地元のショッピングモールでお勉強

NO.344


パークプレイス大分


日時 2016年 5月 8日


仕事の拠点が中国になってから日本の施設の良いところを改めて確認しようと思いあちこち回るようにしています。
と言っても地元大分にはそれほどたくさんのレジャー施設があるわけではないのですが、今日は地元民にとってはテーマパーク並みに遊べると評判のパークプレイス大分にやってきました。

日ごろ買い物で利用することも多い施設なのですが、今回は今後の仕事に備えて改めて施設全体を見直してみることにします。レポートとしてここを取り上げたのは2002年の日韓ワールドカップの時期。もうあれから14年も経つわけでずいぶん時間が経過しました。


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この施設の特徴的なところは傾斜している土地形状をうまく利用している点です。
ショッピングモールは平地に立地することが多いのですが、ここは斜度もかなりある土地をうまく利用しています。
もう一つは、建物を防風壁代わりに利用して、冬の寒さを防げるようになっている点です。住んでみてわかったのですが九州とはいえ大分の冬はかなり寒いです。加えてこの施設は風が吹き込むような場所なので、こうした建物で囲い込むのは有効な手段です。
ちなみにこのような形状のショッピングモールも珍しいです。


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さてまずは外周を見てみます。いつもは車で通りすぎる道路も実際に歩いてみるとかなりの勾配であることが分かりました。外周には芝生と樹木の植え込み。PARKという言葉を意識してでしょうか?緑はかなり無理してでも植え込んでいるという印象です。
また、ショッピングモールにありがちな大規模な量販店の取り込みですが、パークプレイス大分の場合には、家電やホームセンターは道路の反対側に位置しています。大型テナントとして入っているのはイオンのショッピングセンターだけ。ここはいわゆるスーパーで生活用品のお店です。


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防風のために建物で囲い込むと先ほど書きましたが、実は2002年当時は半分しか囲われていませんでした。その後増床工事が2回ほど行われ、2014年の増床工事で増えたものです。昔からある部分はサニーウォーク、2014年に増えた部分がマグノリアコート、そして2回目の工事で整備されたのがシャングリアと呼ばれるエリアです。この中に大小含めて162店舗が入っているのですから、ショッピングモールとしては大型の部類と言えるでしょう

壁のように建物並んだその外側が駐車場になっています。一部イオンの地下が駐車場になっていますが基本的に建物の周辺に車を停めるというのがこの施設の基本です。
もちろん、週末ともなるとこれだけでは駐車場は足りたませんので、少し離れたところに臨時の駐車場を設けて対応しています。


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建物はいたるところで店舗の看板を掲げています。モールの外側は当然ですが、内側にもこうした看板が設置されているというのは特筆すべき点です。
壁のように囲い込んだ中央部にはステージがあり大小さまざまなパフォーマンスができるようになっています。
元々の傾斜地を利用してステージの前には階段を設けており、ここがステージの客席として利用できるようになっています。
さらに、客席となる階段周辺には可動式の雨除けテントも設置されていたりとなかなか手の込んだ作りです。


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屋内の店舗ですがサニーウォークと呼ばれる当初からある店舗は、2層が吹き抜け構造でつながれており、この通路の両脇に店舗が展開しています。
通路にはベンチやいすなど休憩場所も充実しており、天井はガラス張りにして自然光が取り込めるようになっています。
屋根を付けた場合、どうしても暗くなりがちなのですが、パークプレイス大分は屋根の部分にガラスを利用しているものが多く、採光に関してはかなり気を使っていると言えるでしょう。


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増床されたマグノリアコートですが、こちらは建物の端が通路になっており、建物内はすべて店舗スペースになっています。このためH&M、ユニクロ、ZARAなど大型のアパレルテナントがこのエリアに入っています。九州ではこの三店舗が並んで入っている施設は非常に珍しいのではないかと思います。


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サングリアと呼ばれるエリアはモールの中では一番高い場所にあります。
かつては観覧車があったのですが、今は撤去されて、子供と遊べる場所、ペットを連れて回れる場所として利用されています。今日はゴールデンウイークの最終日で、このゴールデンウイーク期間は恐竜のロボットを展示しているようです。
遊園地でもよく見るコインライドですが、姿を恐竜にするだけでとても新鮮に見えます。
このエリアのテナントは、100円ショップやペット用品ショップ。そしてシネコンです。シネコンは開業当時からありました。


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傾斜地に作られているため、施設内にはエキスパンションジョイントというものがあります。車道に取り付けられているものはゴムシートで覆ってあり、これがまた場内での減速帯の役割も果たします。
モール内は、石畳調のタイル張り。増床を繰り返している施設なので素材はところによって違いますがこれは致し方なし。
土地形状を活かしての作りのためか、1階と2階では部屋の高さが違うのがこの施設の特徴でもあります。
また、囲われた建物内を移動する際には周回しないでもいくつか渡橋が付けられています。しかもすべて屋根付きで雨天時も安心です。


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マグノリアコートの1階は池が設けられており、池の周囲にベンチやテーブルがあるのと、池の水があふれる際に低い滝のように排水されて水音が出るため、店舗内の音が他店のものと干渉するのを防ぐというアイデアもあります。


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ちなみにこの施設内にはFM放送局があります。平日はレギュラー放送があり施設のアピールもできます。また地元のプロサッカーチーム大分トリニータの必勝祈願神社もあります。こちらは現在チームが3部にいることを考えるとご利益はいかがなものか。。。


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2014年には日本SC大賞の銀賞を取ったというこの施設。
なかなか考えらていて勉強になりました。学習素材としては¨灯台下暗し¨な施設でした。

久々でトイレも変わっていましたのでご紹介


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