大分県は元気です@うみたまご

NO.343


うみたまご


日時 2016年 4月23日


2015年4月15日。深夜大分県を震度6の地震が襲いました。
幸いにして津波などの被害はなく、我が家もガラス製品がいくつか割れただけで済みましたが、こうした天災の影響はレジャー施設には強烈に悪影響を与えます。

このような状況で、レジャー施設がどのような状況になっているのか?気になっていたのと今後中国での仕事のために水族館を確認しておくようにとの指示もあって今日は自宅から車で20分ほどで行ける水族館「うみたまご」にやってきました。


うみたまごうみたまご


今日はゴールデンウイーク前とはいえ土曜日ですが、駐車場はかなり残念な状況。通常の週末の1割程度でしょうか?
非常に閑散としたチケット売り場へのアプローチです。当然のごとくチケット売り場周辺もほぼ無人。窓口ではあっという間にチケットが買える状態でした。
改札を抜けて、中に進むと案の定、お客さんが非常に少ない状態です。


うみたまごうみたまご


さて、
うみたまごですが、改札があるところは2階で、そこからスロープで1階に降ります。
まずは大分県の魚を展示している「ふるさとの水辺」ここは淡水の魚を中心にした展示です。まずは淡水から。。。というのは意外な感じです。


うみたまごうみたまご


続いて進むと大きな水槽に出てきますが、この水槽は円筒形でこの先この水槽をぐるっと回りながら展示を見ていくことになります。その名もわかりやすい「大回遊水槽」。サメやエイなどの大型魚類や鯵などの日ごろお世話になっている食材系魚類が仲良く回遊しています。


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この先に進むと展示水槽が小さくなって、「多様な生物」と称するエリアに出てきます。ここではちょっと変わった生態を持つ生き物をわかりやすく、面白く展示するアイデア展示エリアです。タナゴという魚の見分け方や中国産の外来種との違い。魚の世界にもチャイナパワーが押し寄せているようで、外来種の存在が大きな問題になっているようです。


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自分も知らなかったのですが、タイと錦鯉を同じ水槽で飼うことができるそうです。これは河口をイメージした展示で、河口では淡水と海水両方の魚が共存できることを証明している展示です。その隣には懐かしいウーパールーパーがいました。


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さらに進むと、絶滅危惧品種の展示。田舎の大分と言えども¨メダカ¨は絶滅が危惧されているそうです。
さらに進むと、「大分の名産魚」。おなじみの関サバ、関アジという高級魚が展示されています。地元でも1匹数千円の高級魚です。
この先は階段を下り海深くへ潜っていきます。


うみたまごうみたまご


まず出てくるのが、イワシの大群。ライトアップされているとはいえ一糸乱れぬ陣形で動いています。
続いて見えてくるのが先ほどの大回遊水槽の最下部。海のギャング¨ウツボ¨など悪役系の魚がたくさんいます。毒のあるウツボっているんですねぇ。。。そしてその先に進むと大回遊水槽を下からのぞき込むトンネル。潜水艦をイメージしたホールは両サイドから魚を見ることができます。このホールがこんなに空いている週末は初めて体験しました。


うみたまごうみたまご

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さて、ホールを抜けると、実験エリア。いろんな実験がありますが今日は時間が合わなくて何も実施されていないという寂しい状態です。
その隣に、「軟体動物三大珍¨身¨」という展示。珍味かと思いきや、最近見つかった希少軟体動物の展示でした。


うみたまごうみたまご

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さて、ここを抜けると場内が明るくなって子供が遊べる水族館の動物を意識した滑り台などのプレイランドエリア。さすがに今日は少ないですが早くここが賑わいを取り戻してもらいたいものです。


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魚やクラゲなどライティングによっては色彩が非常にきれいに見えるものもありますが、あえてこうしたアートにこだわった展示エリアもあります。それが「アートコーナー」小さめの水槽に、見栄えのいい魚がたくさんいます。水槽で魚を飼う人はここの展示方法を参考にするといいのではと思います(笑)


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この次に出てくるのが、最近できた施設その名も「あそびーち」。
あそびーちではイルカ、アザラシ、ペンギンなど水族館の動物が、放し飼いにされていて実際に触れあって楽しめるというもの。今日はペリカンも来ていましたが、お客さんよりも動物が多いような状態で、ちょっと寂しい感じです。
肝心の動物たちもそれを察してか、あまり陸に上がってきません。カメラ持ったオッサンがいるのがなおさら悪いのかもしれませんが。。。
テレビのCMではいろんな¨あるある¨が紹介されていましたが、残念ながらそんなシーンに会うことはできませんでした。


うみたまごうみたまご

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あそびーちの入口手前には、うみたまごの心臓部ともいえる海水ポンプの展示もあります。この水族館は1日に7200トンもの海水を取り込んでいるそうです。海の隣にあっても結構な量を使うんですねぇ。


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あそびーちから戻ってくると、その先はイルカやアザラシ、トド、セイウチなどの展示エリアに出てきます。本日はショーの出ていないので皆さん水槽での対面。じっくり座り込んで見れるように、水槽の前には座布団まで用意されています。


うみたまごうみたまご

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その先は、深海の生き物。最近人気の「ダイオウグソクムシ」も展示されています。ここでは深海の掃除屋と紹介されています。
さて、
2階に上がってみましょう。
ショーの時間ではありませんが、ショーステージは閑散としていて寂しい感じです。2階からは別府湾が非常にきれいに見えて景色もいいんですが、今日は雨模様で残念です。
おかげで、タッチ水槽には何もいない。。。ただし人が少ないのでエイを触ることができたのはうれしいですね。慣れているのでしょうか?あまり動かなかったので不思議な感じです。


うみたまごうみたまご

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このほか、カワウソの寝姿なども見られます。見られているのによく寝てられますね。。。
ペンギンはことのほか元気でした。ただ雨なので見ている方が濡れて辛くなるのが残念です。


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小雨の中少ないお客さんでしたが、しっかり営業してますので是非とも遊びに行きましょう。

視察記録

大分マリーンパレス水族館は、大分県大分市の高崎山下海岸にある水族館である。通称は、うみたまご。1964年に大分生態水族館マリーンパレスとして開館。2004年4月1日にリニューアル開業して、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」となった。
TEL 097-534-1010
住所 〒870-0802 大分県大分市大字神崎字ウト3078−22
URL https://www.umitamago.jp/
料金 大人(高校生以上) 2,600円
小人(小中学生) 1,300円
幼児(4歳以上) 850円
営業時間 9時00分~17時00分(時期により変動あり、休館日あり)
アクセス JR日豊本線 別府駅よりバスで15分

地図(GoogleMAP)

天気予報(ハリテンより)

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