箱根でメジャーな美術館に行ってきました。

No.0046


箱根ガラスの森

 

箱根ガラスの森美術館


視察日時 2001年 3月 23日


館内まで

今日は、箱根にやってきしました。箱根と言えば「温泉&美術館」です。最近は箱根の観光客が減少しているなどというお話があったと思えば、小涌園にユネサンスができたりと・・・なかなか忙しい街です。

今回来たのは「箱根ガラスの森美術館」です。ガラス細工をたくさん集めた美術館です。場所は御殿場と箱根湯本の中間当たりの仙石原で、直線道路を走っていると忽然と姿を現します。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

この美術館は年間で80万人以上の来館者を集めていますが、まずここまでで感心するのが看板。とにかく人目に付く場所には看板を出しています。高速の出口付近に始まり、主要道路の交差点など・・・とにかく誘導のための準備は全て行っているようです。

駐車場は砂利敷きで、特に車を止めるための白線などはありません。箱根のように繁閑差の激しい場所ではこのように自由に使える駐車場は良いのかもしれません。駐車場ではまず料金を徴収されますが、これもオジさんが一人立っていて、車が入ってくると「ス・・・ッスー」と近づいてきます。日頃機械対応や仰々しいブースに対応しているのになれている小生にとってはちょっと異様な光景です。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

ちなみに駐車場はタクシー寄せ、バス停などのアクセスに関しての機能が集中しています。シンプルですが必要機能は全て整っています。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

入口までは、誘導サインに従っていきますが、煉瓦調の壁に囲まれた通路を通っていきます。石畳と煉瓦の壁と言う組み合わせで小生を迎えてくれるのです。木々にはライトアップ用の照明も付けられており、夜への対応も万全のようです。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

さらに助かるのが外部に設置されたトイレです。箱根に来る人は車を利用する人が多く、車を運転して目的について最初にすることは・・・トイレが多いですよね・・・。

ここでは、トイレが半地下になっており、さらにロッカールームや、ウォータークーラー等まであります。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

トイレは非常に清潔で、外部のトイレなのに異臭もなく、さらに車椅子の方の利用設備も整っています。しかもブース内にはヒーターが設置されています。寒いときは助かりますよねぇ。

さてトイレも終了したので、エントランスに向かいましょう。駐車場から建物に沿ってグルリと一回りしたところがエントランスです。石造り調の建物で、中の様子は外からはあまり見えません。ちょっとワクワクさせる作りになっています。

チケットの対応ブースは3カ所あるようですが、今日開いているのは1ブース。対面式の販売ブースで、綺麗なお姉さんが迎えてくれます。

ブースにはガラスで区分けがされており、ガラスの中央の穴を介して会話をしてチケットを買います。チケットは至ってシンプルなもの。再入場はできません。15名以上で団体の扱いとなり200円割引になります。通常は大人1300円、大・高校生1100円、小中学生800円です。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

チケットを購入すると改札があり、ここでチケットのもぎりを行います。ここには女性が1名います

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さてさて購入したチケットですが、裏を見てみると次回の入場のための割引券になっています。しかもこの告知が改札のそばに付けられているという周到さ・・・。お隣には公衆電話があり、電話帳が用意されています。これで両替機かテレカ販売機があれば、完璧なのに・・・

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

さて、入ったばかりなんですが、横を見ると出口のサインがあるので、先に出口をチェックしておきましょう。

非常にシンプルな作りで、回転扉があるだけ・・・。特に人もいないし、こっそり・・・というのは可能な様子・・・。でもそうした人は居ませんので・・・

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

場内は緑が多く、池など水物もたくさんあります。それでは、場内を回ってみましょう!


場内の雰囲気

場内は広大な庭の中に建物が点在しています。展示館、ショップ、レストランと大きくわけて3つの建物があり、それぞれを石畳の通路でつないでいるような感じです。

場内には池があり、カモが泳いでいます。寒いのか眠いのか動かないカモもおりますが・・・

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

ちなみに芝生の中は原則立入禁止ですが、「禁止」ではなく「協力」の文字があるサインです。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

ライトアップのための照明や、雰囲気を出すための施設は万全ですが、残念なのはバリアフリーではありません。場内はあちこちに階段があり、車椅子ではちょっと自由にとは行けない状況です。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

建物の中は禁煙の場所が殆どですが、外部エリアには灰皿が点在されており、そこでの喫煙は可能です。灰皿も綺麗に磨かれており、清潔感あふれています。

箱根ガラスの森美術館


展示館

入口を抜けて、場内の左側に陣取っているのが展示館です。正確には「ヴェネツィアガラス美術館」と書いてあります。

ガラスの森の「ガラス」の部分の機能を果たす建物です。

入口は橋を渡っていきます。水の都といわれる「ベネツィア」をイメージしたものなのでしょうか?

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

入口は自動扉になっており、内部はフラッシュ撮影は禁止です。普通に撮る分には文句は言われません・・・??

自動扉を抜けて中にはいると、大きなシャンデリアがお迎えしてくれます。美術的な価値は相変わらずさっぱりですが、「スゲ~」という雰囲気になります。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

展示品の価値はよくわからないのですが、たくさんありますねぇ・・・。場内を見渡すと所々に加湿器がおいてあります。さらに、場内にはあちこちでコンセントや消火器などが見える場所に設置されています。これはちょっと・・・減点・・・。でも美術館来てこんなところ見てるのは小生くらい?かもしれない

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

ちなみに館内は、2層になっています。残念ながらバリアフリーではありません。階段もあり暗くてちょっと怖いところもあります。

休憩所もありますが、こちらはソファーが用意されている豪華な休憩所です。でもソファは一つしかありません。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

さらに、場内では意見感想を聞くアンケートも行っています。置き式で記入してポストにポン・・・と言うタイプですが、ポストもなかなか凝った作りです。

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さてさて、一度展示館から外に出ますが、すぐその後にミュージアムショップに入ります。外に出るのは、「ちょっと一服」とか「おトイレ・・・」という人たちへの配慮でしょうか?灰皿とトイレがあります。ちなみにここのトイレはベビーベッドが付いていますので、赤ちゃんのオシメ交換もOK!です。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

ミュージアムショップは、入口は2階になります。出口は1階で、3階まであります。ここも残念ながら階段です。

商品の構成は3階は豪華品中心。一つ○万円というグラスなどもあります・・・。これに対して1階は○百円クラスのお手頃な商品が多くなっています。

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基本的なお客さんの流れとしては、上で目の保養をした後に現実を考えて下で買う。と言う感じです。

ただ、下のお手頃商品はよく売れています。小鉢や小皿などですが、やはり女性には人気があります。

店舗もドンと構えているものばかりでなく、ワゴンに商品を陳列させたものや、壁面を利用して飾っているものなど工夫を凝らしています。

そして、ショップを出てみると、ガラス細工作成のワークショップがありました。色づけして電子レンジでチン!というものです。

箱根ガラスの森美術館 箱根ガラスの森美術館

 この施設は期間限定のようで、テントにシートを張っただけというシンプルな作りです。

 箱根ガラスの森美術館 箱根ガラスの森美術館


ショップ

展示館、ミュージアムショップを通って外に出ると、小さな小屋が見えてきます。水車があって、外国の田舎の雰囲気を醸し出す建物です。

中は飲食関連のショップになっていました。チョコレートやジャムなど、無理矢理こじつければ、ガラスのお皿に載せたり、ガラスビンに入れたりするものを売っているお店と言うことになるんでしょうか?

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中では、ジャムの試食なども行っています。チョコレートにジャム・・・小生の生活にはあまり縁のない食べ物ですが・・・。

店内は女性が多いです。と言ってもそんなにたくさんは入れる広さはなく、10人もいるともうキツキツ・・・。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

店内良く見回すと、きちんと買い物かごがあります。しかもおしゃれなカゴです。残念ながら店員があまり紹介しないのと、見えづらい場所におかれているため、あまり利用されていませんでした。

レジはミュージアムショップと同じで、カードリーダーも付いている新型器でした。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

小さなお店ですが、みなさんよくものを買います。チョコレートもジャムもオリジナル製品のようで、「ここでないと買えない」点がこの混雑を生んでいるのでしょうか?

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

ちなみにかなり混雑している店内ですが、捌いているのは女性が一名。なかなか手際の良い方です。

さて、外に出てみると、川に向かって下っていく道を発見しました。かなり急な階段を下っていくと、川沿いの休憩場所のようになっています。季節が良ければ・・・と言う感じですが、今日はまだ寒すぎます。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館


レストラン

「ベネツィア」のガラスの美術館ですから、当然飲食はイタリアンです。ここでは、食事の他「コーヒーのみ」もOKとなっています。

箱根ガラスの森美術館 箱根ガラスの森美術館

さらに、店内では1日に6回、カンツォーネの演奏があります。でも出演するイタリア人は「ナポリ出身」と言っていました。

残念ながら今回は時間の都合で中に入って来ることはできませんでしたが、いい匂いのする店内は魅力的です。実際中も満席に近くなっていましたし・・・。


感想

ここの運営会社「ウカイ」のオーナーのコレクションを展示しているらしいですが、とにかく本物志向が良く出ています。「こだわりの逸品」がたくさんある美術館です。

さらに広域告知網、場内ので商品陳列技術、レストラン等々いわゆる業界的には「常識」と言われていることがきちんと行われています。これは素晴らしいことです。

コレクション展示の美術館は以外に、商品の販売など二の次になっていることが多いのですが、その点ここは非常に高い完成度を持つ美術館です。もっともそうでもなければ年間80万人も集まりませんでしょうから・・・。

場内ではタクシーやバスで来場される人の配慮があちこちに見られます。

箱根ガラスの森美術館箱根ガラスの森美術館

タクシーやバスの料金表や時刻表をおいてあります。なかなかゲスト視点でのアイデア素晴らしいものがあります。

バリアフリーの不足が残念でしたが、作られた時期を考えると致し方ないという気もします。とにかく箱根ではお奨めの施設と言えるでしょう。

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