セイウチの赤ちゃんが見れます&晩ごはんもメニューも見れます。
NO.544
うみたまご
日時 2024年 8月 6日
年々、夏の暑さは尋常でなくなっている気がします。朝からどうやって部屋を冷やすか?ばかり考えていますが、逆転も発想でいっそのこと暑いところに行って汗かけるだけかいてしまおう!!と考えました。
選んだのは海!!せっかくなので毎年整備されている海水浴場に向かいます。車で15分くらいでいける”田ノ浦ビーチ”。午前中なので人もまばらで良いところです。
海水浴場の傍には7月にオープンした道の駅「たのうらら」なんていうところもあります。フォーシーズンズが手掛けた施設ですが開業して1ヶ月でほぼ通常運営モード。
たのうららと自宅の間にあるのが水族館「うみたまご」。せっかくなので8年ぶりですが行くことにしました。
場所は猿の餌付けで有名な高崎山の麓です。駐車場は前払いの自動精算です。以前よりちょっと料金上がったかもしれませんね。そんなご時世です・・・。
駐車場は2箇所あるのですが、通常使われる第一駐車場はほぼ満車。車が出ていった場所に次の車が流れ込むというような状態で、なんとか良い場所に停められました。
駐車場の横にある「高崎山おさる館」を抜けて水族館へ・・・。
うみたまごの入口はテントがびっしり・・・。この暑さ、見てくれなどにかまってられないということでしょうか?チケット売り場は対面と自販機が2つづつ。
最近は、前売りチケットも種類が増えてきたようです。今回はWEBチケットを使ってみました。水族館の前売り券といえば「アソビュー」。うみたまごもWEBチケットはアソビューです。
そして改札ではスマホ画面のQRコードを、うみたまごのスマホで読み取って、チケットの半券をもらえます。うみたまごは再入園ができる施設なので、半券はなくさないようにしましょう。
そして今年はうみたまごという名称になってから20周年。前身の大分マリンパレス時代からは60周年という節目の年なのです。という感じでWELCOMEボードもあります。
うみたまごに来たら是非体験してほしいのがこちら「魚朱印」。ガチャで買えるんですが、ご利益は多方面のようです。
少子化対策にも効果がある、うみたまごで生まれた動物の赤ちゃんの魚朱印いかがでしょうか?
魚朱印の先には今日のパフォーマンスの時間(時計付きというありがたさ!!)、この先の展示内容の説明などがありますので、まずは展示スペースへ進みましょう。
まずは、繁殖賞の受賞履歴。水族館は生き物を見せるだけではなくて、繁殖させて絶滅危惧種を保存するなどの大事な役割があります。地味な魚が多いのですが、色々繁殖活動を成功させています。
最初のゾーンは淡水のエリア。続いて大分県内の海の紹介。
住宅の軒先を再現した展示水槽はなかなかありませんね。
そして釣りするときの天敵アマモ・・・。何度仕掛けを壊されたことが・・・。
続いて、豊後水道のエリア。色んな魚が取れますので自分たちの食生活には欠かせない海です。
次は「ワンダーゾーン」。水槽ごとにテーマが付いていていろんな魚を見ることができます。「潜伏」と書かれていますが思いっきり泳ぎ回っていたりと水族館の意図とは違う動きをする魚もいます。
このゾーンの一番奥にいるのがチンアナゴとニシキアナゴ。今や水族館の癒やしのスター選手です。うみたまごのチンアナゴ水槽は他の施設よりもかなり大きいので混雑時も撮影しやすいです。
ワンダーゾーンは、展示意図が伝わるように水槽ごとに詳細な解説が付いています。これを読んでから展示を見ると「へぇ~!!」な気持ちになれます。
そしてこのあたりから大分県が誇る海の幸が登場してきます。まずは煮付けでも刺し身でも美味しい「シロシタガレイ」
そして、ここ数年で一気に増えてきた養殖魚のブリとヒラメ。漁協の宣伝ポスターも掲示されています。これは他の水族館ではなかなかありませんよ。実際に食べたい人は我が街、別府にどうぞ(笑)
この先で一層下ります。下った先は1階です。「アートコーナー」と名付けられたエリアで明かりが少ないほうが映える生き物がいます。
最初は中国人観光客の大好物「タチウオ」です。
続いて、クラゲとイワシ。うみたまごはクラゲに特化したゾーンはありません。大分県民にとってはクラゲは海水浴の天敵だったりあまりいい印象がないからでしょうか??真意は不明です。
そしてアジやタイ。展示個体数は少ないのですが、その分動きがゆったりしているのでシャッター速度が遅くなる暗い場所でもきれいに撮れます。”アート”な一枚狙いましょう。
この先は「うみたまホール」。トンネル型の水槽を抜けると海底の展望施設のような部屋に出てきます。
ホールを抜けると水槽の最深部に到着します。自由に弾けるピアノなどがあります。誰か弾いてくれるのを待っていたのですが・・・。
次のエリアは実験ホール。水槽の展示生物の名前が時代を感じさせるのはそれだけ長生きしているということで・・・。
次のエリアは「キッズコーナー」。流石に夏休みですね。小さい子供がたくさん展示されています(??)
次のエリアは”色”の意識したタンク水槽。大きめの水槽にごっちゃにされる事が多い魚たちが色分けされて観察できるという趣向です。
カラフルタンクの隣にはサンゴ大水槽とジャングルタンクと言うアマゾンの生き物が見れる水槽もあります。人食い魚と誤解されがちなピラニア。実はアマゾンの食用魚です。
この先は海獣のエリア。水槽越しに泳いでいる姿を見ることができます。
4月にセイウチの赤ちゃんが生まれたとのことで、セイウチのエリアが大人気です。ちなみに赤ちゃんは水槽の上にいることが多いそうです。一層上がってみると・・・。
上の観覧場所も大人気ゾーンになっています。お尻を向けているときも5分くらい待つと顔を見せてくれます。
カメラ意識の高い海獣が「アゴヒゲアザラシ」。こんな感じで頭を出してくれました。この他にもイルカ、トド、アザラシなど人気者はたくさんいます。
海獣のエリアの先には、深海生物のエリアがあります。ちょっと小さめです。大分県でリュウグウノツカイが取れたことがあるというのは知りませんでした。
他にも、深海といえばの生き物が勢揃いです。
さて、いよいようみたまごの名物施設「あそびーち」に行きましょう。
最初に注意書き・・・。接客心はないそうなので心して行きます。
空調の効いた室内から出るとメガネが曇るほどの湿気・・・。そしてあそびーち・・・。動物は・・・いない・・・。
あまりの暑さに控室のアシカも・・・。ぐったり・・・。これはこれでなかなか見れる光景ではないので楽しめました。
ビーチの対面ではイルカがトレーニング中。トレーニングが終わるとビーチに出てきてくるようなのですが。。。
あそびーちから再び空調の効いた屋内に来るとペンギンが見られます。お触り厳禁です。カメラを向けても愛想はあまり良くないです・・・。あそびーちの注意書きそのままでした。
続いて水族館の人気ショーを見ます。うみたまごでは”ショー”ではなくて”パフォーマンス”という名称で統一されています。
まずは、いくつかの動物が色々見せてくれる「うみたまパフォーマンス」。
今回登場したのはペリカンとセイウチ。
終わった後にはセイウチに触ることができるという催しもあって、こちらは大盛況。
もう一つは”イルカパフォーマンス”。こちらはトレーナーさんの後ろからパフォーマンスが見えるというとっても珍しいアングルが楽しめます。
今回は、トレーナーさんが落水するという大サービス(?)付きでした。
飲食施設
うみたまごの飲食施設も紹介します。
園内の施設の「うみたまカフェ」こちらはフードコート形式の店舗です。
メニューは奇をてらったものはなく、とってもオーソドックスなものです。15時位でも待たないと入れないような大人気です。
もう一つは園外店舗で「オープンレストラン」。こちらは麺類を中心に提供しています。
うみたまラーメンの卵は温泉卵だったというのは内緒です・・・。
物販店舗
お土産などは園外にあるお店を利用します。なので、入場せずにお土産だけ買うということもできます。
出口では回転バーを回して退園します。再入園時はチケットを見せます。
名前はズバリ「うみたまご」という饅頭でしょうかね?こちらイチ推しのようです。スタッフさんのおすすめ品には「Recommendation」のPOPがついています。
そして水族館のお土産としては珍しい「バームクーヘン」。こちらはセイウチの赤ちゃんの誕生記念でしょうか?手に取る人が多いです。セイウチお菓子のRecommendationはカワウソのPOPだったのはご愛嬌・・・。
この他にもオリジナル商品なんかもあります。お土産品は菓子類がお勧めです。大分市も別府市も美味しい菓子屋さんが多いのです。
8年ぶりに来たのですが、我が街も外国人観光客の増加の波が確実に押し寄せているようで、今日も海外の方が結構いました。とんでもなく希少な生き物が多数いるような都市圏の水族館ではありませんが、展示方法に工夫とこだわりが感じられるのが良いところです。
眼の前には高崎山、別府湾と風光明媚な場所なので、大分県にお越しの際は是非お楽しみください。
そして、ここに来ると晩御飯に魚を食べたくなるのは・・・自分だけだろうか??
大分マリーンパレス水族館は、大分県大分市の高崎山下海岸にある水族館である。通称は、うみたまご。1964年に大分生態水族館マリーンパレスとして開館。2004年4月1日にリニューアル開業して、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」となった。
TEL | 097-534-1010 |
住所 | 〒870-0802 大分県大分市大字神崎字ウト3078−22 |
URL | https://www.umitamago.jp/ |
料金 | 大人(高校生以上) 2,600円 小人(小中学生) 1,300円 幼児(4歳以上) 850円 |
営業時間 | 9時00分~17時00分(時期により変動あり、休館日あり) |
アクセス | JR日豊本線 別府駅よりバスで15分 |
地図(GoogleMAP)
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