順路なき回遊@鳥羽水族館

NO.454


鳥羽水族館

鳥羽水族館


日時 2019年12月 4日


京都から三重県の鳥羽に移動しました。名古屋に用事がったのですがせっかくなのでいくつか見ておきたいところを回ることにしました。

前回ここに来たのはなんと2002年の11月4日。17年と1ヶ月ぶりということになりました。


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今回は訳あって伊勢神宮からバスで来ました。伊勢神宮から鳥羽方面に向かうバスの終着駅が鳥羽水族館。時間にして40分くらいです。

近鉄で向かうときには鳥羽駅の一つ先の「中之郷駅」が最寄り駅。ここは特急は止まりません。


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バスも中之郷駅のあたりが停留場なので、ここからは駐車場の建物の横を歩いて入口に向かいます。


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チケットは窓口でも買えますが、自販機もあります。自販機は面白い作りです。日本人で悩む人が多いんでしょうか?「日本語で買えます」との表記があります。


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今日は17時までの営業ですが16時を回るとチケット売り場は閉まるのでご注意ください。


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入口は2階なので階段を登ります。入口の対面には顔出し看板もあります。セルフタイマーで撮れるように台を設置してあります。後ろの案内パウチがちょっと邪魔になるのですが・・・。


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入場して最初に見えてくる案内がこれ。「順路はありません」。前回来たときは宇宙一の水族館というキャッチコピーでしたが、17年の歳月の中でここより大きな施設や、集客力の多い施設がたくさん出現してしまったので、今の鳥羽水族館のキャッチコピーは“順路のない水族館”となっているようです。


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順路がないといってもどこに行くか困るので案内図はありません。施設の作りは基本変わっていないのですが、横に伸びる通路に沿ってAからLのゾーンに分かれています。

改札を抜けたエントランスホールにはクリスマスツリーとくじらのサンタでしょうか?この辺りが施設のちょうど中央部。両端がショー会場になっています。

ちょうどLゾーンでショーが始まるようなので、今日はL側から見てみます。


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施設のいちばん奥にショー会場があります。セイウチふれあいタイムの前説中でした。セイウチの息が生臭いということが妙に強調されていました。実際その通りでしたが・・・。



平日でゲスト数もそれほど多くないので割合のんびりした雰囲気で進んでいくショーでした。セイウチの皮膚って濡れた絨毯みたいな感じです。


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ショー会場を含めたこのエリアは「L:水の回廊」と呼ばれるエリア。いわゆる海獣のゾーン。


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海獣以外では、コツメカワウソ@爆睡中、ビーバー@作業中、ペンギン、ペリカンといった人気者がたくさんいます。みんなガラス面に近いところで愛想振りまいてくれます。


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続いて「Kゾーン:へんな生きもの研究所」。名称が興味をそそります。こちらはちょっとうす暗い建物の内部にあります。


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名称がユニークだったり、変わった習性があったりというものを展示しています。担当者の趣向がやや強めに出ているように思える施設。こういう尖った感じの展示は自分が好きです。


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半分脱皮が終わったダイオウグソクムシ。行った日は生きていましたが、その後訃報が届きました・・・。ご冥福をお祈りします。


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その隣には「特別展示室」というエリアがあります。クラゲのエリア。映えアイテムが小さい水槽でというのはちょっと残念でした。

この横にある階段を登ると「Jゾーン:日本の川」


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原風景が忠実に再現され過ぎていてどこに生物がいるか?ちょっと悩みました。

続いて「Iゾーン:極地の海」


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暗い部屋の奥には、アザラシやラッコなどがいます。コツメカワウソの人気が高まり最近ラッコの扱いが少なくなっているようですね。おかげでそばで見れました。


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極地といえばこちら「クリオネ」。小さいし動きが速いしなかなかカメラに納めにくい生物です。

 

続いて「Hゾーン:人魚の海」


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鳥羽水族館の一押し「ジュゴン」はこのエリアです。名前は「セレナ」というそうです。ゆったりと泳ぐ姿をカメラだ追う人もたくさんいます。

鳥羽水族館とジュゴンのつながりについてのパネル展示なんかもあります。

 

その先が「Gゾーン:奇跡の森」。


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爬虫類比率がやや高めのエリア。ハイギョなんかも見れます。


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このエリアの一押しは「スナドリネコ」。ガラスに光が反射してうまく撮れませんでした・・・。しかも爆睡中です。寝顔は普通の猫です。

このエリアはつり橋などあっていろんな高さから展示生物が見れます。

 

続いて「Fゾーン:ジャングルワールド」 


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こちらおなじみアマゾン川の生きものたちが集まっています。電気ウナギ、アロワナ、ピラルクなどです。水槽の上では時々雷鳴が響いて、スコールが降ってきたりします。


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哺乳類系では川にすむマナティ。愛想の良いカピバラなんかもいます。

 

続いて「Eゾーン:伊勢志摩の海・日本の海」


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こちらは階段を伝って2層に分かれています。日本の近海で見れる魚の展示エリアです。


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水槽前に来て、こちらを向いてくれるのがありがたいですが、皆さん表情が・・・もっと笑顔でお願いします(笑)。


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このエリアで人気があるのが「スナメリ」。ここでは上から、横からと二方向から見ることができます。

 

続いて「Dゾーン:コーラルリーフダイビング」


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その名の通り、ダイビングをして海の中にいる雰囲気で魚が見れる場所です。魚を見るというよりは魚をバックに自撮りするエリアという方が適切かもしれませんが・・・。

 

続いて「Cゾーン:古代の海」


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昔からの姿であまり進化していないものが集まっているようです。キャビアでおなじみのチョウザメも昔ながらの形というのは知りませんでした。

 

続いて「Bゾーン:海獣の王国」


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アクリルのトンネルから動物が見れるようになっています。アザラシがちょっと出てきただけでしたが・・・


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このエリアは一つ下の層に行けるようになっていて、ここでは水中を泳ぐ海獣(このときはオタリアが泳いでいました)や、骨格標本などを見れます。

 

最後の「Aゾーン:パフォーマンススタジアム」


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施設の一番端にある動物ショーの会場です。一番上からは外の景色も見ることができます。



ショーは特に大きな演出などありませんで、非常にオーソドックスな感じ。時々失敗したりしますが多めに見てあげましょう。


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ゾーン区分には入っていませんが、「ザリガニ」のコーナーもあります。青いザリガニはオーストラリアから来たそうです。


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再び、入口前に戻ってきました。

最後に物販店舗んを見てみることにします。いわゆる水族館のお土産は一通り揃っています。鳥羽水族館ならでは?というのが真珠を売っていることでしょうか?

男独りなので、明らかに見るだけでショーウィンドウ徘徊するのは気が引けたので遠くから眺めただけでしたが・・・。


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お菓子類は売れ筋など表示してあってわかりやすいです。

やっぱりジュゴンを使ったものが多いです。

久々に来ましたが、相変わらずの広さです。じっくり回ると4時間くらいはかかるでしょうか?最近の水族館の展示方法と比べるとちょっと古めかしい感じは否めませんが、平日でもなかなかの集客力です。

 

視察記録

 

鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM)は、三重県鳥羽市に本拠地を置く、日本屈指の規模を誇る水族館である。2019年(令和元年)11月時点の展示生物は約1,200種で、日本国内では最大である。自然の環境を再現したゾーンが12あり、約1,200種類の海や川の生きものが飼育・展示されている。通路は観覧順序を無くした自由通路となっており、通路全長は約1.5kmである。2013年(平成25年)の入場者数は約100万人である。入館者の8割を大人が占めるという特徴を有し、「質実剛健な水族館」と評される。1955年(昭和30年)に開館した私営の水族館であり、2015年(平成27年)には累計入場者数が6000万人を超えた。
TEL 0599-25-5555
住所 〒517-8517 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
URL http://www.aquarium.co.jp/
料金 大人(高校生以上) 2,800円
小人(小中学生) 1,600円
幼児(3歳以上) 800円
営業時間 9時00分~17時00分(年中無休)
アクセス JR伊勢線、近鉄鳥羽線 鳥羽駅から徒歩10分

地図(GoogleMAP)

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