いつの間にかラッコがスターになっていた
NO.521
鳥羽水族館
日時 2023年12月20日
名残は惜しいのですがパルケエスパーニャを後にして近鉄の鳥羽駅に来ました。デジタルまわりゃんせの恩恵で特急での移動で30分程で到着。今度は鳥羽水族館に向かいます。
駅から徒歩で15分余りでしょうか?実は今まで鳥羽駅から歩いたことがなかった(今までは一つ隣の駅から移動)。
やっぱり海沿いは気持ちいい。しかし今日は風が冷たい・・・。
途中に鳥羽水族館のサテライトショップがあったり、ラッコが乗っかったポストがあったりと新しい発見もあります。
無事鳥羽水族館に到着。まずはチケットを引き替えないといけません。この看板の右側がチケット売場と改札。
チケット売場は窓口と自販機があります。今日はデジタルまわりゃんせのQRコードを提示するのですが、チケットゲートではなく直接改札に行って良いとのこと。改札に行くと慌ててQRコードリーダーを出したところを見ると、あまりこのチケット知られていない?
改札を抜けるとラッコが道案内。バナーもラッコ、いつの間にかラッコがスターになっていました。
途中でフォトスポットもあります。スマホスタンドが簡素です。
そして入口の扉を抜けると・・・大きなツリーが登場。添乗に届くかの勢いです。
鳥羽水族館は「順路のない水族館」と謡っています。多くの水族館は強制こそしませんが順路が決まっていますが、ここは長居渡り廊下のような通路があり、そこからAからLに分かれた展示エリアに分岐するという方式。
まずはまもなく開始との放送があったセイウチショーに行きます。
ブルーシートの敷かれたエリアにセイウチが登場。色々な説明と芸を見せてくれます。
時間にして20分余り。最後は撮影タイムで終了します。このショーのエリアはLの水の回廊。施設の一番端です。
水族館で魚ではありませんが人気のペンギンやコツメカワウソを見ることができます。
ペンギンの泳ぐ姿も見れますが、時々ガラスの自動洗浄が開始されて見づらくなることもありますのでご注意ください。
コツメカワウソは最近子供が生まれたそうです。
この隣がKのエリア「へんな生き物研究所」。薄暗い建物の中に”へんな生き物”と紹介された生き物がたくさんいます。
小さな水槽に分けて展示されているので順番に見ていきます。
へんな生き物で一番人気はダイオウグソクムシ。今や水族館では人気の生き物になりました。この他にもいろいろあります。
続いてHエリア「人魚の海」。ここではジュゴンが見れます。
ジュゴンが見れるのは鳥羽水族館だけです。人魚のモデルになったと言われていますが、どこを間違えたんでしょうかねぇ・・・。
続いて一つ上のフロアに行ってJエリア「日本の川」。こちらは里山の川を再現した水槽を回遊しながら見るものです。自分が子供のころは身近だった生き物が今や希少動物に指定されています。自然環境は大事にしましょう。
Jエリアの隣がGエリア「奇跡の森」。こちら展示エリアが一つ下のフロアにつながっています。上の層から入るとワニがお出迎えしてくれます。
このエリアで一番人気はこちらの「スナドリネコ」。ガラス近くまでは来てくれるのですが、なかなか前を向いてくれませんでした。さらにこの時間吹き抜けから直射日光の影響でガラスの先が良く見えない・・・悲劇です・・・。
奇跡の森というだけあって、小さな展示はちょっと工夫があったりします。そして見終わるとつり橋に見立てた通路から下に向かいます。
降りた先にあるのがFエリア「ジャングルワールド」。こちらは熱帯地域というよりはアマゾン川の生き物を中心に見ることができます。
しかし、ここで人気のカピバラが部屋のリフォーム中で別の場所に引っ越しています。
アマゾン川と言えば肉食魚「ピラニア」。このエリアで見ることができます。
さらにここで見れるものが「マナティ」。ジュゴンに似ていますが・・・。更にはサメもいます。
続いてEエリア「伊勢志摩の海 日本の海」。こちらは近海の魚の展示。どれも美味しそうに見えるのは日本人独特の感性でしょうかね(自分だけか)?
こちら水槽というよりも生簀に見えるのは自分だけでしょうかね?
このエリアのスターはなんといっても「スナメリ」。ガラス近くにはなかなか近寄ってくれませんが、元気に泳いでいる姿はカッコいいです。
そしてこちらが高級食材のコーナー。カニは良い感じでカメラ目線をくれました。
展示食材・・・ではなく展示生物が多いのでこのエリアは二層になっています。餌の時間になると水槽の前には掲示が出ます。
続いてDエリア「コーラルリーフダイビング」。こちら天井まで水槽になっていて、サンゴの海を潜って展示を見ることができるエリア。トンネル状に通路を設けて展示を見る施設もおおいのですが、こちらは四角のカゴのような形状です。
Dエリアの先には通路での展示ですが「ザリガニ」。しかも青いザリガニ・・・。茹でると赤くなるそうです。
続いてCエリア「古代の海」。昔からの形を保っている生き物の展示エリアです。
魚とともにカブトガニ、オウムガイ等を見ることができるエリア。
さらに続いてBエリア「海獣の王国」。ショーで人気のアシカやオットセイ、アザラシなどがいる場所です。ちょうど次のショーの準備の最中らしく出払っている海獣が多くて残念。
こちらはチューブで下からのぞくこともできるエリアになっています。
展示エリアの反対側には海獣の名前の紹介。近くで見ると顔ってみんな違うんですね・・・。
そして最後橋がAエリア「パフォーマンススタジアム」。その名の通りショー会場です。
そしてAエリアから階段を一層上がると「屋上ストリート」。ここから海の眺めながらGエリアに向かうことができます。
途中には死んでしまった生き物の慰霊碑もあります。合掌・・・。
そして最後に飛ばしていたIエリア「極地の海」。
イルカでも珍しい「イロワケイルカ」。アザラシ、オットセイなどもいます。そして一番人気はラッコ。日本ではラッコが見られるのは鳥羽水素区間とマリンワールド海の中道だけになってしまいました。さらに二頭見れるのはここだけです。
時間になると、ラッコの餌やりショーが見れます。
鳥羽水族館の餌やりショーは終始無言。途中でラッコの餌がガラス面の高いところについてしまってラッコが取れないというハプニングもありました。
最後まで見たかったのですが・・・次の予定のため25分程見て去ることにしました。
途中で覗いた物販店舗は以下のような感じです。
やっぱり人気のラッコがらみの商品は多いです。
そしてこのエリアの特産と言えばやっぱり伊勢海老。グッズもあります。
名残惜しいですが、今日はこれにて終了です。そして名古屋で今日は忘年会です・・・。
鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM)は、三重県鳥羽市に本拠地を置く、日本屈指の規模を誇る水族館である。2019年(令和元年)11月時点の展示生物は約1,200種で、日本国内では最大である。自然の環境を再現したゾーンが12あり、約1,200種類の海や川の生きものが飼育・展示されている。通路は観覧順序を無くした自由通路となっており、通路全長は約1.5kmである。2013年(平成25年)の入場者数は約100万人である。入館者の8割を大人が占めるという特徴を有し、「質実剛健な水族館」と評される。1955年(昭和30年)に開館した私営の水族館であり、2015年(平成27年)には累計入場者数が6000万人を超えた。
TEL | 0599-25-5555 |
住所 | 〒517-8517 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6 |
URL | http://www.aquarium.co.jp/ |
料金 | 大人(高校生以上) 2,800円 小人(小中学生) 1,600円 幼児(3歳以上) 800円 |
営業時間 | 9時00分~17時00分(年中無休) |
アクセス | JR伊勢線、近鉄鳥羽線 鳥羽駅から徒歩10分 |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
視察履歴
- 2023/12/20
- いつの間にかラッコがスターになっていた
- 2019/12/05
- 順路なき回遊@鳥羽水族館
- 2002/11/04
- 太陽系最大の水族館