが・・・今日は寒い・・・。

鳥羽水族館鳥羽水族館

途中に慰霊碑まであって・・・寒さ倍増・・・。


場内の構成(その2)

2階をそのまま抜けると、なにやらチェーンがぶら下がったエリアに出てきます。ここは「森の水辺」と呼ばれるエリアで、カエルやヘビを始めとした水辺の生き物が展示されています。ちなみにチェーンがぶら下げてあるのは、この中で飼っている鳥が逃げないようにするためだそうです。

鳥羽水族館鳥羽水族館

カエルにヘビ、カメなども最近は見かけなくなりましたねぇ・・・。

さらに奥にはいると「日本の川」と言うことで日本の淡水の生き物のエリアに入ってきます。知らなかったんですが「メダカ」って絶滅の危機にあるんですねぇ・・・。タガメにタイコウチなんて子供の頃はよく取ったもんですが・・・。

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一つ下がると今度は「極北の海」と言うことで、寒い地域の生き物のエリア。ここには一世を風靡した「クリオネ」なんかもいます。初めて見たんですが・・・。

このエリアは駐車場側からの入口にもなっていて、入口の隣には屋外エリアがあります。屋外ではお馴染み水族館の人気者「ペンギン」がいます。そしてここに「タッチングプール」もあります。

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プールの中にいるのは魚などですから、噛まれたところで大したことでは無いんですが・・・。

さてペンギンと人気を二分しているのが「ジュゴン」。鳥羽水族館最大の目玉と言えるこのジュゴンは「人魚の海」と呼ばれるエリアにいます。

確かに人魚と言われれば納得できないこともないんですが・・・最初に発見した人はたぶん近眼だったのでは・・・??

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ジュゴンは鳥羽水族館でないと見れないということで、このエリアはかなり人気があります。ジュゴンも今日は連休最後の日ということで、かなり気合いの入ったパフォーマンスをしてくれています(感謝!!)。

ジュゴンのとなりには「マナティ」もいるんですが、こちらも「アフリカマナティ」と呼ばれる種類のマナティで世界的にも珍しいんだそうです。ちなみにマナティの方が大人気で、混雑のためカメラには収められず・・・。

そして最後に戻ってきたのが、「伊勢志摩の海」ということで、こちらにはこの地域でお馴染みの「スナメリ」が人気です。

鳥羽水族館鳥羽水族館

と言うことで、グルリと一周して約90分。再びエントランスホールに戻ってきてしまいました。太陽系最大の水族館・・・どうなんだろうか??


物販・飲食

物販施設は2箇所あります。一つがエントランスホールのすぐ横。もう一つはジュゴンのいる「人魚の海」の隣です。エントランス横のショップが「メインショップ」、人魚の海の横が「プラザショップ」と呼ばれています。

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どちらも基本的にはお土産ショップなんですが、メインショップの方が真珠など少し高級なものも扱っています。

ちなみにぬいぐるみがよく売れているようですねぇ・・・。

一方飲食施設ですが、プラザショップの隣に「ベイサイド」というレストランがあります。

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メニューはいわゆるファーストフード中心です。水族館まで来てフルコース食べたい人もいないでしょうが・・・ちょっと古めかしい雰囲気のレストランです。


感想

始めて来た施設ですが、今まで資料として読んでいた内容を考えると、「思ったより小さい」印象を受けました。確かに太陽系最大の名前に恥じない規模ではありますが、最近できている水族館などと比べると、“一昔前”の施設という印象は拭えない感じがします。

それでも今日もかなりの数のゲスト数ですから、鳥羽水族館恐るべし・・・という感じです。展示施設としてはまだまだ十分いける施設なんですが、太陽系最大の割に小ぶりで残念だったのは物販施設と、飲食施設です。

ここも、太陽系最大の名に恥じない規模になっていたら、「納得」って感じだったんですが残念です・・・。

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