ちょこっと覗いてみました
No.0147
GAP
(お台場店)
視察日時 2002年10月26日
最近ものをなくすことが多い、特に多いのが筆記具。確かにカバンに入れて置いたはずなのに気が付くとなくなっている・・・。そして今日カバンに入れていたペンが「カラン」と音を立てて落ちた・・・「ん?ん?」・・・そうカバンには大きな穴が開いていました。
と言うわけでカバンを買いに行くことになり、以前このカバンを買ったのと同じお店に向かうことになったのです。目的のお店は「GAP」。思えば3年間よく持ったもんです。
挨拶は「こんにちは!!」でした
GAPが他の店舗と一線を引いている点で一番目立つのがこれです。お店にはいると「いらっしゃいませ」という人はいません。皆さん「こんにちは!!」と言ってくれます。
今回は購入品がはっきりしているのでいいのですが、お台場(アクアシティ)のようにいろんな人が来るところでは、こう挨拶されると入りやすくなりますね。
「いらっしゃいませ」と言われると「なんか買ってけよ!!」と脅されるような気になってしまうもんで・・・。
入口付近は広くしています
まぁ今時GAPのお店を知らない人はいない(少なくとも自分も知っているくらいですから・・・)でしょうが、知名度が低いところだと「なんのお店??」となることもあります。こうしたときに立ち止まってしまうのが入口近くが多いのです。
GAPは入口の周囲はあまり陳列しないで広めのスペースを取ってあるので、どの商品がどのコーナーにあるのか見渡せるんです。これは助かりますね。今日の狙いはもちろんカバンなんですが、以前来たときとは場所が変わっていましたからね。
値札が見えるように陳列しています
お店に入って商品を眺めながらいつも思うことは「いくらかなぁ?」です。GAPの商品を陳列するときに値札が上になるように陳列されています。もちろんその後お客にいじくられることもあるので、一番上の商品は値札が見えないことがありますが、二段目以降はチャンとしています。
手に取らなくても値段がわかる。これって結構重要ですよね。
SALE品はさりげなく
ディスカウントするときの商品の告知はお店によっては「激安!!××円!!」なんてカラフルな手書きのプライスカードなんかを付けることがありますが、あれって「安物」とか「傷物では・・・?」なんてイメージがあります。GAPはこの手の表示はしていません。
「SALE」と書かれたプレートが掲げられたコーナーにまとめられています。しかもこの「SALE」のプレートも服地の色に合わせてあるので、コテコテ感がありません。これはGOODです。
安売りコーナーで物色するときは結構周りの視線が気になりますが、プレートがうまく溶け込んでいるので、「安売りコーナー」に見えないというような工夫があるように見えます。
店員さんは店舗内を回っている
無線機を持った人までいるんですが、とにかく店舗を巡回している人が多いです。客に勧めるわけではないんですが、陳列をなおしたり、補充したり、とにかくよく動いています。ビックリするのが外から戻ってきて天候を報告している店員さんまでいました。
ちなみに店員さんに商品の陳列場所を聞くと、場所に案内してくれて、さらに「売れ筋などご案内しましょうか?」と声をかけてくれます。案内後いきなり商品案内せずに、「いかがですか?」と一呼吸おくあたりはとても良いですね。
レジ対応は早い
人気のショップなので、お客もたくさんいるのでレジはやはり待ちます。見ていてなるほどなのが、服にしても、パンツにしても、そのまま紙バックに入れられるようにたたんであるのです。しかも紙バックも何種類かあってサッキングのスピードがとても速いんです。
なるほど・・・。と思いながら見ていると、「お客さんどうぞ・・・」と声をかけられてしまった。すっかり自分の番が来ていたの忘れてしまったもんで・・・。
「ありがとうございました」+α
商品を袋詰めして、お金を払って、商品を受け取ると「ありがとうございました。またどうぞ!!」と挨拶。思えば3年前に言われた「またどうぞ」で帰ってきてしまったような気もしますし・・・。とにかくリピーターになってしまったことは事実な訳ですから、こうした対応も大事なんですね。
【感想】
商品が良質なことは最低条件ですが、GAPの凄さは店内での対応ですね。「ものを買う」ことよりも「沢山の人に商品を見てもらう」ことを優先して店内対応しています。
ゆっくり見ながら、気に入ったものを買う。付加価値商品を購入させるエッセンス盛りだくさんのGAPでした。